エヴァで801するスレat EVAエヴァで801するスレ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト915:鬼畜ケンスケ 06/07/26 00:49:22 「ワシの所為やろか……」 口に出して初めて、しまったというような顔をする。それもいつものトウジの癖だった。だがそれに 対する友の返事は、いつもとは少しだけ違っていた。 「違うよ、多分ね」 『なんで?』とか『心配性だねえ』とか。普段ならそんな言葉が返ってくるはずのケンスケのその呟きに、 トウジは妙な違和感を覚える。 理由を聞かないということは、その言葉の示す事実に心当たりがあるということ。そしてそれを 真っ向から否定するのも、いつもの彼らしからぬ行動だった。 トウジのそんな視線を感じたのか、ケンスケは少しだけバツの悪そうな顔をして席を立つ。 「どこ行くんや?」 「家に帰る。…トウジも来る?」 トウジの問いに振り返ったその表情は、既にいつもの彼のそれに戻っていた。 916:鬼畜ケンスケ 06/07/26 00:52:25 「おじゃましまー」 彼の家に来るのは初めてのことではない。 家族がめったに帰ってこないこともあって、何かといえばトウジはこの家に招かれ、時には そのまま泊る事もあった。 雑多な彼のコレクションが犇く部屋に通されると、変わらない風景が彼を迎える。 「麦茶でいいよな」 「おう」 いつも通りのもてなし、いつも通りの部屋。 それだけにトウジは先程の彼の言葉の意味を聞きあぐねていた。と、そんな彼の気配を 察したかのように、ケンスケが口を開く。 「多分俺の所為だよ」 意図の読めないその言葉に、トウジはぽかんと彼の顔を眺めてしまう。しかしケンスケは それを気にする風でもなく、そのまま言葉を続けた。 「シンジのコト。先刻言ってたろ」 「あ…ああ。せやけど、何でそう思うんや?」 トウジのその問いに、ケンスケは少しだけ意地悪そうに笑みを浮かべ、逆に彼に問いかけてくる。 「お前だって自分の所為だって言ってただろ?何でだよ」 その言葉にトウジはぐっと言葉に詰まらせると、そのまま黙って俯いてしまった。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch