エヴァで801するスレat EVAエヴァで801するスレ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト531:469 06/01/08 17:54:15 ここから離れよう。 そうすればもう傷つかなくて済む。 また平和な日々が訪れる。 平和? あの、何もない日々が? 誰からも求められない、誰も自分を見てくれない日々。 それが自分にとっての平和? 『仕方がないじゃないか』 『だって僕はもう、エヴァのパイロットじゃない』 だから、もう誰も自分を見てはくれない。 それでいいの? 知らない。 もう考えたくない。 自分の中で響くこの声は何? どうしてこんなに思い出したくないことばかり聞くの? 『父さんなんて嫌い』 『みんな嫌いだ』 『楽しいことばかり考えて、何がいけないの』 『楽しい事だけして、それで幸せならいいじゃないか』 そうして、友達を壊すの? 違う! あれは僕じゃない! 僕のせいじゃない、父さんがいけないんだ! 父さんのせいでトウジは!!! 532:469 06/01/08 17:55:31 突然、警報が響き渡る。 「使徒…!」 シンジは駅から飛び出した。 もう何も出来ないとわかっているのに、それでも彼はそうぜずにはいられなかった。 そんなシンジに声をかける者がいた。加持リョウジだ。 「シンジ君じゃないか。ここは危ない、こっちだ」 誘われるまま彼についていく。 壊される街。逃げ惑う人々。 煩いほどに鳴り響く警報の音。 彼がエヴァに乗って戦っている間の人々の喧騒をシンジは初めて目の当たりにした。 呆然とそれを見つめるシンジに加持が声をかける。 「君は、大人を知るのが早すぎたんだな」 「………?」 シンジのもつ雰囲気の違いを、加持はいち早く見抜いていた。 おそらく彼がもう『知っている』ことに。 「同情はしないさ。こんな御時世だからな」 そのまま彼を自分の畑まで導いていく。 「君は大人の世界を知った。だから俺は、君に言わなきゃならない」 「…え…」 「君がまだ子供のままでいたいと言うなら、俺にそれを止める権利はないさ。 それでも、君は決めなくてはいけない」 シンジはびくりと身体を竦ませた。 加持は気付いているのだろうか。シンジと父との関係を。 「君には、君しか出来ないことがある。違うか?」 「………!!」 どうしろと言うのか、自分に。だが加持はその答えを否定するかのように続ける。 「決めるのは君自身だ。…自分が、どうしたいのか」 どうしたいのか。 そんなこと、シンジに分かるはずもない。 しかし悩んでいる暇は彼にはなかった。 目の前で苦戦する、零号機と弐号機。一刻の猶予もそこにはなかった。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch