エヴァで801するスレat EVAエヴァで801するスレ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト853:鬼畜ケンスケ 06/04/13 22:09:32 「えっらい遠くまで来させるのお。なんや急に」 ぶちぶちと文句を言いながら、トウジが二人の待つテントを訪れる。そういえば彼がここに来るのは 初めての事だった。 トウジは設えられたテントと、彼の荷物を珍しそうにまじまじと探索を始める。そして感心したように 溜息をつくと、ケンスケに向かってにか、と笑った。 「ほー、えらい本格的やないかい。なんやケンスケ。こないな面白そうなことしとるなら、もっと早うに 呼ばんかい」 「でしょ?僕もそう思ったから呼んだんだ。じゃ、始めよっか。ケンスケ、どうしたらいいの?」 二人に促されるまま、ケンスケは自分の所蔵するコレクションの中から、比較的初心者向けの武器を 手渡して説明を始める。珍しそうにしながらもそれを楽しそうな顔で聞き入る二人の姿に、ケンスケは 何だか嬉しくなって、いつしか夢中で説明を続けていた。 「…とまあこんなカンジ。分かった?」 「要するにドンパチやな。よっしゃ、燃えてきたわ!」 「敵がいるってなりきって戦えばいいんだね?言っとくけど経験者だから、上手いよ僕」 シンジの言葉に思わず笑いが巻き起こる。ケンスケは笑いながらも、不思議な気持ちでそれを 見つめていた。 そして心の奥から沸き起こる、嬉しい気持ち。 一人芝居じゃなくて、ちゃんと付き合ってくれる相手がいる楽しみと嬉しさが、ケンスケを自然に 微笑ませていた。 それからしばらく、三人はまるで幼い子供のように草原で走り回っていた。 ちょっと風に揺らされた木を敵に見立てて攻撃したり、巻き上げられた砂塵を敵の攻撃に見たたてて 窪地に避難してみたり。 あちこち転げまわるものだから、三人の衣服はすっかり泥だらけになっていて、それでもそれが また楽しくて。 「小隊長!しっかりしてくださいっ!」 「うう、ワシはもうアカン…けどお前らは…うっ!」 「くっそお!この、このお!」 傍から見ていれば馬鹿馬鹿しいだけの、芝居じみた遊びだ。でもくだらないからこそ面白くて、 隣で共にはしゃいでいる仲間がいるのが嬉しくて。 だから三人は飽きることもせず、夕暮れに辺りが赤く染まるまで夢中で辺りを駆け回っていた。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch