エヴァで801するスレat EVAエヴァで801するスレ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト396:イナバ 05/06/11 03:00:50 シンジが目を開けると、藁の上にひとりだった。身体が拭き浄められ、きちんと服を着せられている。月の位置を見ると、あれからさほど経っていないようだ。 「カヲル君……?」 「なんだい、シンジ君?」 振り返るとミルクを持って立つカヲルがいた。受け取って一口飲む。温かい。 「……ねえ、どうしてあんな……」 ミルクの表面を眺めながら、シンジが尋ねる。 「好きだからだよ、シンジ君のことが」 「だ、だからって……ちょっと強引すぎだよ」 「嫌だったのかい?」 「い……嫌じゃない、けど……」 一瞬、身体の記憶がよみがえり、赤くなって俯く。 「ふふ、少しは素直になってくれたようだね」 だがそれには罪悪感も伴った。 「でもこれって、いけないことじゃ……」 「心配ご無用だよ、シンジ君。君はすでに僕の仲間さ」 397:イナバ 05/06/11 03:03:27 「えっ……?」 驚いて顔を上げると、そこに鏡があった。鏡に映る自分の顔。違和感がある。 「そんな……」 目が、赤い。 頭には、見慣れない二対のモノ。いや、カヲルと同じモノ。 「耳……」 「ではないけれどね。第六の感覚器だよ。ほら」 「は……ぅっ」 カヲルが触れると、そこはぴくりと揺れた。 「満月に好き合う相手と結ばれると僕らの仲間に出来る。これは僕ら月人の習性……」 「な、何言って……」 「かぐや姫だよ。月から君を見つけて夢中で見ていたら、地上に堕ちてしまってね」 「そんな話……」 「お迎えが来るまで、僕ら二人の生活を楽しもうじゃないか」 「う、嘘だ、嘘だっ! ……僕は、僕は人間だよっ!」 一つ叫んで、シンジは小屋を飛びだした。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch