06/12/15 02:33:15 EQx2Q1ND
傀儡廻しはきっと、
独りで自由に、自分の正義を信じて対テロ活動を行った少佐が生み出した、
もう一人の自分。
9課という組織の中での活動を窮屈に感じて飛び出したが、
結局、制約の無い個人的な活動が、独善的な正義を振り回すことになること、
そして、独りよがりな正義をなすコシキを生んだことに気づいている。
救済センターに乗り込む前、トグサとバトーが意見をぶつけ合った。
少佐はそれを聞いて少し笑っている。
ここが、すごく大切なシーンだと思う。
少佐は、自分の信じる正義とその実現方法も、
他人が信じるそれらと戦わせる事なくしては、
それが最善であることを確認することはできないし、
独善を為そうとするムネイ議員と同じになってしまうことを理解したのだ。
だから、少佐は9課に帰ってきたのだ、と思う。
少数精鋭も、ある程度の人数が必要なのではなかろうか。