エヴァで801するスレat EVAエヴァで801するスレ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト658:612 06/01/23 19:17:39 気がつくとトウジの身体は砂浜に打寄せられていた。何故だか事故で失われたはずの両足も、きれいに 元通りの姿になって。 彼が戸惑いながら辺りを見回すと、遠くに誰かの姿が目に入る。 「…センセ…!」 歓喜に満ちた笑みが浮かぶ。再び出会えた。その喜びはトウジを彼の元へと夢中で走らせていた。 「トウジ…!!!」 シンジが彼の姿に気付いたとき、彼はもうその直ぐ隣まで駆け寄っていた。一瞬、シンジの顔に喜びと 戸惑いの混じったような表情が浮かぶ。トウジはそれに構わず彼に言葉を掛けた。 「センセ、歯ぁ食いしばれや…!」 シンジが返事をする暇もなく、トウジの右手が彼の頬を捉え、そのまま彼の頬に拳を打ち込んでいた。 「悪いな…ワシはセンセを殴らなアカンのや」 その言葉にシンジの表情が暗く沈む。 「そうだよね…僕、トウジに酷い事したもんね…。当たり前だよ」 シンジの言葉にトウジは笑ってぽかりと彼の頭に拳骨を入れる。 「ちゃうわボケぇ!そうやない。センセがあんまりアホやからや」 「………え?」 驚いたように目を見開くシンジに、トウジは再びにっこり笑って彼の目を見つめる。 「あのな。センセが好きになったヤツは、ホンマにセンセが不幸になること、望んだんか?よう思い出せや」 「…………!」 トウジのその言葉に、シンジの肩が震えた。 『生と死は等価値なんだよ、僕にとっては。…そして君は、死ぬべきじゃない』 蘇ってくるカヲルの言葉。それは、多分。 「な、分かったやろ。センセは幸せになってええ。そんな事にも気付かんアホゥは殴らな直らんわ」 笑顔でそう言い放つトウジに、シンジの瞳から涙が零れ落ちた。 それは、カヲルを失ってから初めて流す、彼の心の涙だった。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch