エヴァで801するスレat EVAエヴァで801するスレ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト654:612 06/01/23 19:09:13 「………?」 不審そうに部屋を見回すトウジの目の前が白く光り、いきなり彼の目の前に誰かの姿が現れた。 「……センセ…」 信じられない思いでトウジは彼の名を呼ぶ。 「これは夢か…いや、夢でもええ。センセ…!」 トウジの呟きににこりと微笑む彼は、まごうことなき彼の一番大好きなシンジの笑顔だった。 『ごめんねトウジ。寂しかったんだね。僕も寂しかったよ…。だから僕と…ひとつになろう…』 そう言って両手を広げてくる。トウジにそれを拒否する理由など一つもなかった。 「センセ………」 歓喜の笑みを浮かべ、トウジが彼の身体を抱きしめたその瞬間。 彼の身体はぱしゃり、と音を立てLCLに、溶けた---- 自分が溶けていく。その奇妙な感覚に、トウジは身体を震わせた。 と、自分の中に誰かの心が溶けて混じってゆくのを感じる。それは、頬を染め微笑むシンジの姿。 『カヲルくん、…しないの?』 『ううん…僕も、この方が、いい…』 見知らぬ男の腕の中で幸せそうに微笑むシンジ。それはトウジの心に深い悲しみを与えた。だが、それ以上に 感じるのは、彼の心の流れ。彼の生きてきた時間と、その中で感じた彼の想い。 シンジの心の全てが、トウジの中に流れ込んでくる。 ゲンドウに捨てられ、涙を流す幼いシンジ。 親戚の元で大切に育てられはしたけれど、決して『家族』として受け入れては貰えなかったシンジ。 ネルフで父と再会し、その冷たい態度に心を閉ざしていくシンジ。 父が自分を愛してくれたと歓び、そして再び奈落に落ちていくシンジ。 自分の下から仲間達が消えていく恐怖に震える、シンジ。 寂しさに怖れ、恐怖に苛まれ。戸惑い傷つくシンジの心の全てが、トウジの中に流れ込んできた。そのあまりの 過酷さに、トウジは知らず涙を流す。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch