エヴァで801するスレat EVAエヴァで801するスレ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト635:612 06/01/20 18:06:05 一体どれぐらいの日にちが経ったのか。トウジはあ、と溜息をついた。退院にはまだまだかかりそうで、 正直うんざりする。 シンジがこの病室を訪れる事は、トウジが入院してから一度もなかった。彼の性格からして、この事で きっと彼は自分を責めて深く後悔しているのであろう事は容易に想像できて、トウジは再び深く溜息をつく。 『センセが悪いんやない…ワシの力が足りんかったからや。謝らなアカンのは、ワシの方や。…センセに あんな辛い事させて。…ああ、会いたいなあ。こんな姿見せたら、また哀しい想いさせてまうやろけど、 ワシ、センセに会いたいわ…』 トウジがそう願った瞬間、病室の扉が開き、その奥からおずおずとシンジの姿が現れた。 そして扉を閉めるとかちりと鍵を閉める。だが思ってもなかった彼の来訪に喜ぶトウジは、その事には 全く気付いていない。 「トウジ……」 すまなそうな顔をして目を伏せるシンジに、トウジは嬉しさを隠さぬ声でシンジに微笑んでこう言った。 「センセ、気にするなや!こうなったんはワシが抜けてたからや。それにあの時センセがワシを 傷つけとうない言うてたの、聞こえてたで。せやからセンセは何も悪くないんや!な、もう忘れてくれや!」 シンジはその言葉に虚ろな目で首を振る。その表情にトウジは何か奇妙な感覚を覚え、身体を震わせた。 「トウジは優しいんだね。…分かってたけど。だから、僕はきっとここに来たんだ。誰かに優しくして 欲しかったから…。でも、駄目だよ。トウジ、僕に優しくしちゃ駄目…」 焦点の合わない目でふ、とシンジが微笑む。それからトウジの失われた足を擦りながら、呟いた。 「僕の声が聞こえてたなら、尚更だよ。僕はあの時逃げたんだ…人を傷つけるのが怖くて。僕はあの時、 トウジとちゃんと戦わなきゃいけなかった。戦って、トウジを参号機から救出してあげなきゃいけなかったんだ。 それなのに、逃げた。逃げて…トウジに僕を殺してもらおうとしたんだ。ごめんね…使途に汚染されただけでも 辛かったトウジに、僕はそんな事までさせようとした…!」 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch