ヒカリ×シンジの可能性を(以下略) 2時限目at EVA
ヒカリ×シンジの可能性を(以下略) 2時限目 - 暇つぶし2ch396:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/06 23:12:50
 と呟いてから、

「何があったかなんて、なにがあったに決まってるじゃない」

 と続けて言った。
 ふーっと長い溜息をつく。
 しかし、ようやく混乱が収まってきたのか、彼女はシンジの顔をまじまじと眺め始めた。
 さっきまでの青白い頬が急速に色を戻し、桃色に変わっていく。
 ゆっくりと彼へ人差し指を伸ばす。
 頬をツンツンとつくと、柔らかい弾力が返ってきた。
 彼の頬に右手全体を当ててみると、体温が掌を伝わって身体に流れ込んでくる。
 その感触をしばし堪能するようにしていてから、両手を戻し、自分の頬に当てた。

「私、碇くんと・・・」

 と彼女が言った時、シンジの眼が開いた。
 うーんと呟きながら、彼は眼を擦ったが、

「な、な、な、どうして委員長が!?」

 と叫び、ベッドから跳ね起き、ヒカリから離れるように後ずさる。
 しかし、ベッドは狭いわけで、シンジはドサッと床に尻餅をついてしまった。
 彼は尻に手を当てながら、

「アイタタ・・・」
「碇くん、大丈夫?」

 とヒカリは心配そうに声を掛けたが、一転して、

「キャッ!」

 と叫び、顔を後ろに向ける。


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