06/11/16 22:31:27 vkqDR82x
「あら、ご丁寧に。はじめまして、鈴宮ハルヒと申します。
いつもお姉さんにはお世話になってます。今日はお招きもあって遊びにきました。
ルリちゃんね、聞いてた通りかわいいわね」
「はじめまして。わたしがアスカよ。ファース・・・、レイとは同級生で同僚よ。
姉が遊びに行くと言うから付いてきたの。大勢で押しかけてごめんね」
・・・聞いてたのと全然ちがう
その思いが顔に出たのか、二人が訝しげな表情をするので慌てて言い繕う。
「あ、いえ。姉に聞いてたのと全然違うのから・・・」
二人は顔を見合わせると、豪快に笑った。
「じゃあ、いつも通りいかせて貰うわ。
有希ったら、いったいどういう風にわたしの事を話してるのかしら?
「レイもね。まあ締め上げて聞き出しましょう」
なにやら物騒な事を言いつつ、ハルヒさんは右手に持ってた包みを、『お土産よ』と
わたしに渡すと、お礼を言う間もなくずんずんとあがって行った。