06/07/18 22:15:11 xeJZK7EI
ふと思いついた、>>332犬ネタを借りるぜ?
三姉妹と犬と三兄弟。
ルリが暴れる犬の世話を焼いているとアキトが訪ねてきた。
アキト「こんにちわ、ルリちゃん」
ルリ「あ、アキトさん。こんにちわ」
ルリの元から犬が逃げ出しアキトの元へ走っていく。
ルリ「…あ」
アキト「わ、なんだコイツ?」
アキトの足下にじゃれつき始める子犬。
アキト「アハハ、結構人なつっこい奴だな」
ルリ「…………」
アキトと犬を黙って見つめているルリ。
アキト「あれ? ルリちゃんどうしたの?」
ルリ「…………何でもありません」
キョンが道を歩いていると、通りの向こうから有希が歩いてくる。
キョン「よお、長門。妙な場所で会うな」
かすかに頷く有希。
キョン「ん? そいつはおまえの犬か?
有希「…そう。今は散歩中」
犬をしげしげと眺めるキョン。
そのキョンを眺めて数秒考える有希。
有希「…なでてみる?」
キョン「良いのか?」
有希「いい」
キョンが犬の身体を触り始める。犬は気持ちが良いのか腹を見せて転がり始めた。
戯れる犬とキョンを黙って眺めている有希。
しばらくするとキョンは犬の前に手を差し出しためしに言ってみた。
キョン「お手」
その手を不思議そうに眺めている犬。するとその手にポンっと軽い重みがかかる。
キョン「あーっと。長門、今のは別におまえに言った訳じゃないぞ?」
その言葉に有希は短く答えた。
有希「…………わん」
レイが犬を連れて散歩していると、シンジが歩いてきた。
レイ「…………碇君?」
シンジ「綾波? こんなところで…」
犬「ワンッ! ワンッ! ワンッ!」
シンジ「う、うわ
急にシンジに吠え始める犬。それにかまわず話続けるレイ。
レイ「…散歩」
犬「うー、ワンワンワンワンワンッ!」
完全にビビって腰が引けてるシンジ。
レイ「さわる?」
犬「ガルルルルルルルルーッ!」
シンジ「や、止めておくよ。それじゃあ綾波、またね」
シンジ逃走。