エヴァで801するスレat EVAエヴァで801するスレ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト848:名無しが氏んでも代わりはいるもの 06/04/11 01:02:10 一応保守 849:鬼畜ケンスケ 06/04/13 22:01:23 暗闇の中、シンジは一人むくりと身体を起こす。 隣には寝息をたてるケンスケの姿。シンジはその寝顔を見つめながら、軽く溜息をついた。 初めて聞いた、彼の本音。 いつも飄々として、他人にも自らにも深い関心を見せぬケンスケの心の奥に閉ざされていた本音は、 シンジの心を大きく揺さぶっていた。 思えばあの時彼とここで出会ったときにも、シンジは彼に親近感を感じたことを思い出す。 『止めた方がいい。お母さんとか心配するよ』 『俺、そういうのいないからさ。お前と同じだよ』 自分と同じ、母親を知らない彼。 そして今日初めて聞いた、父親への反発心のような、憧憬の様な思いを抱える彼。 まるでもう一人の自分を見ているような、そんな奇妙な感覚にシンジは深い感慨を覚え、再び 溜息をついた。 『バカみたいだな。慰めあってるだけじゃん俺達』 彼の言葉は本当で、だから多分自分はその行為に溺れた。それはきっと、彼も同じだったのかもしれない。 今にも倒れそうなギリギリで踏ん張っていた心が、彼とこうなる事でバランスを崩してしまって。 恐らくどちらかがほんの少し躓くだけで、自分たちはあっさりと倒れてしまうだろう。 シンジはそっと闇の中、彼の寝顔を見つめる。 周囲と当たり障りなく、深く関わらず。そうする事で自分を保っていた彼。 多分初めて、彼が深く関わろうとしてくれたのだろう、自分。 こんな方法しか、本当になかったのだろうか? 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch