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新聞雑誌でアニメ・オタク特集が載ったら集まるスレ - 暇つぶし2ch386:メロン名無しさん
06/06/10 19:46:47 0
読売新聞 2006年6月8日(木)東京朝刊6面 国際

中国、日本アニメに賛否 「文化侵略、対抗を」VS「面白ければいい」

◆外交に利用…日本政府への声は冷たく
 日本の漫画、アニメの人気を利用して新たな文化外交を進めようとする日本外務省の方針を巡り、中国のマスコミや
インターネット上で、対日警戒論や、日本作品ボイコットをあおる声が次々に出ている。だが、もう一つの強い声もある。
大勢のファンが、日本の漫画、アニメを擁護しているのだ。(北京 杉山祐之)
 
 「これはもう芸術です」
 中年の中国人男性が、北京にも出回るようになった日本の美少女フィギュアを評して、きっぱり言った。アニメ、
ゲームキャラクターを中心に集めているという。男性は、自ら「御宅族(ユーチャイズー)(おたく)」と名乗った。
 1980年代から日本漫画が入った中国では、40代以下の多くが、ほとんど時差なく流れ込む日本の漫画、アニメを
生活の一部にしている。「御宅族」も生まれた。昨年の反日デモなど歴史を巡る日中間の摩擦が高まった時も、漫画、
アニメが、「日本作品」であることを理由に糾弾されることはほとんどなかった。
 ところが、4月下旬、日本の新外交方針が伝えられると、“聖域”で火の手が次々に上がった。
 「中国国防報」紙は先月、「麻生(外相)の“アニメ漫画外交”の裏にあるのは何か」という論文を大きく掲載。
新方針の発案者である麻生外相について、「小泉首相の靖国神社参拝を言いつくろい、歴史をわい曲する発言をしている」
などと決めつけ、日本漫画、アニメの「誤った歴史観」に青少年が「毒される」ことに警鐘を鳴らした。
 国際問題専門紙「環球時報」は今月、1ページ特集を組み、「日本漫画が、次の世代を誤った方向に導かないよう警戒
しなければならない」との論文を載せた。
 民族主義的感情を発散する場になりがちなネット掲示板でも、「日本の漫画、アニメをボイコットすべきか」という挑発的な
問いかけが次々に発せられた。「文化侵略に対抗せよ!」「断固抗日!」「日本を消滅させよ」と応じる書き込みがある。

 しかし、今回は、決して「反日」一色ではない。「やめとけ」「日本の漫画、世界一だ」「ボイコットなんて、ゴミの発想だ」
「面白ければいい」「国産アニメ、見られるかよ」―反ボイコットの声が連なる。
 「なるべく日本の製品は買わないようにしている。でも、アニメはいい。子供のころから日本のアニメで育ってきたんだ」
という書き込みもあった。
 昨年の反日デモ以降、社会的騒ぎを警戒する中国当局はネット監視を強めている。「ボイコット運動」が盛り上がりにくい
環境にあるのは確かだ。
 だが、反ボイコットの声を上げているのも、普通のファンと見られる。中国の有名掲示板ではよく、当局者らしい者が、
「『愛国無罪』は、法治国家の中国では許されない」など、教育的、警告的な書き込みをしているが、それとは明らかに違う。
全体を通して、「いいものは見たい」(掲示板書き込み)という明快な主張がある。
 もっとも、日本漫画、アニメ支持があふれる中で、それらを外交に使おうとする日本政府への声は冷たい。
 宮崎駿監督作品の大ファンという北京の20代女性は、「政治は、漫画やアニメの世界には関係ない」と突き放した言い方をした。
 
〈日本の文化外交〉
 世界中で人気を博している日本の漫画やアニメ、音楽などのソフトパワーを活用して、日本の存在感を高めようとする日本の新外交。
外務省が今年4月に打ち出した。海外の若手漫画家を対象にした国際漫画賞の創設や、日本のアニメ作家を「アニメ文化大使」に認定し、
世界中で作品を上映することなどを検討中。歴史問題などをめぐって中国や韓国で悪化している対日イメージの改善も狙っている。
 
写真=北京の街角の売店はほとんど日本のアニメ本や漫画を置いている(杉山祐之撮影)


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