エヴァで801するスレat EVAエヴァで801するスレ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト854:鬼畜ケンスケ 06/04/13 22:13:09 沈んでいく夕日を見つめながら、シンジはふいに傍らの銃をケンスケに手渡す。それが合図のように、 三人はそのまま楽しかった遊びに終わりを告げた。 「ケンスケありがと。すごく面白かった」 「そやな。たまにはこうして童心に返るのもおもろいわ。また誘ってくれや」 二人の言葉に、ケンスケは酷く嬉しい気持ちと、寂しい気持ちを同時に感じて苦笑いをした。 「ほんで、今日はこのままキャンプか?よっしゃ、ワシの特製カレー味あわせたるから期待しとれよ」 だからトウジのこんな言葉に、ケンスケはほっと胸を撫で下ろす。なんだかこのまま解散してしまうのが、 酷く残念な気がしたから。しかしシンジは少し残念そうに微笑んでそれを遮った。 「あー、ゴメン。僕明日、早くからネルフに行かなきゃいけないんだ。だから帰らなきゃ」 「なんや、ほんなら仕方ないのう」 残念そうにそう呟くトウジに、シンジはごめんね、と呟きながら帰り支度を始める。それから、ふいに 思いついたようにケンスケとトウジに向かって微笑みかけた。 「僕は帰るけど、二人はキャンプ楽しんでて。ごめんねトウジ、急に呼び出して。今日は本当に 面白かった。ありがとう」 それだけ言うと、足早にテントを後にする。 何度も振り返りながら手を振るその姿が夕日に赤く染まって、ぼんやりと消えていくようで。 ケンスケは何故だか急に不安な気持ちになる。 それでも彼にはシンジを止めることが出来なくて、ただじっと彼の後ろ姿を見つめ続けていた。 その時二人は気付けなかった。それが、シンジとの、最後の会話だという事に。 それ以来シンジは学校に来ることも、電話に出ることもなくなって。 だが今の二人には、そんな事を予想できるはずもなく。 ただ漠然とした不安な気持ちを抱えつつ、シンジを染める赤い陽を見つめて、ケンスケはただその 場所で立ち尽くすことしか、出来なかった。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch