新聞雑誌でアニメ・オタク特集が載ったら集まるスレat ASALOON
新聞雑誌でアニメ・オタク特集が載ったら集まるスレ - 暇つぶし2ch519:メロン名無しさん
06/08/01 21:27:27 0
URLリンク(www.shuwasystem.co.jp)
『かわいい女の子フィギュアを作ろう!』 秀和システム

著者: いわた 定価: 2,520円(本体 2,400円) ISBNコード: 4-7980-1213-0
初版発売日: 2005/12/17 判型: B5変 色数: オールカラー ページ数: 224

マニアの究極のアイテムであるフィギュア!
本書は一切の組み立てキットを使わず、普通の道具と家庭にある材料で、初心者でもゼロの状態から
理想のフィギュアを作りだす「フルスクラッチ」の方法をやさしく解説した書籍です。
ファンド(石粉粘土)を使ったフィギュア造形は決して難しいものではありません。
あなたも理想のキャラクターをフルスクラッチしましょう!

序章 フィギュアを作る準備
1章 女の子の躰を作る
2章 かわいくドレスアップ
3章 キレイに仕上げよう
Appendix さらなる向上をめざして

520:メロン名無しさん
06/08/01 21:35:15 0
URLリンク(www.bk1.co.jp)
『コスプレに恋して! カリスマコスプレイヤーのなりきり大図鑑』(MARBLE BOOKS)

まーぶるぶっくす編集部編
税込価格 : \1,890 (本体 : \1,800)
出版 : マーブルトロン
サイズ : B5変形 / 94p
ISBN : 4-12-390129-8
発行年月 : 2006.7

コスプレとは、キャラへの愛情×自己表現!
国内そして海外からも注目を集める日本のお宝文化「コスプレ」。
本書は国内で人気のあるカリスマレイヤー14人の写真集です。
衣装はもちろん、彼女たちの入魂の手作り。
14人のインタビューと、コスプレ用語集などコスプレにまつわる
読み物も収録。寝ても覚めてもコスプレが好きな現役レイヤー
美女たちの今をフレッシュパックし、現代のコスプレイヤーの意気込みを
一冊にまとめたおしゃれでかわいい、全く新しいコスプレ写真集の登場です。

521:メロン名無しさん
06/08/02 12:07:18 3mYrFvpA0
 

522:メロン名無しさん
06/08/02 18:00:54 0
読売新聞 2006年7月31日 (月)
「BL」で直木賞受賞作を深読み

『まほろ駅前多田便利軒』(文芸春秋)で直木賞に決まった三浦しをんさんが、
受賞会見で「少女漫画とか、ボーイズラブ小説が好き」と発言していた。
「ボーイズラブ(BL)」という言葉がてらいなく堂々と出たことにいささか驚いたが、
この言葉、実は今回の受賞作を深読みするための裏キーワードかもしれない。

 BLとは、要するに「女性のための、男同士の恋愛を描いた小説、漫画」の総称で、
源流は1970年代末の同人誌あたりまでさかのぼる。90年代以後、専門誌やレー
ベルの増加と共に、出版界にひそやかな、だが確固たるジャンル市場を築いている。

 BLは少女漫画の発展型と言えるが、ではなぜ「男同士の恋愛」なのかは、あまり
きちんと説明されたことがない。当の女性読者たち(よく“腐女子(ふじょし)”と自称
する)が、あまり語りたがらないからだ。

 三浦さんは“日陰の花”であるBLを、意識して一般小説に昇華しようとしている作家だ。
その例の一つが『月魚』(角川文庫)で、『まほろ―』も、その流れの上にあると考えるのは、
的はずれではないはずだ。

 三浦さんのBL観は、「小説ウィングス」(新書館)2006年冬号での、漫画家・よしながふみ
さんとの対談でわかる。その中で二人は〈今の男女のあり方について、無意識的に居心地の
悪さを感じている人〉が、少女漫画に飽きたらず、BLに向かうと指摘している。男女の恋愛関係には、
それ自体に女性を抑圧するものがあり、女性たちは、男同士の恋愛というファンタジーを読むことで、
ある種の癒やしを得ているというのだ。

 念のため言うが、『まほろ―』の便利屋コンビ、多田と行天(ぎょうてん)の関係は特にBL的ではない。
だが、ケンカを繰り返しながら、しだいに疑似家族のようになっていく男二人の間には、非常に繊細かつ
優しい感情が流れている。もし行天が女性だったら、こうした微妙さは表現できなかったのではないか。

 「制度的家族」に強い違和感を持つ三浦さんは、「そこからこぼれ落ちるような、新しい人間関係」を
描きたいと語る。多田と行天のような、純粋に対等な人間としてのつながりが、現実の男女間でなか
なか長続きしないのはなぜか。痛快エンターテインメントである『まほろ―』は、深いところで
そう問いかけているようにも感じられる。(石田汗太)


URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

523:メロン名無しさん
06/08/02 21:14:06 0
>>518
毎日新聞 2006年7月31日(月)夕刊10面 (地方版には掲載無い場合あり)
まち:池袋・歓楽街/1 美少年だけの甘美な世界

 流行のファッションで身を飾った若者でにぎわうサンシャイン通りを抜け、首都高速の高架をくぐると雰囲気が変わる。
東京・池袋東口。アニメ関連の専門店が通りに並び、リュックを背負った女性たちが店を渡り歩く。黒髪を後ろで束ね、
紙袋を持っている。「乙女ロード」。いつからか、そう呼ばれるようになった。
 田中麗子さん(26)もその一人。店から出ると、後ろめたさで小走りになる。店に並ぶのは男性同士の恋愛を扱う
「ボーイズラブ」(BL)と呼ばれる漫画で、登場するのは美少年ばかり。男たちの恋に女は介在しない。
 田中さんは男女の恋愛を描いたものには興味がない。「そんなのは展開が読めるし、実生活で経験もしている。
あえて疑似体験する必要はない」
 BLに出合ったのは中学生のころだ。知らない世界に胸がときめいた。高校は男子生徒が圧倒的に多い進学校。
成績は優秀だったが、「女の子はそこまで勉強ができなくてもいい」と教師に言われた。その言葉がとげのように心に刺さり、
今もうずく。美少年ばかりで女が存在しないBLの甘美な世界に酔い、のめり込んだ。
 有名女子大を卒業後、専門紙に記者として採用された。ますます男社会の風当たりの強さを味わった。取材に歩きながら、
時間を見つけてはアニメ専門店に足を運ぶ。
 「恋もファッションもBLもみんな大事。BLは私にとってエステみたいなもの。読めば肌もきれいになる気がする」。
25万円の給料のうち、BL関連につぎ込むのは5万円。「アニメ好きの女は男に相手にされない、と思われるかもしれないけれど、
そんな人たちと一緒にされたくない」。涼しい微笑を浮かべた。
<文・永井大介/写真・平田明浩>=つづく

(写真説明)=BL

524:メロン名無しさん
06/08/02 21:16:32 0
読売新聞 2006年7月19日(水)東京朝刊17面
(連載)[性の風景2006](7)男性キャラに「萌え」

◆生身のオトコは「面倒」
 東京・池袋には、「乙女ロード」と呼ばれる場所がある。ヤオイ好きの女性たちが多く集うことで最近知られるようになった。
ヤオイとは、漫画やアニメで男性キャラクター同士の恋愛関係やセックスを描いた作品のこと。
 「自分って、ちょっとヘンかなあって思うことがあるんです」
 乙女ロード近くで出会った東京都内のアルバイト、カナエさん(20、仮名)は突然“告白”した。作品を見ては性的興奮を覚えるのだという。
 ヤオイは女性の作者が女性のために描いており、一部に熱心なファンがいる。
 都内の大学に通うケイコさん(23、仮名)もファン。年に2回開かれる、こうした同人誌の漫画を売買するコミックマーケットには
必ず足を運ぶ。
 「1年半付き合っている男性はいます。彼と一緒にいる時はそれなりに楽しいと感じます。でも『彼』か『ヤオイ』か、どちらを
選ぶかって言われたら、どうかな……」
 現実の恋愛もするが、それとは別に仮想世界のキャラクターに性愛を感じる―というのが彼女たちに共通する気分のようだ。
ただ、彼女たちの中には、現実の恋愛やその先のセックスを考えると面倒さが先に立ってしまうと感じる人もいる。
 都内在住のアルバイト、レイコさん(21、仮名)は「生身の男性と交際するのは、相手に合わせて音楽とかファッションとか、
話題を探さなければならないでしょ。それって大変そう。ましてセックスまで考えるとね……」と話す。
現実の恋愛に少し二の足を踏むのだ。
 漫画やアニメのキャラクターに性的な魅力を感じる「萌え」という言葉がある。登場したのは1990年前後とされるが、当初は男性が
美少女キャラクターなどにこの言葉を使うのが一般的だった。今ではそれが、ヤオイなどの男性キャラクターに女性が抱く感情としても
語られ出した。
 精神科医でオタク現象に詳しい斎藤環さんは「仮想世界のキャラクターへ萌えの感情を持ち、ある程度の性的な満足感を得始めると、
現実の恋愛やセックスは消極的になる傾向がある」と指摘する。
 仮想世界の性愛に慣れてしまうと、「面倒で手間のかかる」現実世界のそれを求める気持ちが薄れてくる。「性愛に限らず、体験自体
にも仮想体験だけで満足した気になる若者が、男女を問わず増えている。仮想世界の『感動』や『快楽』なのに、現実以上に体験した
気持ちになってはいまいか」と斎藤さんは話している。
 
写真=男性キャラクターに夢中になることがある女性。「現実の恋愛は、ちょっと面倒かも」(東京・池袋で)

525:メロン名無しさん
06/08/02 21:19:01 0
産経新聞 2006年3月29日(水)大阪朝刊15面
【MONOサピエンス 藤本 憲一】乙女ロード 社会から解放された女たち

 「コスプレ衣装取扱中」という看板を掲げた写真の店は、マニアックな男性客に、裏通りで中古衣料を売るような、アヤしい店ではない。
女性客向けの健全店で、陽の当たる大通りで開店している。
 ただし扱っている商品は、多少「濃い」。「セーラームーン」コスプレ衣装のほか、店内にはフィギュア・コミック・キャラクター・
食玩が、所狭しと並ぶ。いわば「総合オタク・ショップ」、それも女性向けの専門店である。
 この手の店が、東京・池袋サンシャインシティ付近に軒を連ねる一帯は、「乙女ロード」と呼ばれる「女オタクのメッカ」。
知る人ぞ知る存在で、徒歩圏内の立教大学生は知っていた。が、ホテルのコンシェルジュも、タクシー運転手も、「聞いたことない!」
という、オタク心がない人には、無縁のスポットだ。
 よく「オタクって男だろ?」「女オタクなんているの?」と問われるが、実際には、世にあふれている。たとえば、秋葉原や日本橋を
象徴する、メイドカフェ。客として通うのは男だが、アルバイトのメイド店員も、時給目当てというより「コスプレ萌え」
「メイドごっこ萌え」を究めたいという、いっぱしの女オタクだ。
 では、こうした女オタク発生の背景を分析してみよう。
 ニュータイプの女オタクと、従来の衣装好き、いわゆる「着だおれ」女性とでは、どこが違うのだろうか?それは、女性文化としての
「ファッション文法」に支配されているか、どうかだ。
 従来、女性の自由が乏しかった家父長制の下では、人形趣味と衣装嗜好だけが、「女のたしなみ」として世間からお目こぼしされた。
女たちも「ハマっていいのは、服・アクセサリー・宝石まで」という枠内で自主規制してきた。要は、「キレイな服という牢獄」に、
女は囚われてきた。
 ところが、今や女は、男の視線などモノともせず、社会が押しつける「ファッション文法」に囚われなくなった。コギャルの
「ガングロ」「ルーズソックス」も、女子高生の極端に短いスカートも、大阪のオバチャンの豹柄も、女オタクのコスプレも、
女自身の百%自己満足行為であり、「男の視線なんて無視!」という、世の中に向けた示威行動である。「かわいい~!」という
黄色い嬌声で偽装されているので、多少わかりづらいが…。
 すでに男オタクの主張は、世間から白眼視されるオタク嗜好を理論武装した、本田透の美学的マニフェスト『電波男』(三才ブックス、
二〇〇五年)に言挙げされている。すなわち、リアルな女を無視して、アニメやアイドル、フィギュアに走る行為を、「女の視線から
自由になり、異性にモテたい煩悩から脱する」解放運動として、肯定しているのだ。
 だとすると、メイドカフェの女店員と男客は、期せずして「オタク解放統一戦線」と呼ぶべき、目に見えない奇妙な連帯の絆で結ばれている。
少なくとも女店員と男客は、モテたい一心で「ホストクラブ」「キャバクラ」に大金を捨てる男女よりは、はるかに洗練した社交スタイルを
確立しつつある。(まあ、恋愛成就率の低さは、五十歩百歩だろうか?)
 二十一世紀の二大美学原理、「萌え」Vs「モテ」のバトルの決着がつくには、まだしばらく時間がかかりそうだ。
(武庫川女子大学情報メディア学科助教授)=おわり

【写真説明】 東京・池袋の「乙女ロード」と呼ばれる一帯にあるショップの一つ

526:メロン名無しさん
06/08/02 21:19:52 0
産経新聞 2006年3月21日(火)東京朝刊19面
【ランキング・ネット】都内地名 ネット検索キーワード

 四月からの新生活に向けて上京する人も多いなか、インフォシークの「都内地名ランキング」(三月七-十三日)によると、
トップを取ったのは歌舞伎町やゴールデン街といった“眠らない街”を抱える新宿。ライバルともいえる渋谷は二位だった。
三位は買い物から画廊などの文化スポットまで、まさに“銀ブラ”が似合う銀座。歓送迎会の時期でもあり、集合に便利さを
反映しているのかもしれない。
 四位は雑然としたなかに、下町の雰囲気も漂う池袋。フードテーマパークや「乙女ロード」で女性客を集めている。
五位の秋葉原は「東京アニメセンター」もオープン、「家電」から「萌え」の街に“脱皮”した。上位の街を見ると、
「新宿鮫」(大沢在昌著)、「池袋ウエストゲートパーク」(石田衣良著)といった人気作品のタイトルになっていたり、
作家や文化人に愛された銀座、「電車男」(中野独人著)でオタクの影響が色濃い秋葉原と、どこか文学とのつながりも感じられる。
六位の吉祥寺、八位の八王子といった“郊外組”に、“ヒルズ”を抱える先端スポットの六本木、表参道が及ばなかったのは、
やや意外な印象もある。
                   ◇
※インフォシーク(URLリンク(www.infoseek.co.jp))集計。右端の数字は1位を100とした場合の比率(%)。小数点以下は四捨五入

527:メロン名無しさん
06/08/02 21:30:15 0
東京新聞朝刊 2006年2月8日(水)32面
TOKYO発 萌えるオタクツアー 世界から参加者 『本場』めぐり熱狂 『メード』にどぎまぎ

 「アニメパラダイスへ行こう」とうたう米国発のツアーが大盛況だ。「天国」とは、もちろん東京の“オタク”スポット。
厳しく冷え込んだ七日、秋葉原や池袋、新宿のアニメスタジオなどを巡り、憧れの聖地「TOKYO」に熱狂するオタクツアーに同行した。
 「東京新聞が取材に来ているから、米国の代表者であることを忘れないように!」
 東京・品川のホテルを出発したバスの中で、ガイドのアイザック・ルーさんが二十二人のツアー参加者に冗談を飛ばした。
車内からすかさず応酬の一言。
 「オタク代表だけどね」
 「ポップ・ジャパン・トラベル」と題したツアーは二〇〇三年四月に始まり、これが十一回目。旅行会社エイチ・アイ・エスの
ロサンゼルス支店と米国のアニメグッズ通販会社デジタル・マンガが主催する。過去には豪州などから、今回もカナダの参加者がいた。
五泊七日で浅草なども訪れるが、主目的がこの日の「オタク文化」の本場巡りだ。
 原宿
 午前十時すぎで、人けの少ない竹下通りを通過し表参道へ。ファッションの街でも何人かが古書店「ブック・オフ」に吸い込まれていく。
 「遊戯王のCDはない?」と、棚を丹念に探しながら聞くのは、ボルティモアから初参加したスティーブ・タッカーさん(25)。
「将来は日本に住みたいと考えているよ」と話す。電話交換手の仕事で旅費をためたという。バスで見入っていた週刊少年ジャンプを
見せながら「今は漫画『ブリーチ』が気に入っている」とも。千円のCDを見つけ「ここは安い。地元なら四倍の値段だ」と夢中になっていた。
 ゴンゾ
 参加者が楽しみにしていたのが、新宿区のアニメ制作会社「ゴンゾ」の見学。日本アニメが大好きというカナダのジョージィ・ミルバーン
さん(12)は「すごく面白い。アニメの作り方がよく分かったわ」とパソコンでキャラクターに動きを付ける制作過程に目を輝かせた。
 学校を休んで父親と参加。友達と話題になるアニメやマンガの国に「どうしても行きたい」とねだって、父親も「学校ではできない
体験と思って」と押し切られた。
 人気作を多く手がける同社だけに「ミーナはビデオになる?」などマニアックな質問も殺到。ミーナとは、同社制作のテレビドラマ
「電車男」のオープニングアニメに登場するキャラクターだ。参加者は皆、なぜか「電車男」に詳しかった。
 池袋
 「やおい」を愛する女性陣がいたことから、予定になかった池袋も追加された。「やおい」は少年愛を題材にしたマンガや小説のこと。
こうした女性向けコミックや同人誌を扱う店舗が多いサンシャインシティ周辺は近年“乙女ロード”と呼ばれている。
 カリフォルニアの大学で美術を学ぶリディア・リチャードソンさん(24)は、お目当てのマンガの絵の看板を見つけ「あれ見て!」と
友人に教えた。「イラストの勉強をしていて『YAOI』の絵とストーリーが大好き。日本のマンガの仕事をしたい」と言う。
十年払いの学生ローンを組んで参加したほどの熱心さだ。
 秋葉原
 最後はやはりここ。買い物に散る中で、一部は「メード喫茶」に挑んだ。飛び込みで入った「ロイヤルミルク」で、メード姿の
店員たちを前に、参加者たちは緊張がありあり。コーヒーに入れる砂糖の数を聞かれてどぎまぎしたり、店員と写真を撮りたいと
頼んで最低十五回来店しないと撮れないシステムと知らされ、がっくりしたり…。
 すっかり定着したツアーにはリピーターも。四回目の参加というエミリー・フォンタナさん(22)は日本のポップカルチャーの
魅力について「アメコミなどにはないストーリー」と語る。趣味が高じて半年前、地元フロリダでアニメグッズの店を開いた。
売れ行きは上々で、店舗を拡大する計画という。今回はリサーチも兼ねた旅。西海岸に比べ、日系人が少ない東海岸のフロリダでも
「昨年ぐらいからマンガブームが起こっている」といい、日本のポップカルチャー市場の東海岸での拡大も見込む。
 全米を席巻する「日本文化」の広まりは、彼の地で“天国”を夢見る若者も増殖させている。

 文・古田秀陽、中山洋子/写真・池田千恵子、市川和宏、藤原進一/紙面構成・佐藤重範


※中日新聞夕刊 2006年2月28日(火)3面にもほぼ同内容の記事あり
TOKYO発 米国版オタク 萌え~ アキバ 池袋… “聖地”へ続々ツアー

528:メロン名無しさん
06/08/02 21:31:38 0
信濃毎日新聞 2006年2月22日(水)朝刊23面
怪しいTV欄=女性は大切なお客さま(町山広美)

 最近頻繁に流れているドコモのテレビ電話のCMに、「AKB48」というアイドル予備軍の集団が出演しています。秋葉原につくられた劇場に
毎日出演中のこの集団は、秋元康がプロデュースしているそうで、八〇年代を通過した人なら誰もが「おニャン子」を思い出すところ。
 秋葉原で催されるアイドル関連のイベントのおもな客層は三十代、四十代と言われますから、「おニャン子」から「モーニング娘。」
そして「AKB48」とファンは平行移動しているだけで、人数としては実際はたいして増えていないのかもしれません。
 アイドルを愛する人に限定すれば増加は少ないとしても、そういう人たちを含めた、いわゆる「オタク」に分類される人たちの数は増え、
テレビでもなじみの存在。バラエティーでは彼らを個性的な素人出演者、いわば珍獣的な存在として扱うことがもはや珍しくもありません。
でも、それは男性の場合。女性は、どうでしょうか。
 男性においての秋葉原にあたる、池袋の乙女ロードと名づけられた地域が知名度を増しつつあり、テレビが女性のオタクを取り上げる
例も徐々に出てきました。先日も、TBS・SBCの女性向け情報番組「知っとこ!」が乙女ロードに着目し、やってくる女性たちの最大の
お目当ては、男性同士の恋愛を扱った、「ボーイズラブ」と呼ばれるジャンルのマンガであることなどを紹介しました。
 番組は、乙女ロードなどに集う女性に対して好意的。男性のように、珍獣扱いはしません。他の番組でも同じでしょう。もちろんそれは、
女性はか弱い存在なのだから笑いものにしてはいけない、などという配慮からではありません。
 テレビにとって、大切なお客さんだからです。「ボーイズラブ」までは極めずとも、見目麗しい男性タレントに熱中する、三十代に
なっても十代の男性アイドルにときめく。男性であればオタクと断じられるような嗜好や、行動パターンを持つ女性たちこそが、
今やテレビ界の顧客。大切なお客さまをけなしたり、不快にさせるわけにはいきません。
 男性のオタクの皆さんにしてみれば納得のいかない不公平でしょうが、この状況に当分、変化はないと思われます。(放送作家)

529:メロン名無しさん
06/08/02 21:36:00 0
日経流通新聞MJ 2006年7月7日(金)18面
芸術起業論、村上隆著―村上隆流ブランド構築術(身につく読書) >>517

 村上隆氏がどうして世界的に活躍するアーティストになったのか。その秘密を自ら解き明かす。
 「ビジネスセンス、マネジメントセンスがなければ芸術制作を続けることができない」。世界で羽ばたくには販売戦略が不可欠で、
日本の芸術家はその点に無頓着すぎると強調する。
 その要素として第一に掲げるのが、言葉の力だ。西洋で評価されるのは、美しさでも素材のよさでもなく、美術史の中での独創性にある。
作品を見せただけでは伝わらず、作品の位置付けを言葉で説明して初めて理解してもらえると言う。
 海外で盛況を博した展覧会の「スーパーフラット」や「リトルボーイ」もこうした発想から誕生。キャッチコピーだけでなく関連文書の
翻訳にも投資を惜しまず、訳者の人選にかなり気をつけているそうだ。作品を客観的に表現するため、顧客ニーズの把握や歴史の調査も
怠らない。
 芸術作品を題材にしたマーケティングの本とも言える。世界でブランドをどのように確立していけばよいか示唆に富む指摘が多い。
文化関連ビジネスに携わる人だけでなく、海外で成功を目指す小売業者や消費財メーカーにも一読をすすめたい。(幻冬舎、一六八〇円)



読売新聞 2006年7月16日(日)東京朝刊13面
「芸術起業論」村上隆著 カラクリ明かす哀しさ

◇評者・高橋秀実(ノンフィクション作家)
 表紙は著者の顔面アップ写真。アーティスト村上隆がこちらを見ている。睨んでいるような、人を蔑んでいるような。これもひとつの
アートなのだろうか。
 読んでみると、内容は荒々しいタッチのビジネス論である。何しろ、「絵画は紙や布に絵の具を乗せた痕跡です。痕跡自体に
価値なんてありません」と言い切っているのだ。
 彼によれば、作品の価値は市場で生まれる。世界の中心はアメリカで、そこでは金持ちたちが「何十万ドルでこの作品を買った俺って、
おもしろいヤツだろう?」などと自慢話のネタとして使える作品が高値で取引されるらしい。作品性より話題性。「才能よりサブタイトル」。
彼がオタク文化を作品化して成功(オークションで1作品が1億円で落札)したのも、原爆や敗戦と結び付け、「こういう土壌から発生
していますよ」と話題にしやすい「文脈」を提示したからだという。「会社の業績が悪かろうがよかろうが株価さえあがればいいという
投資家の本音のように、作品の価値とは実体のない虚構から生まれるものなのです」
 この不届き者!
 原爆被害を誇らしげに利用する無神経さに私は憤りを感じたが、それもまた話題性に加担してしまうというカラクリ。彼の理想は
「賛否両論」なのである。受け入れられてしまうと、「『もうみんなが知ってしまった』という地点に来た後には、どうすればいいのか」と
「怖さ」を覚えるらしい。そして新人アーティスト育成についての文脈では、「周囲におもねった瞬間から、作品は鮮度が落ちる」と
叱咤して、自ら賛否両論するのだった。
 芸事は秘すれば花だが、明かせば醒める。アーティストの成功物語というより、マーケティング的発想の限界を示した書。
表紙の顔写真も、「凡才とあきらめざるをえないぼく」の哀しみの表情に見えてきた。(幻冬舎 1600円) 
      ◇
◇むらかみ・たかし=1962年、東京都生まれ。現代美術家。
写真=表紙装丁

530:メロン名無しさん
06/08/02 21:36:58 0
朝日新聞 2006年7月20日(木)朝刊32面
「芸術にはお金や戦略必要」 村上隆さん『芸術起業論』出版 >>517

 芸術は、金もうけの手段なのか。美術家の村上隆さんが先月出した『芸術起業論』(幻冬舎)は題名からして過激だ。
マンガやアニメを思わせる作風で世界を席巻、今年5月には、海外のオークションで絵画が約114万ドル(約1億3千万円、手数料含む)で
落札された。経営する有限会社「カイカイキキ」の本拠も、埼玉県朝霞市から大使館が立ち並ぶ東京・元麻布に移転したばかり。
あえて「悪役」を演じているように見える美術家の思いとは―。(西田健作)
 「今の日本の芸術って、貧乏で、頭悪くって、ろくでなしの人間のざれ言にしかなっていない。お金持ってる人たちの投資の対象に
なるものを作るにはお金が必要なのに、美大の先生は生徒にコスト感覚を捨てさせてきた」
 話し出すと止まらない。著書では、ニューヨークで成功した手の内を惜しげもなくさらす。「芸術には、世界基準の戦略が必要である」
「徹夜なんて、努力のうちに入りません」。目次だけでもはらはらさせる内容で、単なる成功者の自伝とはひと味違う。
 「手塚治虫や石ノ森章太郎もマンガの描き方の本を出している。後に続く人に自分と同じつらい思いをさせるのではなく、
これを土台に次のステップに行って欲しいので」
 「サティアン」とやゆされたプレハブ小屋から10日に引っ越してきた本拠は、六本木にも近く、とりわけ外国人が目立つ地区だ。
 ビルの地下と2~3階の約1200平方メートルを全面改装。白木のフローリングに白い壁と、超モダンなオフィスだ。
地下は、会員制ギャラリースペースとなる。
 「全然、成功とかいう感覚ないんですよね。この場所にしたのも、外国人が集まる場所なので、日本から世界へと発信できるから」
 移転のために数億円の借金を抱えた。怒りをエネルギーに走り続けてきた。
 「目次に『芸術家の成長には、怒りが不可欠』とあるけど、僕は不幸の星の下に生まれたと思ってますよ。怒りは無くて済むなら
その方がいいもん」「作品に対する誠意は自作を見てくれれば一目瞭然。それには揺るぎない自信があるんで」
 最近はアニメ制作に夢中だという。「美術は仕事と割り切れるんだけど、アニメだとすごい勢いで何も見えなくなるんですよ。
相場の10倍以上のお金をかけたりして」。新オフィスにはアニメ・スタジオも作った。
 あとがきに「私は芸術を生業とすることに誇りを感じており、後ろめたさ等、万分の一もなく―」と記す。走ることをやめられない、
作家の業を感じさせる本だ。税別1600円。

【写真説明】埼玉県朝霞市から、東京・元麻布の新オフィスに引っ越したばかりの村上隆さん



毎日新聞 2006年7月30日(日)朝刊11面
今週の本棚・新刊:『芸術起業論』=村上隆・著(幻冬舎・1680円)

 著者は、アニメなど日本のサブカルチャーに発想を得て絵画や立体を手がける現代美術家。作品が米国のオークションで1億円超で
落札されるなど文字通りの「勝ち組」だ。人気作品の誕生の経緯などを通して、芸術が高く売れる秘訣を説いた。「自分勝手な自由からは
無責任な作品しか生まれない」「金銭を賭けるに足る物語がなければ芸術作品は売れない」など、挑発的な言葉が並ぶ。
 芸術をビジネスととらえた一冊のため、純粋なアート好きには違和感も残るが、「欧米の美術の歴史に文脈をつくるなら、徹底的な
学習が必要」「成功したいという情熱よりも、『怒り』こそが表現をつくる」という主張は、日本の若い世代に欠けているのも事実だろう。
著者の真剣勝負の姿勢が伝わってくる。(け)

531:メロン名無しさん
06/08/02 21:42:16 0
URLリンク(www.ohtabooks.com)
『オタク in USA 愛と誤解のAnime輸入史』 >>457
パトリック・マシアス著 出版:太田出版 定価:1,480円+ 税 サイズ:46判/280p ISBN:4-7783-1002-0 発行:2006年08月09日

現在、全米で爆発中の日本製オタク・カルチャー。その知られざる現地裏事情を奥の奥まで大公開。アメリカは萌えているか?
★『セーラームーン』はポルノもどきと弾劾されて打ち切られたがファンの署名で復活!
★日本直輸入の同人誌即売会にアメリカ女性400人が殺到!!
★「ビジュアル・ケイ」は「アニメみたいなルックスのバンド」という意味で英単語になっていた!
★『百獣王ゴライオン』がギャングスタ・ラッパーたちに崇拝されてるYO!
★『ウルトラセブン』は英語版ではコメディに吹き替えられた!
★『キカイダー』はハワイ限定で大人気だった!
★『宇宙戦艦ヤマト』から大和魂が骨抜きに!
★低迷するアメリカ出版業界を救う日本製少女マンガ・ブーム、その性描写の過激化はいつ米国の表現規制と衝突するか?
★「萌え」を理解しようとするアメリカ人の前に立ちふさがるチャイルドポルノの恐怖!
★リン・ミンメイでアメリカ人、初めて「萌え」を知ってカルチャーショック!・・他

カバーの折り返し
世界のオタクたちが日本のオタク文化とファースト・コンタクトするきっかけはそれぞれ違うけれど、根っこの部分には
共通するものがあると思う。彼らはみんな、生まれてからずっと自分をとりまく環境、支配的な文化からの脱出を日本製の
ファンタジーに求めたんだ。21世紀、アメリカのオタク・ブームは『AKIRA』のネオ・トーキョーみたいに爆発した。
その実態を君たちに伝えるのが僕の使命だ。

目次
第1章 吹き荒れるオタク旋風
第2章 USAオタクの少年期
第3章 Animeは英語になった
第4章 アメリマンガの世界
第5章 USAオタク列伝

Amazon URLリンク(www.amazon.co.jp)
版元ドットコム URLリンク(www.hanmoto.com)

532:もりそん
06/08/03 17:32:14 ECBIRCXC0
ところで、2ちゃんねるに書き込んだり、スレッド立てれば、後から書いた
本人や、立てたやつに請求書が来ると聞いたが、本当ですか?
ちなみに、これは図書館のパソコンから打ってます。


533:メロン名無しさん
06/08/03 19:02:54 0
夏だねぇ。

534:メロン名無しさん
06/08/03 20:11:35 0
URLリンク(www.techdoc.jp)
『メイド喫茶制服コレクション』
版型 A5版 136ページ 版元 竹書房 ISBN 4-8124-2847-5 価格 1,800円+税

秋葉原オール43店舗のかわいいメイド服を完全収録

今やお嬢様のご帰宅も多いメイド喫茶。
この本はメイド喫茶&リフレ店の服(コスチューム)の図鑑です。
店舗ガイド、デザイン資料、写真集とてして、使い方いろいろ。

昨年大好評いただいた『メイドカフェ制服図鑑』を大幅リニューアル!
いまだにテーマパークの人気アトラクションのように、入店待ちの行列を作るメイド喫茶の魅力を満載しました!

2006年8月4日発売予定!!コミケ前に買ってアキバに行こう!

参考:『メイドカフェ制服図鑑』 URLリンク(www.takeshobo.co.jp)

535:メロン名無しさん
06/08/03 22:06:14 0
読売ITmediaニュース 2006年8月2日(水)
「世界コスプレサミット」開幕、11カ国・22人がナンバーワン目指す

 テレビ愛知は、世界のコスプレイヤーを集めて開くイベント「世界コスプレサミット 2006」を、8月5日と6日に名古屋市内で開く。
日本や中国、ブラジルなど11カ国から、予選を勝ち抜いた22人が参加。コスプレの世界ナンバーワンを決める。
 コスプレサミットは2003年、ドイツ、フランス、イタリアの3カ国から5人が参加して始まった。2004年は前年の3カ国に米国からの
参加者を加えた4カ国8人、2005年はさらにスペイン、中国、日本を加えた7カ国から40人が参加し、名古屋の電気街・大須でパレード
したほか、愛知万博の会場でチャンピオンシップ大会を開いた。
 4回目となる今年は、ドイツ、スペイン、イタリア、フランス、中国、シンガポール、タイ、ブラジルの8カ国から1組ずつと、
日本から3組出場する。5日に大須でパレードを行い、6日にチャンピオンシップ大会を開催。優勝者を決める。
 審査には、漫画家の永井豪さん、コスプレに詳しいコラムニストの牛島えっさいさん、アニメソング歌手のきただにひろしさん
などが参加する。外務省と国土交通省の後援を得ており、外務大臣賞も贈られる予定だ。
 ブラザー工業やJOYSOUND、グッドウィル、NTTドコモのDCMXが協賛しているほか、ルフトハンザドイツ航空や全日空も協力し、
入賞者に商品(航空券やアニメグッズなど)を提供する。

写真=コスプレが大人気という中国からは、ニ・ジャティンさん(23歳、学生)とユ・シンハオさん(21歳、学生)が最遊記の衣装で参加
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

536:メロン名無しさん
06/08/03 22:47:10 0
読売新聞 2006年8月2日(水)夕刊 ◇Pop Style
[ALL ABOUT]冲方丁

 作家の冲方丁さんが原作を手がけるアニメ「シュヴァリエ」が、19日からWOWOWで放送されます。
今回は、漫画、小説でもそれぞれ独自の世界を繰り広げる「メディアミックス」という手法が採られます。
現代のメディア状況と作家のあり方について、漫画家の西島大介さんと語り合ってもらいました。(後略)


[ALL ABOUT]シュヴァリエ
 「シュヴァリエ」 フランス語で「騎士」の意味。実在した美貌の天才騎士、デオン・ド・ボーモンの生涯を、
フランスを起点としてヨーロッパ全土を舞台に描く。何者かに姉のリアを殺されたデオンは、パリを騒がす
女性の連続失踪事件と関連があると考え、仲間と捜査を続けるが--。
 アニメは「イノセンス」などで知られるプロダクションI・Gが制作、WOWOWで今月19日から放送(土曜後7:00~)。
漫画は「月刊マガジンZ」(講談社)で連載中、単行本2巻まで。小説は日経BP社から今月下旬に刊行される予定。

537:メロン名無しさん
06/08/03 23:54:20 0
読売新聞 2006年8月2日(水)夕刊 トレンド館 よみうり堂
[本田透のキャラ読み!] 戦国武将の“信長萌え”様々

 今月取り上げる小説は「織田信長は、実は女だった!」という『女信長』(佐藤賢一著、毎日新聞社)です。
 言われてみれば史書に登場する信長は「痩身で色白、髭は少なく、声はカン高い」という明らかに男性ホルモン不足気味の武将。
しかし、そこから「実は女だった!」というのはさすがに無茶な気がしますが、歴史小説の分野では「上杉謙信は、実は女だった!」
とか「沖田総司は、実はBカップだった!」といった「英雄が実は女性説」モノが昔からあるんです。最近のアニメでは「アーサー王は、
実は女だった!」という、イギリス人が聞いたらひっくり返りそうな奇説も登場しています。
 織田家は美男美女の家系で、お市は絶世の美女でした。従って、本作の女信長も超美人。名だたる有名武将たちが次々と「信長萌え」
に転んでいくのです。しかもその萌え方は各人各様、様々な「男」のバリエーションを眺望できます。
 例えば剛健な柴田勝家は実は30歳過ぎるまで童貞を守ってきた女性恐怖症で、信長に迫られると目に涙を溜めて狼狽します。
浅井長政は男性ホルモン過剰の典型的な体育会出身男子で、年上の信長を「年増の商売女めっ」と虐げ続け、最後は信長を裏切ります。
明智光秀は生真面目なインテリの苦労人で、年を経た女性の魅力を真に理解できる「大人の男」。もちろん羽柴秀吉は信長を陥れて
自分の側室にしようとする(が、ブ男なので当然フラれる)成り上がりの好色漢です。
 しかし信長に誰よりも萌えていた武将は、信長の幼なじみだった徳川家康。晩年になってなお、若き日の信長を「凛とした美少女
でしたぞ」とのろけ、「あれが初恋であった」と述懐します。
 なぜ家康は家臣でもないのに常に信長に下僕のように付き従い、どんな無理難題を押しつけられても絶対に信長を裏切らなかったのか?
そうです。徳川家康は70年以上前の間、心の中だけで密かに信長に萌えていたのです。萌えて忍んで培った忍耐が彼に天下を取らせた
というわけなのです。 (作家)

538:メロン名無しさん
06/08/04 20:12:51 0
>>187
朝日新聞 [掲載]2006年04月02日
クール・ジャパン [著]杉山知之 [評者]梶山寿子(ジャーナリスト)

 マンガやアニメといった日本のポップ・カルチャーが、「クール・ジャパン」として注目されて久しい。
「鉄腕アトム」がアメリカで放送されてから四十数年。今や「オタク」という言葉も国際語になった。
 本書は日本文化が持つ強みとコンテンツ産業の明るい未来を説く。「ガンダム」に影響を受けたデザインの車など、日本のマンガや
アニメが、思わぬ形で国内外に浸透していることに驚く読者もいるだろう。「オタク」を自認する人は、勇気付けられるかもしれない。
 著者によれば、出版、放送、映画、ゲームといった産業がデジタル化によって統合され、通信、家電、自動車などの異業種と
結びつくことで、今までにない巨大なビジネス・チャンスが生まれるという。
 この新産業が「日本を、新しい次元へと牽引(けんいん)する」と、なんとも勇ましいが、この分野を取材した経験から言うと、
アニメの場合、業界が抱える構造的な問題は根深い。著者はコンテンツ業界の人材育成機関、デジタルハリウッドの学校長なのだから、
経営センスを持つプロデューサーの不足など、解決すべき課題にも、もう少し踏み込んでほしかった。
 バラ色の明日が現実のものとなるためには、本書にもあるように、優秀なプログラマーの育成も急務だ。大学院で物理学を修めた人が
CGアニメを作る。それが当たり前になれば、ハリウッドも恐るるに足りず、と言えそうだ。
URLリンク(book.asahi.com)

539:メロン名無しさん
06/08/04 20:14:59 0
日経産業新聞 2006年8月4日(金)1面
ガンダム、150センチ・35キロの模型―バンダイ、35万円で発売。

 バンダイは三日、「機動戦士ガンダム」の大型組み立てキットを十二月に発売すると発表した。テレビアニメで設定する大きさの
十二分の一の寸法で全高は約百五十センチメートル、重量は約三十五キログラム。メーカー希望小売価格は三十五万円で、今年度中に
一千個の販売を見込む。
 発売する「ハイパーハイブリッドモデル 1/12 RX-78-2 ガンダム」は約二百六十種類の部品で構成し、接着剤を使わず付属の
専用工具で四時間程度で組み立てられるという。キットは玩具店のほかインターネットでも販売する。
 頭や腰、肩、ひじ、指など十四カ所が可動。付属品にはライフルやサーベル、盾などの武器もある。本体にはスピーカーや発光
ダイオード(LED)を内蔵。リモコン操作で武器使用音や歩行音など十五種類の音も発する。
【図・写真】4時間で組み立てられる


毎日新聞 2006年8月4日(金)朝刊8面
バンダイ:高さ1.5メートルのガンダム 30~40代の男性狙い、35万円

 バンダイは3日、人気アニメ「機動戦士ガンダム」の主役「ガンダム」のフィギュア=写真=を、12月16日から1000体、限定販売する
と発表した。79年にテレビ放映が始まった当初の“ファーストガンダム”で、当時の中心的ファン層だった30~40代の男性をターゲット
としている。
 高さは1メートル50センチで、アニメで設定されたガンダム(18メートル)の12分の1のサイズ。両手に取り外し可能なライフルと盾
(シールド)を握っており、頭や肩、指など計14カ所を動かせる。リモコンで機動音や爆発音、ライフルの発射音などを鳴らすこともできる。
 希望小売価格は35万円(税込み)。問い合わせは同社お客様相談センター(電話04・7146・0371)。【宇田川恵】



産経新聞 2006年8月4日(金)東京朝刊9面 1.5メートルのガンダム バンダイ、組み立てキット
URLリンク(www.sankei.co.jp)


FujiSankei Business i. 2006年8月4日(金)1面 「ガンダム」35万円キット バンダイが12月16日発売
URLリンク(www.business-i.jp)


読売新聞 2006年8月3日(木) 身長150cmガンダム、部品260・組み立て4時間
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)


東京新聞 2006年8月3日(木) ガンダムの大型模型発売 バンダイ、35万円で
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)


ニッカンスポーツ 2006年8月3日(木) 35万円ガンダム大型模型発売
URLリンク(www.nikkansports.com)


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