エヴァで801するスレat EVAエヴァで801するスレ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト851:鬼畜ケンスケ 06/04/13 22:05:45 夜が、明ける。 朝靄の中で、ケンスケは外でごそごそしている物音と、鼻を擽るいい匂いに気付いて目を覚ました。 寝ぼけ眼で外に出て見ると、シンジが炭をおこすのに手間取ったのだろう、頬をちょっと黒く汚した 顔で振り向いて微笑んでくる。 それでもちゃんと火はついていて、焚き火の周りにはささやかながら朝食の準備が整えられていた。 「ごめんね、勝手に材料とか使っちゃった。朝ごはん出来てるよ」 朝日に照らされながら、そう言って微笑みかけてくる彼の姿に、昨夜までの思いつめたような表情は 微塵も感じられない。 ケンスケは少し意外な顔をしつつも、シンジに勧められるまま火の前に座り込む。 「お前酷い顔してるよ?鏡みてみろって」 皿を手渡してくるシンジに、ケンスケはからかうようにそう声をかけた。そしてそのまま、彼の頬の煤を、 指で拭ってやる。 「意外に火をおこすのって、難しいね」 はは、と照れくさそうに笑いながらそう答えてくる。そんな姿にケンスケは自然と頬を緩めていた。 何だかあの時ここでシンジに会った時以来の、穏やかな時間だ。ケンスケは不意にあの時の出来事を 思い返す。 転校してきたばかりのシンジが、落ち込んだ様子で何故だかこんな所をふらふらしていたあの時のこと。 ずっと学校に出てこなかった彼に罪悪感を感じていた自分は、迷わず彼を引き止めて、自分のテントに 泊めた。 あの晩共に焚き火を囲んでいたときの彼は、戸惑いながらも少しだけ嬉しそうだった。そして、 ずっとこうして一人遊びをしていた自分も、思わぬ来訪者がきっと、嬉しかった。 だからあの日以来、自分はシンジの事が気にかかって仕方がなかったのだ。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch