06/04/19 23:29:46 QD1Fwu0j
カオス氏きたーー!
401:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/20 01:57:36 SixDrlpP
>>396
書くの遅ええぇぇぇぇぇぇ!!w
いや、なかなかダークで良かったです。
402:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/20 02:00:25 kKXmqUWd
やりようによってはもっと屈辱的なことできたと思うのは俺だけ?
なんか煮え切らない。
403:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/20 19:59:35 y0+a0V5U
虐待スレではないんだしそこまで過剰な虐待にこだわらなくても
どっちかっていうとただの鬱話って分類だろうしな
404:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/20 20:22:07 vvC6sdAm
真紅達がスタンド使いになる話が見たい。
ジュンが通販でスタンドの矢を買ったとかそんな設定で
405:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/20 23:37:19 ZavDCDhJ
カオス氏はうちの嫁。
406:カオス・メイデン
06/04/21 00:25:27 44lRf+21
>>397->>405
屋上
抱擁
>>402
HAHAHA!ヘィ、ブラザー!
何も言わなくていいぜ!お前の言いたいことはよく分かるぜ!
ってことであの話の後日談ってことで、翠に屈辱を与えるぜ!
URLリンク(kanaria.ddo.jp)
p.sこれ描いてるとき、鉛筆が一本折れたんで80円送金ヨロ。
407:デュード ◆rKKpoidTWY
06/04/21 00:26:22 As0J/MpZ
ヘッヘッヘ、虐待スレ荒らされてやがるぜ!
この雰囲気じゃあそこに投下しても意味なさそうだからここはいっちょ!
蒼星石虐待でも書くぜい!
408:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/21 01:15:24 4UIWVTBc
久々のデュード期待
409:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/21 02:26:33 16w6EyuW
>>406
鉛筆折れたってどんだけ筆圧強いんだよ!
410:デュード ◆rKKpoidTWY
06/04/21 02:33:54 As0J/MpZ
きましたきました!デュード様の蒼星石虐待ィ!
ちなみに今回の蒼星石はアニメ版だよ!
デュードの家、トレーラーハウスから喧しい騒音が聞こえてくる。
「どうだぁ?蒼星石ぃ」
蒼星石は天井から吊るされた鎖に縛られ動くことが出来ないでいた。
「うぅ、こんなことをしてどうするつもりだ!」
「テメエの生意気な姉じゃ飽きちまってさ。次は従順なやつをブチのめそうと思ってな。ほら、俺って何も出来ないクズ殺すの得意だし」
「僕を殺すつもりなのか!」
デュードからは返事は返ってこない。代わりに薄気味悪い笑みを浮かべた。
その表情から、彼は明らかに自分を殺すつもりだというのが理解できた。
「っく!レンピカ!」
人工精霊の名を呼ぶが現れる気配は無い。
「レンピカ?」
「ああ、あの奇妙な光ね。あれ土の中に埋めたから」
「そんな!返してよ!」
「うるせえんだよカスが!」
困った顔をして強請る蒼星石。そんな顔を見ると無性にイライラするデュードであった。
「テメエの姉が俺様からどんな仕打ちを受けたのか知ってるだろ?それを今から体で覚えさせてやるぜ!」
すかさず釘バットを取り出し、翠星石の腹に一発ブチかます。
「っげあ!」
さらにバットを構え
「まだ真で捉えてないぜ!俺様のバッティングはタイ・カッブ並のミートと!」
衝撃で声も出ない蒼星石の顔面に向かってバットの真芯でインパクト。
「ベーブ・ルース並のパワーがあるんだぜ!」
バットで叩きつけられ鈍い音がすると、インパクト時の衝撃で鎖が引き千切れ、蒼星石は壁に吹っ飛んで叩きつけれた。
デュードはバッドの先を蒼星石に突きつけ、ベーブ・ルースのホームラン宣言のような構えをした。
「ナーイスバッティーング!こいつは飛んだぜ!」
「もう、止めてよ・・・」
苦しそうな顔をして助けを請う蒼星石のその顔を見ると、余計に壊したくてたまらないという衝動に駆り立てられるデュード。
「そんな顔するなよ。余計に殴りたくなっちゃうぜ!」
横たわる蒼星石に向かって釘バットで殴打しまくる。
蒼星石は小さな悲鳴を上げながら、必死に耐えた。
411:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/21 02:55:39 0s1aRtbD
また書きながら貼ってるのかよ
412:デュード ◆rKKpoidTWY
06/04/21 03:03:55 As0J/MpZ
十分経ってもデュードの執拗な暴力行為は止まらない。
「ヘッヘッヘ!こいつはすげえ楽しいぜ!」
容赦ないバットでの攻撃は、蒼星石の体を壊していく。
顔面は何度も叩かれ、右目が飛び出しかけている。
「はあはあ、少し疲れたな。休憩だ。パイプ吸わなくちゃ」
デュードは腰を下ろし、パイプを吹かして一服する。
「ふう、労働の後のこいつはたまんねぇぜ」
デュードが気持ちよさそうな顔をする一方で、蒼星石は体を痙攣させながら飛び出しかけた右目でデュードの方を見ていた。
「どうして・・・こんな酷いことを・・・」
「ああ?気持ち悪ぃんだよそんな目玉出しやがって。引っ込めろ!」
デュードは蒼星石の飛び出した右目に向かってキックした。
彼女の目玉は奥へ引っ込むと同時にグシャリと音を立てて潰れた。
「あああぁぁぁぁああ!目がぁ!目が痛いよぉおおお!!!」
「片目だけじゃ不似合いだ。両目とも潰さないとな」
デュードは蒼星石の目の前でコンクリートハンマーの刃先を回転して見せた。
「嫌だ!やめてよ!そんなのを入れられたら潰れちゃうよ!」
そこでデュードは、少し悩んだ。
このまま両目とも潰すのもつまらねえな。うーん、よしあれを見せてやるか。
「それもそうだな。とりあえずこいつは何だと思う?」
デュードが持ち出したのはローゼンメイデンのドールが眠るものと全く同じ鞄。
「それは!僕達の眠る鞄!どうするつもりなんだ!」
「聞いて驚くなよ?こいつの中では翠星石が眠っている。ぐっすりと夢を見ているところだ。さて俺はこいつをどうすると思う?」
鞄を置くと、デュードは日本刀を振り上げ、今にも鞄を真っ二つに切り捨てようとしていた。
「待って!そんなことやめてよ!どうして翠星石が!」
「さあな。だがこいつではいろいろと遊ばせて貰ったぜ。起き上がれないほどブチのめしたり、バラしたり、陵辱したり・・・」
「やめて!そんな話聞きたくない!」
「ほう。それじゃ本題に入ろうか。お前の答えようによってはこいつをしばらく生かしてやってもいい」
「本当?」
「まだ話の途中だろうが!口答えすんな!」
デュードは蒼星石の腹に蹴りを入れた。
「その方法ってのは、お前が死んで翠星石が死ぬか、その逆かだ。さあ選べよ。時間は三十秒だ」
あまりに極端な選択権。蒼星石は即座に答えを出すことができなかった。
「そんな・・・条件が悪すぎる・・・」
「いいか?お前に与えられるのは俺が下したことから選ぶことだけだ。それ以外に意思表示をする権限はねえ。そんな価値のあるやつはここにはいねえんだよ」
翠星石のことも大事だが、自分を先に殺せとは言えない。
ならばなんとかこの状況を打破しなければ・・・そう考えるが、自分よりも数倍頭のキレるデュードから逃れる良い案はどうやっても思いつかない。
考えれば考えるほど短い時間は過ぎていく。蒼星石の頭は破裂しそうだった。
「タイムアウト!じゃあ翠星石は殺すぜ!」
デュードは刀を振り上げる。
「あ!待って!やめて!やっぱり僕を!」
だがもう遅かった。刀は振り下ろされ、翠星石は鞄ごと真っ二つにされた。
「うわあああああ!!!翠星石ぃ!」
目の前で蒼星石を真っ二つにされ、放心状態になった蒼星石にデュードは一通の手紙を見せた。
「こいつはたびたびお前に対して手紙を書いていたみたいだぜ」
「す、翠星石が?」
「ああ。だがテメエみたいなゴミクズには読ませる価値もねえ」
そう言ってデュードはその手紙を開封せずに破り捨てた。
「ひどい」
「言ったろ?てめえに決定権はねえ!すべては俺様が握ってるんだよ!」
413:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/21 14:23:02 F0aLLJRS
>>404
ジュン「何々?数万年前に落下した隕石から作られた呪いの矢・・・・。」
「いい・・・これは久々に大物の予感!買いだな」
・
・
・
承太郎「ジジイが念写した写真に写っている家と同じ・・・間違いない、矢はここにあるようだぜ。」
完
414:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/21 16:26:18 g8SV3592
ふと呪いの人形デーポを思い出した…
415:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/21 19:32:44 F0aLLJRS
>>413 続き
その矢は、鈍いようで鋭く、軽いようで重く、淡いようで濃い。そんな『奇妙』な矢だった
真紅「ちょっとジュン!さっきから紅茶を注いで来いとあれほど・・・あら?その矢は・・・」
翠「さっきから何をやってるですか?くんくん探偵が始まるですよ?」
蒼「変わった箱に入っているね」
ジュン「通販で買ったんだ。知ってるのか?」
真紅「いえ、でもその矢尻に掘られている薔薇の彫刻・・・とても綺麗だわ」
ジュン「薔薇?そんな彫刻どこにも・・・何かおかしな物が掘られてはいるけど」
雛「あーっ!うにゅうの絵なのー!すごいのーっ」
翠「雛苺、ついに頭がおかしくなったですか?翠星石にはチビ人間そっくりなマヌケそうな男の絵が見えるですぅ」
蒼「僕には、色々な草花の彫刻に見えるよ」
ジュン「皆、まったく別の物が見えている・・・どういうことだ!?」
真紅「ジュン、ちょっとその矢を貸してみなさい!」
雛「雛も欲しいのーっ!」
翠「翠星石によこしやがれですぅ!」
蒼「危ないよ、みんな!あっ・・・」
矢はまるで鰻のようにジュンの手をすり抜けると、真紅の唇を軽くかすめ床に刺さった。
真紅「痛っ」
ジュン「おい!大丈夫か!?」
真紅「ええ・・・このくらいの傷ならホーリエで・・・ホーリエ!」
・・・
翠「ホーリエが」
蒼「いない?」
雛「なの」
真紅「ちょっとホーリエ!?どこなの、返事をしなさい」
「ここです真紅様。」
机には真紅より2まわりは小さいであろう少女が、PCのマウスの上にちょこんと座っていた。
ジュン「お前は・・・誰・・・だ?」
ホーリエ「私はホーリエ。真紅様にお仕えする人工精霊。いえ・・・今は霊波紋と言ったほうがいいでしょうか」
つまんね。今度こそ完
416:デュード ◆rKKpoidTWY
06/04/21 23:38:19 As0J/MpZ
>>412
「あっはっはははっははは!死ねやコラァ!オラアァ!」
蒼星石の体をスレッジで殴り、潰していく。
両手両足は完全に潰された。
「最後はヘッドショット!」
そして最後に頭を潰し彼の仕事は終わった
The End
417:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/22 00:35:04 G7Ij14cl
その5行を書くために20時間かけたというのかデュード
418:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/22 10:14:59 EuUDzh8E
>>415
さりげなく翠に萌えた
419:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/22 21:52:13 G7Ij14cl
>>415
でも続きは見たい
420:デュード ◆rKKpoidTWY
06/04/22 23:03:54 X0hFeGAH
「デュードさん、あなたに人形虐待の疑いで逮捕状が出ています。連行願います。」
警察がこんな田舎に何のようだと話を聞いてみれば、人形虐待などという疑わしい犯罪を犯したという理由での逮捕通告だった。
「はあ?ちょっと待て、人形虐待で逮捕なんていつの間に法律改正したんだ?俺が寝てる間にどれだけ時間が経っちまったか知らねえが、エイプリルフールはとっくに過ぎてるんだし嘘もほどほどにしとけよ」
デュードはジョーク混じりにからかってみたが、警官は表情一つ変える気配は無い。
「嘘ではありません。とにかく来てください」
警官はデュードの腕を掴み、無理矢理家から引きずり出そうとした。
「おい!ナニ握ったきたねえ手で俺の腕に触れるんじゃねえ!」
怒ったデュードは警官の腕をマシエトで叩き切った。
警官は悲鳴を上げて倒れこみ、切断された腕を押さえてひいひい言っている。
そこへ追い討ちをかけるようにデュードは彼の首を切断し、蹴り飛ばした。
「一丁あがりぃ!今日は殺すにはいい日だぜ。おっと、死体焼却も忘れないようにしねえとな」
死体を家の裏に蹴りながら運んでいき、ガソリンを振り撒き、火の着いたマッチを投下。
鮮やかな色の炎を上げて燃え上がる。
「こいつはいい焼肉だぜ。へっへっへ」
燃え上がる死体を見て気分が高まっている時、翠星石は家の隅からそれをこっそり覗いていた。
「っち。ですぅ」
翠星石の舌打ちにデュードの敏感な耳は気づいた。
「あん?おいクズ!出てきやがれ!」
デュードの怒鳴り声に驚いた翠星石はすぐに家の中へ駆け込もうとするが、長いスカートに躓き転んでしまった。
「いたた・・・挫いてしまったですぅ」
そこへデュードの迫る足音。
翠星石が振り返ればそこには彼がマシエトを持って立っていた。
「俺様に対して舌打ちするとはいい度胸じゃねえか。何企んでやがったのか知らねえが、吐くまでジワジワと甚振らせてもらうぜ」
翠星石はデュードの脅しに対して屈することなく、彼を睨み返した。
「なんだその態度は?自分の立場を理解してないようだな!」デュードは翠星石の腹に回し蹴りを喰らわせた。
「げふぉ!」翠星石は木に叩きつけられ、デュードの足と挟まれた状態になった。
「こ、こんなことをしてタダじゃ済まさんですよ・・・デュード」と苦し紛れに翠星石は言った。
「強情なクズだな。なら仕方ねえ。とは言っても最初からこうするシナリオだったけど」
笑いながらデュードは言った。
デュードは翠星石の体を持ち上げ、ロープで胴体と手を縛った。
「な、何をするつもりですか!さっさと解くですぅ!」
「今のてめえはただのクズだ。意見する権利なんてないぜ」
その言葉に翠星石はカチンと来た
「何様のつもりですかぁ?さっさと解いてこんなことはやめやがれですぅ!」
「るせえな!偉そうに吠えるんじゃねえ!」
グダグダと五月蝿い翠星石にキレたデュードは、彼女の顎に蹴り上げた。
翠星石は勢いよく中で三六〇度回転し、頭から落下した。
421:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/23 01:05:10 xghLeW/X
デュードおもろいよ。さっき読んだしぐさわけーいち
の作品よりも笑えるや。
422:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/23 02:10:55 q9MiGU90
>>415 又続き書いてみる。SSなんて書いたこと無いからつまらなかったらごめん
よかったら誰か続き書いてくれ
話は少し飛んで3日後・・・
のり「ジュン君、真紅ちゃんの様子はどうだった?」
ジュン「あぁ、熱も下がったし昨日よりだいぶ良くなったみたいだ」
蒼「そう、よかった・・・あのあと急に倒れたからびっくりしたよ」
のり「それと・・・ホーリエちゃんも心配よぉ、もう3日も真紅ちゃんに付きっきりで看病してるんだもの」
ジュン「ああ・・・」
承太郎「さて、話を戻そうか。スタンドについての説明はだいたいは理解できたはずだ」
身の丈5尺はありそうな大男が窮屈そうにイスに座っている、ドール達と対比するとまるでアリと人間だ。
雛「うゆ~、難しすぎてわかんないのぉ・・・」
翠「翠星石にも何がなんだかさっぱりですぅ・・・」
ジュン「いまでもまだ信じられないけどな・・・あんな物が存在するなんて」
承太郎「やれやれ、俺には生きる人形のほうがよっぽど信じがたいんだが」
ジュン「そして、あの矢がその『スタンド』を生み出す力を持っている、か」
承太郎「うむ、あの矢は数あるスタンドの矢の中でも特別でな、ウツボカズラと言う植物を知っているか?」
蒼「ウツボカズラ・・・ウツボカズラ科の多年生の食虫直物、葉の先端に瓶形の袋を下垂、中に消化液を貯え、口元から蜜を分泌することで虫を誘い出し、液中に落ちた昆虫などを捕食する(参考:広辞苑)」
承太郎「そう、まさしくあの矢はそれだ。相手が最も興味や好意を持っているものを矢尻に幻覚として映し出し、近付いた者から攻撃(捕食)する。」
ジュン「なるほど、どうりで皆見えてるものが違うわけだ」
雛「雛にはうにゅうが見えたのー!」
翠「・・・・・」
ジュン「翠星石は何が見えていたんだっ・・」
ガブッ
ジュン「痛ってえ・・・・いきなり何すんだこの性悪人形~ッ」
翠「う、うるせーです!翠星石はチ、チビ人間になんかには鼻っから興味なんて無いのです!」
蒼「でも、僕ならおじいさんや翠星石、真紅ならくんくん探偵やジュン君が見えていてもおかしくないはずじゃあ?」
承太郎「奴は賢い。おそらくは古びた矢にそんな物が掘られていたら君たち2人は違和感を感じると思ったんだろうな」
「そして、刺された者の大多数は死に、生き残った者には力を与える。しかし、どうして刺されていない君たちにもスタンド能力が発現したかは分からん」
蒼「きっと・・・ローザミスティカが関係しているんだと思う。あれは元々7つで1つの物。1つのローザミスティカに何らかの影響が及ばされれば、他のドール達もその影響を受ける。そして、水銀灯達もおそらく・・・」
ジュン「そ、そうか!すごいぞ蒼星石」
雛「蒼星石あたまいいのーっ!くんくん探偵みたいなの」
翠「さっすがは翠星石の妹、翠も鼻が高いですぅ」
蒼「て、照れるなぁ・・・」
蒼星石は直感で理解した。この力はいままで以上に辛い戦いを引き起こす物になるだろうと。
ウツボカズラ(学名 Nepenthes )の語原はギリシャ語でne(無い)penthos(憂い)から由来する。
蒼「(憂いを消す、か。たとえ甘い誘惑と判っていてもこの憂いが消しされるなら僕は・・・。)」
423:デュード ◆rKKpoidTWY
06/04/23 02:56:33 iu2/QKQR
>>420
「ぎゃう!」と声を上げて落下する翠星石。
「中身が空っぽだから軽い軽い。宙返りも楽勝だぜ」
「な!さっきから失礼なこと言い過ぎじゃないですかぁ!?」
翠星石は顔を真っ赤にして怒った。
デュードは翠星石を蹴り倒し、踏みつけにする。
「これでも俺は抑えてる方なんだぜ?心配しなくても安楽死なら任せとけ」
「うう、早くその足をどけやがれですぅ」
「うるせえな。文句より悲鳴を聞かせろよ」
デュードはスタンガンを翠星石に喰らわせた。
「ぎゃあああぁぁぁあああ!や、ば、や゛め゛る゛で゛ずぅ゛」
翠星石の体には物凄い電流が流れている。人形とはいえ精神的には子供の彼女にこの苦痛が耐えられるはずがない。
「やめらねえな!こいつぁおもしれぇ!ヘッヘッヘ」
「そ、そ、ん、な!」
デュードに対して許しを請うことは火に油だ。彼のサディストな一面をより増幅させるだけである。
大声で笑いながらさらにスタンガンの電流を上げる。
「あがああぁぁぁあ@#$%”!‘”*#!!!!!!」
翠星石はあまりの苦しさに今まで以上に大きな悲鳴を上げる
「うひゃひゃひゃひゃ!いいぜぇ!もっと苦しめぇ!俺様がすべてだ!」デュードは狂ったような叫び声を上げた。
そしてようやく電流を止めた。
翠星石の体からは煙が上がっていた。
苦しそうに息を荒くし、口からは涎を垂らしながら、体をうずくめピクピクと痙攣している。
「きたねえな。それが薔薇乙女とやらかよ。ゲス以下だな」
「うぇ、っげほ。う、うるさいですぅ。こんなことをするお前が・・・」
デュードは瀕死の状態の彼女を髪の毛を掴み上げた。
「あ、や、痛いですぅ!離してですぅ!」
「ほらこれ銜えろ!」
デュードは翠星石の口を開かせ、太い木の枝を銜えさせた。
翠星石はすぐにそれを吐き出した。
「こんなもの銜えられるわけがないですぅ!」
途端にデュードから顔面に向かって釘バットで殴られる。
「へぶ!」
「さあもう一度銜えろ。落とすたびに痛みは増すぜ。ちなみに今のが『レベル1』だ」
デュードは木の枝を拾い上げ、もう一度翠星石に銜えさせる。
「さあ、我が怒りを受け取れ!」と意味の分からないことを叫び、正座させた翠星石の背中に釘バットで殴りつける。
「ぎゃあん!」
翠星石は痛みに耐えられず、またもや木の枝を落としてしまった。
「落としたな?次はレベル10だ!」
先程は片手だけだったが、今度は両手でバットを握り、腰のひねりを利かせ、翠星石の頭に向かってジャストミートでインパクトした。
「あぁん!あ、頭がガンガンするですぅ!」
「いいぜぇ!その叫び声、ゾクゾクするぜ。レベルなんて関係ねえ!もっとだ!もっとその悲鳴を聞かせろ!」
もはや彼に正常な意識は残っていない。手順など関係なく、自分の欲に流されるがままに、翠星石を殴る。それしか頭になかった。
釘バットを振り上げ、翠星石を殴りまくる。
それは激しいもので、一振/秒で五分間、つまり三百回にも及んだ。
翠星石は服はボロボロ、体も動かせないほど殴られ、傷だらけだった。
デュードはその場に座り込み、それを不満げに観察した。
「パっとしねえな。いまいち芸術的センスが感じられねえ」
翠星石の縄を解いてやり、今度は腕だけを縛り、縄を木に繋いだ。
「お、やっと目を覚ましたか」
その言葉通り、翠星石は目を覚ました。
「こ、今度は何を?お願いですからやめてくださいですぅ。もう耐えられない・・・うぅぅ、ぐすん」
翠星石は大粒の涙を流し、声は震えていた。
「嫌だね。これからが本番だぜ。俺様が福祉改革を行ってやろうってのによ」デュードの答えは非情だ。
どうやら翠星石には過酷な陵辱的な仕打ちが待っているようだ。
「そんなぁ・・・嫌ですぅ!翠星石が、翠星石が何をしたという言うんですかぁ?」
「あぁ?知るかよんなもん。朝からサイコな気分だからな。何も感じねえ」
デュードには何を言っても通じない。翠星石は絶望的な状況に置かれたと理解すると、また涙が溢れてきた。
「ハッハッハァ!もっと泣いてくれよ!その苦しみを露にする行動がたまらねえ!ますますブチ壊してやりたくなってくるぜ!もっと酷いやり方でなあ!」
424:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/23 13:18:49 CGhRduv1
>>422
身長5尺の承太郎...ジュンと同じくらいしかねーぞ?1尺=約30cmかそこらだろ?
せめて6尺ねーとなw
425:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/23 17:32:32 q9MiGU90
>>424
悪い、素で1尺=40cmくらいかと思ってたw
426:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/23 17:42:44 KVTGBYtA
ところでデュード、360度回転したら普通に着地するんでないの?
それとも翠星石は逆さまに持ち上げられてたのか?
427:デュード ◆rKKpoidTWY
06/04/23 19:18:32 iu2/QKQR
ああ、そいつは180度のミスだよ
他にもミスはあるが、わかってるだろうからあえて知らせないでおくぜ
428:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/24 09:19:14 byw4VUyD
暫く見てなかったが、ついにカオスが戻ってきたのか。
429:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/25 01:54:03 ZmqATySh
蒼星石「アッー!」
430:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/25 20:29:00 nz8sTJpH
俺は朝起きるとトイレに直行し、便座にドカリと座った
小便を出し始めると便座がじたばたと抵抗する
気にせず体勢を変えて大便も済ませた
朝から快便だ
バケツを手に取り水を流し、部屋を出ようとすると
便座がごちゃごちゃ喋りだす
「うえ・・げえっ・・げほっ、げほっ・・・
ジュン・・・どうして翠星石にこんなことするのですか・・
蒼星石・・真紅うぅ・・・・助けてですぅ・・・」
体中汚物まみれになってもまだ自分が便器だという自覚が無いのだ
「くそ臭い口で話すなよ。こっちはジャンク同然のお前を
せっかく便器として再利用してやってるんだぞ。」
「マスター、ご飯ができたから早く来てー」
「今行くよ」
便器をブラシでぶん殴り、リビングへと向かった
「うう・・・蒼星石・・気付いて・・
助けてですぅ・・・・うっうっ・・」
431:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/25 20:30:51 nz8sTJpH
何者かの手で両目を盗られてしまった雛苺
かなりショックを受け、ずっと塞ぎこんでいる
「大丈夫か?ほらうにゅーあげるから元気出せよ」
「うう・・・245ありがとうなの~あーん・・・」
俺は目の見えなくなった雛の口に泥饅頭を突っ込んだ
「ふあ?!ぺっぺっ!こ、これうにゅーじゃないのぉ!!
245ひどいのー!!」
「ごめんよ。もしかしたら翠星石がすり替えたのかも知れないな
ほら、今度は本物だから」
「うにゅ?ほんと?あーん・・・」
また懲りずに大口を開ける雛苺
目を失いジャンクになった人形なんてキン消しにも劣るのだ
俺はバールのような物を手にとった
それを見て真紅と翠星石は笑いを堪えている
「ほら・・・お食べ!!!」
バールのような物は雛の口から尻まで一気に貫通した
「ふあああああああああ?!!ひ、ひはいのおおおおおお!!
たふけへ!!ひんふ~こへとっへなのおおお!!」
真紅と翠星石は笑いながら歩み寄り
「まあ大変!翠星石手伝って!!これを抜くのよ!!」
「合点承知ですぅ!チビ苺今助けるのですぅ!」
「じゃあ俺がおさえるよ!二人で引っ張ってくれ!!」
雛の口から飛び出した柄の先を引っ張る
しかしかぎ状になってるほうが尻の方に来ているので抜けはしない
「ひいいいいいいいい!!ひはいのおおおおお!!やめへなのおお!!」
「なに言ってるの!早く抜かなければ大変だわ!!」
笑いながらさらに思い切り引っ張る二人
雛は涎を垂らしながら必死にもがいてる
俺たち三人が全て笑っているのにはもちろん気付かない
「あうあああああああ!!ひ、ひ、やめ・・・」
「もう一頑張りですよ、チビ苺!!」
ついにバールのような物が雛の口から抜ける
同時に雛の体の中身とローザミスティカも一緒に引っかかり
全てずるずると吐き出された
雛苺はごろりと床に転がり動かなくなる
「あらあら。でも目が無くなった時点でもうジャンクだったから
問題はないわよね?」
「それはひどいよ真紅、この目だって後で返すつもりだったんだから」
そういうとポケットから雛の青い目を取り出しゴミ箱へ投げ入れた(了)
432:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/25 20:32:32 nz8sTJpH
「うわーい、245登り245登り~」
俺の頭の上で雛苺が叫んでいる
動き出した時、つい優しくしてやったのが失敗だった
今では懐きすぎて邪魔で仕方がない
俺は頭から雛を下ろし、クレヨンを持たすとPCを始めた
しばらくするとまたまとわり付き始めた
「雛お絵かきしたの~、頑張ったのよ~
245見て~、うにゅ~」
あまりにもうるさいので仕方なく雛のほうを見ると
なんと俺の5年も愛用した鞄に落書きがされていた
小さい桃色と黄色の物体と大き目の黒い塊がくっついてる絵だ
頭の中でなにかがすっと冷たくなるような感覚がした
「上手だね~もっとよく見せて~」
「うん!えへへ・・・雛頑張ったの!!
あのねあのね、こっちが雛でこっちが・・・」
鞄を持って近づいてきた雛苺を思い切り蹴り飛ばした
壁まで吹っ飛びベッドの上に落ちる
「うあうーーーーーっ!い、いたいのー・・・
雛何も悪いことしてないのにひどいのー!!」
まだ減らず口を叩く雛苺を見ると
怒りが体中を駆け抜けていくのが分かった
ベッドの上の雛苺に飛び乗る
怯えというより、状況が分からないという目で見てくる
必死に逃げようとする雛の手足を関節技の要領でへし折る
「ひあっ?!や、やめ・・あうああーーーーーーー!!
痛いの、痛いの、真紅、あっいやーーーーっ!!・・・うっううええ・・」
泣き出す雛の目の前で、外した手足をさらにちょっぷで叩き割った
あまりのショックに目を丸くして硬直している
433:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/25 20:39:22 nz8sTJpH
「ひ、雛のお手てが・・・足が・・・・」
がくがくと震え始める雛苺
涙と鼻水が滝のように流れ出て、ひどく滑稽な有様だ
「よくも落書きしてくれたな。この罪の重さを理解してもらおうか?」
俺は工具箱からはんだごてを取り出した
こてを服の上からあてたままコンセントに挿しこみ電源を入れる
雛苺はこの道具が何かも分からず泣き続けている
「うっうう・・ぐすぐす・・・・・・・うぁ?あ、熱いの
これ離して、離して245!!ああ!熱い、熱いのぉ!!」
やっと気付くがもちろん離すつもりはない
ゆっくりとそれを動かし雛に”落書き”を始める
「ひぎ?!ああああああうああああっ!!熱い!!
ひいっ、いいいあああああ!!止めてぇ!!止めてなのおおおおお!!
ふああああああああああああ!!!」
もがくが手足もなく、俺が上からまたがっているからもちろん逃げられない
こげくさい匂いが部屋に充満する
雛の首から腹にかけて大きくTOTOという文字が刻み込まれた
さらに頬をかなづちで叩き潰し口を開きっぱなしにする
「お前は今日から便器だ!社会に役立つ役目ができてよかったな!!」
涙と鼻水だけでもひどかったのにさらに涎で雛の顔はびしょびしょだった
まるで水洗トイレだ
「ひほいほ・・・ひんふ、ひんふ~!!はふへへなお~・・・ひんふ・・」
秋葉原のあるショップのトイレに雛を置いてもらうことになった
お店の人から大好評だとよく連絡が来る
人の役に立てて雛苺も、ローゼンも本望だろう(了)
434:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/25 20:42:24 nz8sTJpH
俺がエウレカセブンを見ていると
雛苺が頭にいきなり登ってきた
「うにゅ~雛暇なの~遊んで欲しいの~!」
せっかくいい場面だったのにこのくそブリッコのせいでぶち壊しだ!!
ぶち切れた俺は雛を頭から引き剥がし、思い切り床に叩きつけた
「ひゃんっ!!いきなり酷いの~ふえっ・・・」
四つんばいで泣きじゃくる雛を踏みつけて短い両手足を
こいつが入ってた鞄でぐちゃぐちゃにつぶした
「いやっきゃああああああああああああっっ!!痛い、痛いのぉ~~~~!!
グスッグスッ・・・雛これじゃ動けないの・・えっえっ・・・」
うるさい雛の口を俺の物で塞いでやり
一気に喉の奥まで突っ込んでピストンする
狭いが、中の感じも本物のようで下手なオナホールより具合が良い
ボロボロ泣きながらこっちを見上げ、体をくねくねさせている
この格好はもう気高い薔薇乙女などではなく、ただのロリダッチワイフだ
「ぐえっ・・・ぐっ・・うう~・・・んぎゅ~~~~~!!」
絶頂が来ると抜いて顔全体に精をぶっかけた
さらに小便も頭からかけ、雛の顔を真っ白になった
「ゲホッゲホッ・・ううぇっ・・・き、汚くて変な匂いがするの~
ど、どうして・・・びえ~~~~~~~~・・・」
うるさく泣きじゃくる雛にさるぐつわをはめた
この人形はこれからダッチワイフとして使うことにする
しかしこのままでは汚いので洗濯機にいれて洗っておこう
「うう、出してぇ!出してなの~!!ふあっ!水が出てきたの!!
お、溺れちゃうの!!出してぇ!出しっひゃゴボゴボ・たすっ・・ゴブ・・・」
人形だから溺死はしないだろう
俺は椅子に座るとまたエウレカを見直し始めた
やべえwwアネモネカワイスwwwww(了)
435:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/25 20:43:17 nz8sTJpH
俺が天てれドラマの名作魔界探偵を見ていると
ふとあのダッチワイフが言っていた、ローザなんとかの事を思い出した
もしかしたらそれを使えばどの人形にも
命を吹き込めるのではと軽い好奇心が沸いたのだ
俺は部屋で”干してある”雛苺のところへ行く
うっとおしい巻き髪を洗濯バサミではさんでぶらぶらと宙吊りにしておいた
部屋に入ると人形は俺に気付き、すぐに泣き出した
「いやあああああっ!!雛何も悪い事してないのぉ~
いじめないでなの~!!」
「うっせ!!今からお前のローザ何とか?ってもの取り出すから。
暴れんなよ。」
つかんで一気におろすと毛が挟まって何本か抜けたようだ
「きゃあああああああっ!い、いいい痛いの~
雛の髪が抜けちゃったの~・・・うう・・ひどいのぉ・・・」
どんな物か、どこに入ってるのかも分からないのだから
慎重に全身を砕いて探し出すしかないだろう
俺は準備しておいたかなづちを取り出した
とりあえず入っている可能性が少なそうな手足を粉々にする
「そ、それでどうするつもりなの~?やめっひぎぃ!!!
いやなのギャウッ!!ぎっあっあっひあーーーーーー・・・・
な、無くなっちゃのぉ・・・・・」
案の定手足には入ってなかったようだ
次は胴体に移る
436:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/25 20:46:28 nz8sTJpH
胴体部は大きいパーツが三つからできているらしい
それを全てバラバラにして中を探そう
幼児用のドレスと下着を一気に剥ぎ取り全裸にした
「ふあっ!雛のお洋服が~!!
世界に一個しかないお父様がつくっ・・・」
「こんなボロ布でピーピーわめくなよ!!」
足で頭を踏みつけて口を塞ぐ
そして踏んづけたまま腰の部分を引っ張った
「んぐ?!ぐっ、ぷはぁっ痛い!!痛いのぉぉ!!
あああああああああ!!と、取れちゃうのぉおおおお!!!
・・・・・・っ!!!!???」
勢いよく腰の部分が外れた
しかし中は空洞で、ここにも入ってないようだった
胴体のほうも空洞なら無造作に壊しても平気だろう
俺はおおづちを持ち出す
雛苺は傷みとショックで震えていたが、しばらくするとこちらに気付いた
「ひ、雛を・・・ジャンクに・・するの?
なんで、なんでなのぉ!!真紅ぅたすけ」
数日後俺のうちに小包が届いた
1分の1スケール綾波レイを買ってしまったのだ
俺は雛苺のロー?なんとかを握り締めながら小包を開け始めた(了)
437:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/25 22:24:55 wM5aKXcW
・・・・・・・・
438:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/25 22:34:36 uAihhzHB
こぴぺ???
439:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/25 22:37:53 hEOloNQ+
名作だッッッ!!
440:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/26 00:58:12 h4vQ1uov
コピペかよ
441:カオス・メイデン
06/04/26 01:52:44 AQWlGgbT
>>311の続き
扉が開かれたと同時に、二つの影が歩み出てきた。
先に雛苺、続いて彼女に手を引かれた巴がよろめきながらでてくる。
彼女達を最初に迎えたのは周囲に広がる非現実的な光景。
そこはまるで、子供の妄想を具現化したかのようなメルヘンチックな世界だった。
「ここが……nのフィールド……」
「ねっ、とってもステキでしょう? ここにはたくさんステキなものがあるのよ!」
雛苺は嬉々としながら床に置かれた大きなテディベアを抱え上げると、いまだ目を瞬かせている巴に差し出した。
「見て、トモエ! 可愛い熊さん!」
テディベアの丸く愛らしい瞳が巴の顔を見上げた。
最初は戸惑っていたトモエも、テディベアの横から満面の笑顔で覗き込んでいる雛苺に、やがて口元が綻ぶ。
「うん、可愛い熊さんだね」
「この子、トモエにあげるの!」
「私に?」
雛苺は小さく頷く。
「雛達、二人きりだけじゃ淋しいもの。 だから、この子が雛達の新しいお友達!」
「新しい、友達……」
呟いて、巴はテディベアを見つめる。
もともと彼女には友人と呼べるべき者は少なく、彼女自身もあまり他者と関わりを持つことを好まなかった。
それゆえこの少々変わった新しい友達に喜んで良いのか反応に困った。
「トモエも淋しかったんでしょう?」
突然の問いに、巴の思考は遮られた。
雛苺に目を向けると、彼女は独りでテディベアの腕を上下に動かしている。そんな彼女の顔にはどこか暗い影が落ちていた。
442:カオス・メイデン
06/04/26 01:54:39 AQWlGgbT
「雛もね、ずっとずっと一人だったからわかるのよ。 一人きりなのは、とても怖くてつらいことだものね」
一呼吸したあと、再度テディベアをトモエの前に差し出した。
「だけどもう心配しないで。 もしも雛がいなくなっても、この子はずっとトモエのお友達だから淋しがらないで」
雛苺は首を傾けて笑う。それが無理に作られた笑みなのは容易に見抜くことができる。
巴に彼女の心情は察することはできない。それはとても複雑な事情なのだろうから。
「ありがとう、雛苺」
テディベアを受け取り、短い感謝の言葉を口にした。
「でも、あなたを一人にはしない。 私も何処にもいかない」
「えっ……?」
雛苺は目を見開いた。その目には微かな不安が映りこんでいる。
これ以上話し続けるべきか少し躊躇ったが、それでも話を続けてみた。
「だから、そんなに気を張らなくてもいいの。 あなたはもう独りではないのだから」
「……嘘よ」
「嘘じゃないよ」
「Non!!」
雛苺は声を張り上げ、首を横に振った。
彼女が大声をあげたのは、怒ったからではない。大きな声を出さなければ、顔が悲しみと涙で歪んでしまいそうだったからだ。
もう泣かない。泣いても無駄だから。それは孤独に苛まれた鞄の中で悟ったこと。
443:カオス・メイデン
06/04/26 01:57:33 AQWlGgbT
「嘘よ! 嘘なのよ! きっとトモエも、最後は私を置いて行ってしまうのでしょう!?」
「いいえ、あなたを一人置いていったりはしないわ」
「嘘よ! 嘘よ! 嘘よ! ぜったいに、嘘に違いないんだからッ! ぜったいに……嘘に……」
そこまで言って、すぐに下を向いて黙ってしまった雛苺の後頭部を、巴は優しげに見下ろした。
これほど自分の本心を向きだしたのは、久しぶりだったのだろう。雛苺は肩を上下させ、自らのドレスの裾を握り締めている。
そんな彼女の突然の激昂に、巴はそう驚きはしなかった。彼女は俯いている雛苺の頭を軽く撫でてやる。
「私はずっと雛苺の友達だよ。 これからも、ずっと」
巴の言葉が静かに流れて行った。
お互いに数十秒ほど黙って向かい合っていたが、やがてゆっくりと雛苺が口を開く。
「……本当?」
巴は微笑んで答える。
「ええ。 私と雛苺……いえ、この子も―」
小さな風切り音がした。
目の前の雛苺に意識を集中していた巴は、手の中のテディベアに起きた異変に気づくのが遅れてしまった。
視界を覆ったのは、いくつもの白い綿が優雅に舞う光景だった。すでに抱えているテディベアの首にはついてあるはずのものがなく、ただ無残に綿が飛び出している。
現状が理解できず、巴は困惑を隠せずにいた。雛苺に目を向けると、何故か険しい顔つきで自分の肩越しに何か見つめている。それにつられるよう、巴も視線を後方へと向けた。
444:カオス・メイデン
06/04/26 01:59:46 AQWlGgbT
その先に、見覚えのある少年と、見たこともない少女がいた。
「あ……」
思わず声を漏らした巴が、二、三歩後退する。
「久しぶりだな、柏葉」
彼が誰かを巴は知っている。だが、その事実を受け入れるには時間を要した。
「まさか同級生がミーディアムだったなんて……正直驚いたよ」
陰鬱とした笑み浮かべ、眼鏡越しにこちらを睨みつけてくる。
憎悪に満ちた光を宿したその鋭い目は、彼があの時、最後にクラスメイト達にみせたものと似ていた。
巴は首のないテディベアを強く握り締めながら、恐る恐る彼に尋ねた。
「桜田……くん……?」
彼は、答えなかった。
つづく
445:僕犯人知ってます。
06/04/26 19:10:56 PDLRWOgt
久しぶりの登場。
高校結構きついなorz
帰ったらそのままスリープ。
SSを書く気力がない・・・・
ゴールデンウィークにでも書かせていただきます。
話は変わるけど
ローゼンメイデンドゥエルヴァルツァをゲーット。
一日早いが全然OK
早速プレイしてきます。
446:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/26 19:13:52 T9WDB+uh
ここは日記帳じゃry
447:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/26 20:05:48 KZs9R2I3
>>438>>440
俺書いたのだけど、最近までこっちの存在知らなかったから貼った
うざかったらゴメソ
448:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/26 23:46:36 T9WDB+uh
>>447
書いた本人でも、コピペするならそう言ってから貼るか、誘導するかした方がいいと思うよ。
どっちも見ている人には只の愉快犯に見えてスルーされるから。
449:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/27 00:03:42 KZs9R2I3
>>448
おk、今度からそうするわ
450:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/27 00:23:26 cd72mcEy
【現代科学に】ローザミスティカ作ろうぜ!【不可能なし!】
スレリンク(material板)
おまいらも手伝え
451:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/27 00:58:09 lDfg4Deh
「100%勇気」のCD 77g
ドカベン 16冊
バファリン 4g
月の石 2g
銀様の腹 1g
以上、成分分析の結果より
452:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/27 03:44:21 AAGR7Zrh
成分分析とか何が面白いのか全く分からん
453:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/27 15:41:59 0Zm20wdb
卑屈な奴が多いスレだな
454:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/27 20:18:03 wmNjJv7h
現代科学で作るつーたら
ローザミスティカ = AIマイクロチップ
だろうに。
455:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/27 22:51:17 IPZEvHak
スクリプト行動しかできないっつうの
456:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/27 23:24:27 y2YQau9x
虐待のほうに貼ったSSこっちにも
「ジュム、通販ばっかりしてないで翠星石と遊ぶですぅ!
そんな不健康な生活をしていたら早死に決定ですよ?」
なんてことは無い翠星石のいつもの減らず口だ
しかし通販で返品に失敗し機嫌の悪いジュムをキレさせるには十分すぎた
「あ?!うるせえ奴だな!!お前のせいで返品失敗したんだよ!!」
「なっ・・八つ当たりは止めるですぅ!運動不足だからそんなに
イライラするですよ!だから翠星石と・・・
話の途中でジュムは椅子から立ち上がり、翠を蹴り飛ばした
「うう・・・な、何するですかぁ?」
「運動不足の解消に遊んでやるよ!!」
鞄を持ち上げ、翠の手足に何度も叩きつける
「ひっ!!止めるですぅ!!んぎゃっ、止め・・・いやっ
うぎゃ・・い、痛いです、ひあっぎゃうっ・・・ジュムやめ・・ぎゃっ」
必死に転がり逃げようとする翠に容赦なく何度も鞄を振りおろす
数分後には翠の手足の先はつぶれ、ほとんど歩けなくなっていた
「うう・・・どうして・・・?翠星石はジャンクになってしまったですぅ・・
ジュムは翠星石をいらない子だと思っていたのですか・・・グスッ」
「今更気付いたのかよ、お前みたいな馬鹿はそれがお似合いさ
いや、これじゃまだまだジャンクとは言えないな・・・」
ジュムはおもむろにバールのような物を取り出した
それを見ると翠は這って逃げようとする
その背中に容赦なくバールのような物を振り下ろした
「ぎゃあああああああああっ、あっ、ああっ・・・
翠星石のドレスと髪が・・・・お、お父様が作ってくださったのに・・・」
かぎ状の先端に引掻かり、翠のドレスは一気に破れ、後ろ髪はまばらに抜けていた
さらに背中には穴が開き、体の内部が見えていた
「しばらくそのままにしていな。お風呂に入れてやるよ。」
にやりと笑って部屋を後にするジュム
翠星石は一人泣き喚いた
457:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/27 23:26:58 y2YQau9x
「さあさあ、風呂の準備ができたよ」
笑顔でジュムが部屋に戻ってくる
翠はさっきと同じ姿勢でまだ泣いていた
「おら、降りろ!風呂の時間だろが!!」
ジュムは翠の髪をつかむと引きずりながら部屋をでて、階段を下りる
「ああああ離すですぅう!!これ以上何をする気ですか!!
いや、いやですぅ!!い、痛!階段で引きづるなですぅ!!
痛い、ぎゃ、ぎゃうっ・・ぎゃっ・・・あ、真紅!!」
翠は廊下の真紅に向かって助けを求める
しかし真紅は翠から目をそらすとリビングに入っていく
「そ、そんな・・・真紅う!!助けてですぅ!!ジャンクにされるですぅ!」
「うぜえんだよ。最初からお前はジャンクなんだよ。
真紅も雛苺も、同情でお前に優しくしてやっていたんだよ、この失敗作が!
おら、風呂に着いたぞ」
湯船の中は緑色の奇妙な物体でいっぱいだった
翠を持ち上げ、中を覗き込ませる
「な、なんですかあ、これはぁ!!気持ち悪いですぅ!!
翠星石に似てるけど・・・臭いし変な鳴き声ですぅ!こんな物見せるなですぅ!」
「おいおい、これはお前のお仲間だぜ?
実装石っていうんだよ。通販で買ったらどんどん増えて困ってたんだよ」
「な、もしかしてこの中に・・・いや!いやですぅ!!
こんな気持ち悪い奴らの仲間なんかじゃないですぅううう!!!」
翠がひときわ大きな声を上げると実装石が一斉に翠を見上げた
「デスゥ・・・」
「ひっ・・見るなですぅ!!!」
その瞬間、ジュムは翠を湯船の中に落とした
落ちた翠に一気に実装石が涎を垂らしながら群がる
「いぎゃああああああああああああああああ!!
く、来るな!!来るなですぅ!!!ひああああ臭いですぅうう
気持ち悪いですぅうううう!!!ひ?!は、入ってくるですぅ!!
やめ、うあ、ごほごほっ・・ジュム助け・・・ですぅ・・」
口と殴られて開いた穴から実装石が翠の中にどんどん侵入し、
翠がもがくたびに体中で実装石がつぶれる
翠はあまりの恐怖と、体の中で実装石がうごめく感触にもがき苦しんだ
「ひああああああああデスゥあああ!!
出てけ出てけですぅ!!いぎいデスゥいい気持ち悪いですぅ!!
助けデスゥて!!ジュム助けてデスゥですぅ!!
いやあああデスゥああああデスゥああデスゥデスゥああああデスゥ!!」
実装石に埋もれて翠が完全に見えなくなったのを確認すると
大量の濃硝酸を湯船に一気に注いだ
「ふう。我が家のごみが一気に減ったぜ」
ジュムは風呂の栓を抜くと、換気扇をつけて、真紅の居るリビングへ向かった(了)
458:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/27 23:30:26 y2YQau9x
長くてゴメソ
最近SS投下少ないと思ったんで
459:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/27 23:31:44 wmNjJv7h
ちょっとー、めぐちゃんのりちゃん、ともえちゃんじゅんくん、見てる?
もぉーっ、モニターを見てるみんなの事よぉ。
どうしてみんな虐待ばっかりする訳?虐待がそんなに楽しいの?
あー、もう信じられない!
いい事、虐待は罪なのよ、罪っていけない事なのよ、絶対ダメなんだからね!
460:デュード ◆rKKpoidTWY
06/04/28 00:30:31 ALN0ydOj
>>423
デュードはマシエトを取り出し、翠星石の足を撫でるように擦り付ける。
「いや・・・」
「こんな足必要ねえだろギャハハハ!」大笑いしながら翠星石の足を滅多切りにして、切断した。
彼女の太股から下は綺麗さっぱりなくなった。
「あ、あ、足が・・・感覚が・・・」
「そう慌てるなって。元通りにするのは簡単だ」
デュードは翠星石の足を拾い上げると、怯える翠星石の体を押さえて太股に足をくっつけ、一先ず位置を固定する。
「一体何をするつもりですか?」
「足を接合するんだよ。コレでな」
彼の手には釘打機が握られていた。
「こいつの威力はすげえぜ」
試しに隣に置かれたマネキンに向かって発射してみた。
マネキンのボディにはヒビが入り、その威力を見せつけた。
「そ、そんなもので翠星石の足を直すのですか?」
「心配無用だ。工事現場職人公認のマシンだぜ。それに俺の腕はマエストロ超えてるから」
などと意味不明なことを言いながら、固定された足に向かって釘打機の照準を合わせる。
「や、やめるですぅ!そんなものを打たれたら怪我するですぅ!」
暴れる翠星石をデュードは力で押さえ込む。
「おい!コラ!これより酷い状況なんてありゃしねえんだ。暴れるな!」
「嫌ですぅ!離せですぅ!」
「言うこと聞けコラァ!」
デュードはキレてしまった。
翠星石の腕を押さえつけると、釘打機を乱れ撃ちにする。
「あああぁぁああ!」
彼女の腕は床に串刺し状態になった。
「これで少しは大人しくなるだろ。さ、本番と行こうか」
そして固定した足を太股に密着させ、釘打機を乱射。
「ぎゃあああぁぁあああああ!」
「ふぅ、完了!」
翠星石の足は大量の釘に串刺しにされて接合された。
それこそまるで『ジャンク』と形容して良いような姿だ。
「せっかく直したんだ。歩いてみろよ」
デュードは翠星石の体を持ち上げようとする。
「あん?腕が引っ掛かってるじゃねえか。邪魔だ邪魔」
自分が打ち込んだ釘のせいで翠星石の腕が離れないので、マシエトで両腕を切断した。
「ううぐぅ、腕が!」
そして胴体を持ち上げ、立たせてみる。
が、翠星石はすぐに足から崩れてしまった。
「ダメですぅ。立てないですぅ」
「俺の何が間違ってるってんだ?さっさと立てよ。直してやったんだからよ」
461:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/28 00:45:35 xGpJXIUY
>>456
ジュム にワロタ
462:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/28 00:58:02 dZaXBtbz
やっぱ、あんたのssは好きになれそうにない、
463:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/28 01:19:33 pVmtNhCH
文末の、はなんだ。
まあ好き嫌いは誰にでもあるさ。
464:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/28 08:50:28 0enlGqeo
>>444
早くぅぅぅ続きぃぃぃい!!1
ジャムの過去に何があったのかってとこがポイントゥですね。
非常にワクテカ
465:梅岡先生の恋人
06/04/29 18:08:25 U6kZbf/U
人がいないけれど一本投下。
アニメが終了したのでアニメ主軸で書いてます。
466:梅岡先生の恋人
06/04/29 18:09:21 U6kZbf/U
「水銀燈・・・・水銀燈・・・何処・・・・水銀燈・・・」
一人の少女がうわ言を言っている。
上品そうな顔立ち、大雑把ながらも綺麗に揃えてある長い髪。年は15,6歳といったところか。
しかし、その少女の表情はゆがんでいて顔色は真っ青だ。
「水銀燈・・・・すいぎんとう・・・」
少女は同じ言葉を呟くが、周りには誰もいない。
あるのはただ静寂と闇だけだった。
Rozen Maiden ‐狂界線‐
467:梅岡先生の恋人
06/04/29 18:10:37 U6kZbf/U
メグが集中治療室に運ばれた。
どうやら昨日の夜に様態が急変したらしい。
人間たちが話してるのを見てみる。今日と明日、明後日の3日間が山だそうだ。
「メグ・・・」
どうしてだろう、メグのことを考えると胸が痛くなる。
こんなことは今まで無かった。ミーディアムはこれまでに何人もいた。
だがこんな気持ちになるのはこれが初めてだ。
「メグ・・・ワタシはどうすればいいの・・・」
わからない、何故こんな気持ちに?
今まで通りアリスになるために行動すればいい。そう、お父様のために。
なのに今はまったく行動する気になれない。メグのことしか考えられないのだ。
メグ・・・どうすればここに戻ってきてくれるの?
「おやおや、大分困っているようですね」
「誰?」
声が聞こえた。
思わず聞き返すと、目の前の空間から紳士的な格好をしたウサギの姿をした者が現れた。
「・・・何の用かしら}
ワタシは聞く。
「いやー、アナタが大分困ってるようでしたのでね。アリスゲームに支障が出たのかと思いまして」
ウサギがワタシに対して嫌味を言うような言い方で聞いてくる。
「別に・・・困ってなんか無いわ。アリスゲームもきちんと実行するわ、お父様の為ですもの」
ワタシは出来るだけ平常心を保って直ぐに答えた。
だが声は明らかに甲高く、口調も少し早く、結果的にその質問には『はい』と答えているようなものだった。
468:梅岡先生の恋人
06/04/29 18:12:17 U6kZbf/U
「一つだけ方法があります」
ウサギは突然改まった口調になる。
「何のこと?」
ワタシは聞き返した。何のことかはわかっているのに。
彼はラプラスの魔、何処にでも現れる神出鬼没の存在。
おそらくさっきまでワタシのことを観察していたのだろう。
つまり彼はメグの事について言おうとしている。
「ローザミスティカ」
彼から意外な言葉が出てくる。
ローザミスティカ
ワタシ達ローゼンメイデンの命。
「ローザミスティカですって」
思わず苦笑してしまう。確かに私達にとっては命と同様の扱いだが、それが人間に当てはまる訳が無い。
「ローザミスティカが有ればメグが助かるとでも言うの?馬鹿らしい。単にアリスゲームを早く終わらせたいだけでしょアナタは。」
少し怒鳴るような口調で言う。そんな確証も無いことは信じられない。何よりメグをダシに使われているのが頭にきた。
「まぁまぁ、そんなに怒らないで下さいよ。どちらにせよあの少女はもって3日です」
彼は淡と言い放った。
「ふざけないでっ」
大声で怒鳴る。メグが持って3日、そんな事実は信じられなかった。いや、信じたくなかった。
469:梅岡先生の恋人
06/04/29 18:14:02 U6kZbf/U
「ですから、ローザミスティカがあれば彼女の命も助かるかもしれないですよ。
ローザミスティカには媒介を通して貴方達に力を供給する能力があります。
それを応用して使えば彼女の病気も治るかもしれませんよ」
確かに彼の言うとおりだった。さっきは根拠が無いと思ったが、使い方によっては人にも転用できるかも知れない。
それならばメグを助けることだって出来るだろう。
しかし、それでも今はメグが心配でとても動く気にはなれない。
「動くか動かないかは貴方しだいですよ、水銀燈。だけどもう一度言っておきます。
彼女はもって後3日、それを忘れないで下さいね」
そう言って、彼は虚空へと消えてしまった。
「・・・・後3日」
メグの命の灯火が消えるまでの時間。ワタシはどうするべきなんだろうか。
結局は唯の人間。ミーディアムなんて代わりはいくらでもいる。
ワタシは誇り高きローゼンメイデン。お父様以外の人間なんかの為に動く気にはなれない。
しかし・・・
「水銀燈」
・・・声が聞こえる。
「貴方は天使よ、私に降りてきた天使なの」
胸が締め付けられる。
メグが・・・居なくなる?
その光景が考えられない。
「私はジャンクなのよ、水銀燈」
っ!!
胸が痛い。この感情が何なのか分からない。
「・・・分かったわよ、メグ。」
決心をする。メグの命が消えるまで後3日。それまでにローザミスティカを手に入れる。
そしてメグの命を・・・
470:梅岡先生の恋人
06/04/29 18:17:06 U6kZbf/U
とりあえずここまで。
一応もう少し書いてあるけど、そのペースでうpしてくスピードだと書くのつらいんで。
あと、書くペースも途中で飽きたり投げ出したりして
凄いゆっくりなので気長に待っててもらえると有難いです。
補足にコテの由来は単に思いつかなかったから、梅岡先生の奴を借りただけです。
多分、奴がこれを見たら特定される。
471:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/29 19:07:06 PY7mo7Q3
イけよ蒼星石
472:名無しさん@お腹いっぱい。
06/04/30 10:01:38 ecKxkHQM
>>470
アニメ主軸なら銀様のミーディアムはめぐが初めてなのでは?
473:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/01 01:27:01 ZbGbm0lC
虐待スレで書いたやつこっちにも貼ってもおkか?
474:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/01 01:28:11 ZbGbm0lC
ジュムが朝起きると、部屋の壁にジーンズが干してあった
1年前に5万円で購入したヴィンテージ物だ
しかし干してあるそれはまだらに色落ちし、ヴィンテージ特有の風格は消えていた
そしてその下で翠星石がにこにこしながらちょこんと座っている
ジュムは瞬時にこの事態を理解し叫んだ
「翠星石!!お前ジーンズ洗いやがったな!!!」
「そうですよ?ジュムはいつもこれを履いてるから寝ているうちに
わざわざ洗濯してやったですぅ!さあ、感謝するですぅ!!」
得意げに胸を叩く翠星石
「ふざけんな!こんな色落ちして台無しじゃねえか!!
このジーンズはお前みたいな人形よりもずっと価値があるんだよ!!」
「な?!こんなただの服のほうが翠星石より価値があるといいましたか?!
どうせ出かけないんだから服なんて要らないじゃないですか!!!」
ジュムは叫びながら翠の顔面に向かってドロップキックをあびせた
壁にぶつかり、跳ね返ってうつぶせに倒れこむ翠
「うう・・・痛いですぅ・・・どうしていきなり・・・」
「うるせえんだよ、この中古人形が!!お前みたいに汚い奴は
洗濯してあげないとなぁ??」
翠の首根っこをつかみ下まで引きずっていくと、
ジュムはその薄汚れたゴミを洗濯機に叩きいれると、スイッチを入れる
「ジュム!!これは汚れた服を洗う物ですぅ!
翠星石は汚れてないのに・・うぎゃあ!水が出てきたです、早くここから出すです!!」
「汚れてないって思ってることがもう汚い証拠だな!ほら洗剤はこれだ!」
そう言うと翠星石に小便をかけ始めた
「いやああああ!!き、汚いですうう!!ぺっぺっ・・・あっ水が・・・
だ、出してですぅ!!勝手に洗ってゴホッ・・わ、悪かっゲホッ、たですぅ!!」
翠は完全に沈んでしまった。しかしもがいて助けを求めているのは見えている
ジュムは蓋を閉めるとその上によりかかりしっかりと押さえた
「ジュムッ、ゴボゴボッ・・・プハッ出しゲボ・・・・・プッたすけ・・ハッですぅ・・」
洗濯機の壁にぶつかる鈍い音が何度も何度も聞こえる
それに混じって翠星石の声が聞こえるたびにジュムは笑った
そして脱水のころには声も聞こえなくなった
蓋を開けると翠星石は苦しげにジュムの顔を見上げた
ドレスは破けてぼろぼろになり手足は折れ曲がり、自慢の
髪も体に絡まり身動きが取れなくなっていたようだ
「キレイになったじゃないか、翠星石。
いままでは汚くてしょうがなかったからな!!」
「ひどい・・・ひどいですぅ・・・もう翠星石はボロボロになってしまったのですぅ・・」
その言葉を鼻で笑うとジュムは翠星石を取り出そうとする
しかし洗濯機に髪が絡まってしまいすぐにはとれない
「ああああ!!痛い!!ひ、引っ張るなですぅ!!
千切れてしまうのですぅ!!!!!ああああああ・・・・!!!」
いきなり翠の髪が一気に引きちぎれて、勢いよく洗濯機から飛び出した
「うああ・・・翠星石の髪が・・・もう生えてこないのに・・・
ああ!!ゆ、指が無いですぅ!!ドレスも・・・こんな・・・」
反抗的な目でジュムを見つめる翠星石
それを見てジュムはへらへらと笑っている
続く
475:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/01 03:29:42 Q2WfAziq
ちゃんとあっちもチェックしてるんだからわざわざ同じもの貼りつけんじゃねーよ
下手糞な文章晒すと二度と投下できないくらい酷評するぞボケが
476:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/01 14:34:01 lWEsl0eZ
age
477:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/01 15:06:48 MQkycjDG
>>473
あんまり転載はしない方がいいと思うぞ。
マルチ投稿は嫌われる。
478:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/01 21:15:15 LSodfovG
>>475>>477
皆あっちも見てるんだな
これからはどっちかだけにしておく
479:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/02 15:13:57 7vuyMynD
梅岡久しぶりに見たな。
480:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/02 19:15:56 BXY+iYS2
>>479
ヒント「別人」
481:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/02 23:37:52 7vuyMynD
紛らわしいな。
コテ変えた方がいいんじゃない?
482:デュード ◆rKKpoidTWY
06/05/03 03:13:40 vCAq1Bt6
>>460
「立てないか。そうか、なら仕方ねえ!」
デュードは腰のホルダーからシグ・ザウエルP228を抜き取り、翠星石の胴体を撃ち抜いた。
翠星石に動く気配は無く、完全に静まり返った。
「ふざけたジャンクだぜ。直した価値がねえ」
そう言ってさらに頭に三発銃弾を喰らわせる。
完全にトドメを刺したと思ったデュードは、あまりにもあっけなさすぎる彼女の最後に煮え切らない気持ちを抱きながら煙草を吸い始めた。
すると翠星石の腕が少し動いたように見えた。
デュードは疑問に思い、煙草の先を翠星石の腕に押し付けてみた。
途端に翠星石は飛び上がった。
「熱いですぅ!」
「この野郎!ごまかしてやがったな!殺す!」
デュードは天井の電灯についた棒状の蛍光灯を引き抜き、翠星石の頭をカチ殴った。
「あうぅ・・・頭が・・・」
「黙れコラ!騙しやがってナメんじゃねえぞ!」
折りたたみ式の軍用ナイフを取り出し、翠星石の腹に突き刺す。
鋭い刃先が翠星石の体の中に深く刺さり込み、体には激痛が走る。
デュードはそれを引き抜き、翠星石を蹴り飛ばす。
「いい気になってんじゃねえぞクズが。少しでも反抗したらその頭を叩き潰すぜ」
「そ、そんなことはさせないですぅ」
「あん?なんだって?」
「こういうことです!」
翠星石は後ろにあった金槌を取り、デュードの足を殴った。
「いてぇ!なにしやがる!」
「今のうちに逃げるですぅ!」
痛がるデュードの隙を見て翠星石はその場から逃げようとした。
「逃がさねえぜ!」
デュードはナイフを翠星石の地面を擦る長い髪に突き刺した。
途端に翠星石は引っ掛かってこける。
そしてデュードはナイフを引き抜き、翠星石にヘッドロックをかけ、ナイフの刃先を彼女の目に突きつけた。
「ふざけた真似しやがって。これ以上何かしようとするならこのままお前の目を抉り出す。左目で吐かないなら右目もだ。それでだめなら舌を切り裂く」
483:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/04 14:51:34 V8+jD6wh
とりあえず、デュード、てめえの舌を切り裂いてやる、
お前だけは絶対ゆるせねえ、このやろう(ほめ言葉)
484:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/06 09:36:33 p85HzzvN
デュードの何が面白いのか解説して下さい。
485:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/06 10:43:10 7xDBiyJV
虐待好きには至高
486:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/06 15:17:09 St+Riy4J
だけど、足のかけ方が悪かったのでしょうか。それとも薔薇水晶が思いのほか重かったのでしょうか。
ビニールプールが足をかけた方向に急に起き上がってきたのです!
立ち上がったビニールプール。その中に入っていた大量の水はかべとなって、
6人に襲い掛かります。
すさまじい水圧!(というほどのものでもありませんけどね!)
鼻に水が入ったり、水を飲んでしまったり、散々な目にあいました。
でも、最悪なのは翠星石です。
水着が、消し飛んでしまっているのです。
「こんのぉ!もうゆるさんです!」
翠星石は顔を真っ赤にしておこります。
片方の手で全身を隠そうとしますが、実際のところは隠しきれていません。
「お前の、水着をよこすです!」
何も着ないよりはましでしょうから、翠星石は必死で薔薇水晶の貝のビキニを奪おうとします。
「イ、イヤ・・・みずぎ、とらない、で」
でも抵抗むなしく、薔薇水晶の水着は翠星石の手に落ちます。
「ふふふん、おめーさんみたいな、スレンダーなおこさまより
この翠星石が来たほうが何倍もひきたつでーす!」
全裸の薔薇水晶の目に涙が浮かびます。
「・・・わた、わた、わたしだって胸あるもの!!」
よっぽど悔しかったのでしょう。近所に聞こえるような大きい声でそういいました。
そして、おもむろに外に駆け出していきます、はだかのままで。
「うええわぁぁぁーん!おとうさまァ!」
この日、全裸の少女が街を駆け抜けていったのはちょっとしたニュースになりました、
でもそれはまた別の話し。また別の機会に話すとしましょう。
487:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/06 17:45:55 p85HzzvN
>>485
自演ですか?それとも中学生ですか?
488:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/07 00:12:58 pskHEsp9
>>486
この話しの続きに水着でドロレスを期待していたオイラは
汚れているだろうかww
489:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/07 00:52:16 Vmd1gLwh
前スレに書いた、真紅が特撮にハマッてしまった話の続き
490:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/07 00:53:31 Vmd1gLwh
あれ以来、真紅は特撮にハマッた。
土曜日、朝7時29分。
テレビの前で行儀よくスタンバイしている。
「……」
あまりに真剣な姿に他のメンバーも興味を持ち始めた。
ちゃーちゃーちゃ、ちゃーちゃちゃー、ちゃーんちゃちゃちゃちゃちゃん
『ウルトラマンネクサス』
「ウルトラマンかよ」
「あら、ずいぶん懐かしいわね。これが今風のなんだ」
「うるとらまん、てなぁに?」
「悪い怪獣をやっつける正義のヒーローよ」
「へえ」
「ひなも見るー」
「ふーんです、くっだらねー番組に決まってるd……」
『キシャアアアアアアアアアアアアアアッッ!!』
「ひいいいいいいいいいいっっ!?」
「んきゃああああああああっっ!?」
「……うるさいわよ」
結構目がマジな真紅。
「さ、最近のウルトラマンは、その、怖いのね……」
「……いや、真紅もかなり怖いぞ」
491:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/07 00:55:16 Vmd1gLwh
視聴開始
…………………………
『ジュン、素敵な写真、撮れた?』
『……セラ』
「お~、ジュンと同じ名前なの」
「だ、だから何だよ」←結構嬉しい
………………………………
『俺は……今度こそ守ってみせる。
それが俺に与えられた使命だ』
『立てっ、ウルトラマンッ!!』
『この光は、決して希望を捨てない人達のためにある。
それが分からぬお前が、勝てるはずが無いっ!!』
「「「「……」」」」
次第に引き込まれていく一同。
492:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/07 00:56:35 Vmd1gLwh
…………………………………………
『セエエアアアアアアアアッッ!!』
『オオオオオオアアアアアッッ!!』
ぶつかり合う光と闇の破壊光線。
凄まじい爆発が周囲を覆い……
ウルトラマン、姫矢准が、弧門を見つめた。
『姫矢、さん……?』
『まさか……』
爆発の中に飛び込むウルトラマン。
『なにっ!?』
『セアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!』
渾身の拳を闇の巨人に叩き込み……そして……。
『……弧門、光は絆だ。誰かへ受け継がれ、再び輝く』
静かに微笑み、ウルトラマン、姫矢准は、光の中へ、消えた。
………………………………………
視聴、終わり。
「い、いやあああああっっ!! ウルトラマンが、ウルトラマンがーーーーーーーーー……っっ!!」
「うわあああああああん!! 死んじゃったのーーーーーーーーっっ!!」
「う……ぐすっ、大丈夫、大丈夫だよ、彼の想いは決して消えないんだから」
「そうよ。光は、必ず誰かに受け継がれるのだわ」
ジュン以外、皆して、ボロボロ泣きながら、熱く語り合っている。
朝っぱらからシュールすぎた。
「……マトモなのは僕だけか」
ジュンが引いている。
493:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/07 00:57:46 Vmd1gLwh
こんなアホな話書いてすんません
ていうか、みなさん、元ネタわかるのかな……(汗
494:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/07 01:28:01 h7f3PTvL
>>488
俺に任せろ。
ただし魔法は尻から出る。
495:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/07 03:32:20 ms/LywUm
俺も虐待書きたくなってきた。
真紅をめちゃくちゃにしたい。
496:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/07 19:21:18 pskHEsp9
>>494
任せた。
何だか分からないが「尻魔法」期待してる。
497:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/07 19:43:45 pskHEsp9
>>492
ワロタ。
因みに、その後遊びに来た蒼星石のあだ名は
バルタン星人に決定みたいな…。
鋏振り回すから。
498:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/08 03:38:58 stWlWEct
>>497
「フォッフォッフォッフォッ…はぁ…僕は一体何やってるんだろ…?」
499:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/08 04:02:27 6UASQQlz
最近どこもパロ多いな。
ネタの渇望かね。
500:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/08 17:31:23 V2BZKwOX
>>492
ワロタ
特撮にハマッたJUMとか
ネクサス打ち切りを聞いて怒り狂うけど
マックスにもハマッてしまう真紅とか見たいな。
501:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/08 17:48:48 AMt3eSwv
虐待スレなくなった?
502:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/08 20:48:05 7nwTLg4n
>>501
どこの虐待スレよ?翠星石のならまだあるぞ
503:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/09 01:12:44 R6tmum8y
赤提灯的私生活をきぼん
504:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/09 03:23:19 HBm0qptL
>>502
翠星石虐待スレPart3
だ。
過去ログ倉庫からなくなってるんで。
在るならURLうp頼む。
迷惑かけてすまん。
505:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/09 03:44:01 jk+VhVM1
スレリンク(cchara板)
翠信者が性懲りも無くAAで荒らして必死
506:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/09 04:01:29 HBm0qptL
>>505
おお、サンクス。
しかしひどい状態だな。
507:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/09 19:41:32 7UN4Vlba
>>505
問題はAA厨じゃないでしょw
>>506
世の中にはアホなやつもいたもんだな・・・
508:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/09 19:51:07 jk+VhVM1
>>507
AAや数字で荒らすやつが原因だろ。
こいつら頭おかしいから。
509:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/09 21:03:49 7UN4Vlba
俺的には数字VIPPER>AAコピペ厨だけどな
AAにはもう慣れてるからまぁ許容範囲
510:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/09 23:12:47 h24olQ69
>>503
僕が図書館から帰ると、真紅がブランデーを一瓶空けていた。
しかも、紅茶の中にブレンドするという荒業。
「うわ、酒くっさー!何やってんだ真紅、昼間っから酔っ払って」
「紅茶にブランデーって絶妙の味らわ~」
とか言いながら、暑かったのだろう、上着を脱いで下着姿で得々と僕に『民主主義』を語るのだ。
「いい事ユリアン…私の事は不敗の魔術師、若しくは提督って呼びなさい」
「誰がユリアンだよ、ていうか誰だよ、ユリアンって!あーあ、こんなに部屋を散らかして…」
「身の回りの事はユリアンに一任!そもそも人類の歴史の中で…」
「こんにちはージュン君、一体これは何の騒ぎだい?」
「蒼星石、聞いてくれよ、真紅が酔っ払っちゃって大変なんだよ」
僕は蒼星石の助けに期待した。でも蒼星石を見た真紅は何故か彼女に襲いかかった。
ポカポカポカ!
「キー!ヘテロクロミア!ヘテロクロミア!!」
「ちょっと真紅、止めてよ、ヘテロクロミアって、僕が何したって言うんだい!!」
「カイザーの手先、ロイエンタールめっ!あんたなんかメルカッツのオジジに犯やられえばいいんだわ!」
こうして、僕と蒼星石は、真紅の自由,平等、博愛の講釈を、
彼女が眠るまで延々と聴かされる羽目になったんだ。
酔っ払い相手は疲れるなァ…。
桜田家の歴史がまた1ぺえじ。
赤提灯的生活ってのが良くわからん。
511:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/10 00:24:45 DNI6wn+B
銀英wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
512:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/13 01:26:48 ic9K/dvr
何故急に過疎る
513:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/13 06:01:04 Dh/fPuFx
銀様が英雄伝を語る
えいゆうででんでんでんでん
514:デュード ◆rKKpoidTWY
06/05/13 14:25:17 J98r32lc
>>482
「さあどうする?」
以前体勢は変わらず、翠星石はいつ切り裂かれるかわからない恐怖に怯えていた。
「黙ってたらわかんねえだろうが!もういい。手始めに左目を潰す!」
その言葉に驚いた翠星石は慌てふためいた。
「ま、待つです!言うことを聞くです!だからやめるですぅ!」
だがもう遅い。
コンバットナイフは既に翠星石の左目に深く突き刺さり、デュードが手首を軽く捻ると、左目は卵から出てくる黄身のように綺麗に抉り出された。
翠星石は左目のあったところを両手で押さえて悲鳴を上げながら床をのたうち回った。
「ほぉら、苦しめぇ。骨の髄まで俺の怖さを教えてやるぜ」
デュードは苦しむ翠星石の腹を踏み付けた。
「どうだ?目の色が違うなんて気持ち悪いんだよ。どうせなら両目とも潰せば良かったぜ」
「目は!?翠星石の目は!?」
「ここだよ」
翠星石の目はデュードの靴の下にあり、今にも踏み潰されようとしていた。
「じゃ、これで終わりだな」
「やめてぇ!」
翠星石は飛び掛って止めようとするが体が動かない。
彼女の目はデュードに踏み潰されて粉々になった。
「ヘッヘッヘ。そしてこっちもだ!」
デュードは翠星石の右目にナイフを突っ込んだ。
そして先程と同じように抉り出す。
翠星石の目のあった部分には真っ黒なアイホールが二つ出来上がった。
「ッハッハ!ガイコツかっつうの!マジで笑えるぜ!ダセえ!」
大声を上げて笑うデュード。翠星石にはもはや反論する力もなく、横たわっている。
「さあ仕上げだ。ちなみにお前を潰した後、姉妹や元マスターも問題なく殺戮させてもらうから安心しな」
「え?そんな!」
そして翠星石の頭はマシエトで切断され、粉々に砕かれた。
The End
515:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/15 15:58:41 Uei8r4St
「……僕のせいなんだ」
ジュンは腕で涙を拭い取ると、震えのない声で言った。
「僕が、真紅を壊したんだ。 僕がもっとはやくに気づいていれば、真紅は壊れずにすんだんだ」
「それは違うですよ、ジュン」
「なにが違うって言うんだよっ!!」
ジュンの怒声が響き渡る。その勢いで翠星石に振り返り、正面に立つ。そんなジュンの行動に、翠星石はたどたどしく視線を逸らした。
「僕はアイツのミーディアムなんだ! なのに、なのに僕はアイツに何もしてやれなかったんだ!」
「わたしの―」
ゆっくりと翠星石が視線をあげてジュンを見た。オッドアイの双眸には、押し殺せずにいる感情で溢れ返っている。
「わたしのミーディアムも、ジュンですよ」
ジュンは言葉を詰まらせた。
左手に視線を走らせる。
真紅の存在が大きすぎてすっかり忘れてしまっていた。そこには翠星石と契約を交わした時に大きくなった指輪が鈍く光っていた。
「ジュン、私じゃダメですか……?」
とても真剣で悲しげな表情。
「私は、大事な人を失った悲しみを知ってます……自分の半身を奪われた様に、それはとても辛く哀しいことです」
以前ローザミスティカを失った、正しくは奪われてしまった彼女の片割れのことが、ジュンの脳裏に浮かぶ。
立場は違えども、翠星石と自分は同じなのだ。互いに大切のものを失ってしまったのだ。
516:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/18 23:25:49 kpgarB2o
ほ
517:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/20 01:21:20 CExHxpv3
反日真紅、反日Rozen Maiden
ニダ━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━!!!!
日本アニメを「下請けの」韓国アニメーターが反日的内容に書き換えw
スレリンク(news板)l50
・blood+(9話)ベトナム編の背景に朝鮮企業の看板をこっそりと入れる
URLリンク(blog.naver.com)
・まほらば(最終話)日の丸を排し、その座を埋める大極旗
・UG☆アルティメットガール(11話)竹島どころか、壱岐・対馬までもが韓国領に
URLリンク(homepage1.nifty.com)
・カレイドスター(43話)商店に掲げられる×印を描かれた日の丸と、Keep Outの文字
URLリンク(www.geocities.jp)
・おジャ魔女ドレミ ドッカ~ン! OPで韓国旗が常に他国の旗の前面を舞う
・ドラゴンドライブ OPで背景に流れる単語にJAPの文字
・Rozen Maiden(5話)真紅が偽ポッキー(ペペロ 韓国ロッテ製品)を食べている
・銃夢(1話) 背景に朝鮮文字を発見。背景が全員日本人なので色塗りの段階で工作
・ヒカルの碁 ロッテリアの異常露出
・BECK 綴りを変えた某韓国企業の看板が何度も大写し
・バジリスク 原画から異臭。カット中にビューティフルJOの設定混入
韓国人アニメーターによる陰湿工作を発見した場合、制作元へ速やかに通報しましょう。
UG☆アルティメットガールは制作元に速やかに通報された為、web放送とDVDでは修正。
518:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/20 01:30:07 a40l578/
コピペだろうが、銃夢は「サイバーパンクな混沌のアジアな雰囲気を出すためのハングル」であって、下請け韓国人の細工じゃネーよ。
519:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/21 02:23:58 B66sHwKd
真紅:ジュン、紅茶を持ってきて頂戴。
ジュン:あーもう、人遣いが荒い人形だな。
真紅:ちょっと待ちなさい、ジュン。どこへいくつもりなの?
ジュン:どこって・・・台所に決まってるだろ。紅茶が欲しいんじゃないのか?
真紅:ジュン、ちょっとそこに座りなさい。
あなたに今から言葉の裏の意味というものを教えてあげるわ。
人は言葉に色々な感情を込めるものなのよ。
だからそれをちゃんと理解しなくてはダメ。
とても大事なことだからちゃんと聞くのよ。
真紅:もし「ジュン、紅茶を持ってきて頂戴」と私が言った時に、
今の様にすぐさま紅茶を取りに行ってはいけないのよ。
なぜなら私が「紅茶を入れて」と言ったら、
それはすなわち私を抱っこして頂戴という意味だから。
言い換えればそれは私にキスをして頂戴ということなのよ。
だから、もし私が「ジュン、紅茶を持ってきて頂戴」と言ったら、
あなたはすぐに私を抱きしめて、キスをするの。
それから紅茶を取りに行かなくてはならないのよ。
わかったかしら?
そう、わかったのね。
話はそれだけよ、ジュン・・・・・・・・早く紅茶を持ってきて頂戴。
520:真紅が人間だったなら
06/05/21 19:05:42 B66sHwKd
もしも私が人間だったら、
私は重病で今まさに死んでしまうところなの。
だからあなたは私の手をギュッと握ってくれなくてはいけないのよ。
もしも私が人間だったら、
私はあなたの子供で、とっても良い子。
そしてテストで必ず100点をとるのよ。
だからあなたは私の頭を撫でてくれなくてはいけないのよ。
もしも私が人間だったら、
私はそれでもやっぱりあなたとは結婚できないのよ。
だってあなたは右手で私の手を握っていて、左手で私の頭を撫でてくれているのよ。
婚姻届に判が押せないわ。
521:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/22 00:00:48 VaHw//xq
>>496
すまん、尻魔法失敗した。
522:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/22 01:04:23 FLTKIedz
蒼星石:刈りとるよ、刈りとるよ、庭師の鋏で雑草を~
翠星石:場所ができたら種を撒くですぅ
蒼星石:種を撒いたら水をやらなきゃ!
翠星石:健やかに~伸びやかに~緑の葉っぱをキラキラ広げて~
蒼星石:水をやったら花が咲く それがしぼんで実ができる
翠星石:そしたらタイム トゥ ハントですぅ
蒼星石:ここでも活躍!庭師の鋏!
翠星石:やっておしまい!蒼星石!
蒼星石:そうして固めて出来上がり!
翠星石:ですぅ!
そして数日後の桜田家・・・・
金糸雀:ふふふふふふ・・・今日こそは薔薇乙女1の頭脳派、金糸雀がローザミスティカをいただきかしら
金糸雀:まずは双眼鏡で様子見から・・・・ってなんで2階の窓からモクモクと煙が出てるのかしら!!まさか火事!?
た、大変なのよ!このままではみんな焼け死んでしまうのかしら
助けに行くのかしら!!
金糸雀:うんしょ、うんしょ、もう少しで窓から・・部屋の中に・・・って!ええ!?
真紅:(゚∀゚)
雛苺:(゚∀゚)
翠星石:(゚∀゚)
蒼星石:(゚∀゚)
ジュン:(゚∀゚)
523:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/22 01:05:47 FLTKIedz
金糸雀:みんな顔が危ないのかしら!?一体どうしたのかしら!?
火事は一体どこなのかしら!?
雛苺:あっ、かなりあー
翠星石:火事なんてどこにも起きちゃいねぇですよ
金糸雀:ゴホ・・ゴホ・・・じゃあこの煙は何なのかしら?
真紅:・・・・それはこれの煙ね、きっと
金糸雀:た、タバコ!?みんな不良になったのかしら!?いけない子なのかしら!?
蒼星石:タバコとは違うよ、これは幸せになる魔法の薬だよ
金糸雀:ま、魔法の薬・・・!?
蒼星石:そうとも、僕と翠星石で育てて、真紅が生成した魔法の薬さ
使えば誰でも幸せになれるんだよ
お腹も減らないし、寝なくても全然平気、いつでも元気一杯になれるのさ
金糸雀:そ、それはすごい薬なのかしら・・・・・ってそれは麻薬なのかしら!!!!?
蒼星石:そうとも言う
金糸雀:そんなあっさりと!!!?
蒼星石:僕達は人形だから法律には触れないし大丈夫!
金糸雀:そこで約1名、寝転んでるのは人間じゃないのかしら!?
ジュン:いいんだよ・・・どうせ僕は引き篭もりなんだから・・・・・
金糸雀:そ、それは関係ないと思うのかしら!!
524:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/22 01:07:07 FLTKIedz
蒼星石:バッドトリップしちゃってるね 彼のことは放っておいてあげよう・・・・
翠星石:まったくうるさいですぅ
ちょっと黙るですよ
おめーも一緒にやるですぅ
金糸雀:カ、カナは遠慮するのかしら・・・・・・
真紅:逃がしてはダメよ
雛苺:あいなのー
金糸雀:苺轍!?
蒼星石:観念するんだね
蒼星石:ですぅ
真紅:だわ
雛苺:なのー
金糸雀:ああああ!!
お、襲われるのかしら!?
監禁されて、薬漬けにされて、無理やり小説を書かされるのかしら~!?
そしてようやく動けるようになったと思ったら、逃げられないように足をへし折られて、また薬漬けにされるのかしら!!
書いた小説の内容が気に食わないと言ってはお仕置きされることに怯える日々に突入なのかしら!?
みっちゃんヘ~ルプ!!!!!
翠星石:何もキメてないのに勝手に幻覚を見てるですぅ
雛苺:かなりあがこわれたのー
蒼星石:うーん・・・・
真紅:しっかりするのだわ!
ばちん!
金糸雀:アニーがくるぅ・・・あうち!?
真紅:目が覚めたかしら?
金糸雀:はっ!?カナは一体何を!?
蒼星石:正気に戻ったようだね じゃあ改めてトリップしてもらうよ
金糸雀:寝ても覚めてもぴーんちなのかしら・・・・
525:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/22 01:09:04 FLTKIedz
雛苺:かなりあも昔はしんちゅうぐんの兵隊さんにギブミーチョコレートって言ってたでしょー?
金糸雀:意味が違うのかしら!!というか進駐軍て何のことなのかしら!?
蒼星石:さあ、もう悲劇のヘロインを気取るのはやめておとなしくこれを吸うんだ
金糸雀:それを言うならヒロインなのかしら!!
翠星石:それにしても結構長い間こうやってる気がするですぅ
真紅ぅ、今何時ですかぁ?
真紅:ハッシシ(八時)丁度ね
金糸雀:ちょっと強引なのかしら!!!!
ジュン:う・・・気持ち悪い・・・・・・
雛苺:あれ、じゅん~?
翠星石:どうしたですかぁ?チビ人間?
蒼星石:初めてなのにあんまり長時間煙の中にいたせいかな?
下に連れて行って介抱を・・・ハッ
真紅:私の下僕だから仕方がないわ 私がやるのだわ
翠星石:し、しょうがないですぅ ここは翠星石がチビ人間の面倒をみてやるですぅ
雛苺:ひながじゅんをかいほうするのー
蒼星石:いや、ここは言いだした僕が!
金糸雀:この隙に逃げるが勝ちなのかしら~
蒼星石:逃がさないよ!金糸雀!
金糸雀:ひいっ!は、鋏はやめるのかしら・・・・
蒼星石:ここは君に協力してもらおうか
金糸雀:な、何をさせるつもりなのかしら?
526:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/22 01:10:18 FLTKIedz
蒼星石:まず君の頭にリンゴを乗せる!
それを見事ライフルで打ち抜いたドールがジュン君を介抱する!
名づけてウイリアム・テルゲーム!!!!
金糸雀:そんなバロウズは嫌なのかしら!!!
蒼星石:嫌だといっても許さないよ!
金糸雀:め、目がマジなのかしら・・・
蒼星石:さあ!リンゴを頭に乗せるんだ!
金糸雀:う・・・あ・・・・グスッ・・・グスッ・・・
カナはここで死ぬのかしら・・・シクシク・・・
雛苺:あー蒼星石がかなりあを泣かせたのー
蒼星石:え!?
翠星石:蒼星石がイジメをするなんて 翠星石は悲しいですよぉ・・・
真紅:イジメ、かっこ悪いのだわ
金糸雀:エーン!!エーン!!
蒼星石:いや・・・あの・・・その・・・・
わ、わかった!ウイリアム・テルはとりやめにしよう!
金糸雀:でも、カナを薬漬けにするつもりなのかしら・・・えーん!!えーん!!
蒼星石:ごめんよ!悪かった!薬も中止だ!僕もみんなも薬を止めるから泣き止んで・・・
金糸雀:・・・・ぐすっ・・・本当・・・?
蒼星石:ほ、本当だとも!ねえ、みんな!?
翠星石:わかったから鋏を仕舞うですぅ!
ジャンク
真紅:危ない子なのだわ・・・・
雛苺:めがこわいのー
527:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/22 01:11:27 FLTKIedz
蒼星石:ほら、みんなもこう言って反省しているからさ!
さ、涙を拭いて、ね?
金糸雀:(コクコク)
蒼星石:(ホッ)
翠星石:お薬やめたら何をするですかぁ?
真紅:そうね どうしたらいいかしらね
蒼星石:カラオケ大会だ!!!
雛苺:からおけー?
翠星石:なんでまたカラオケですかぁ?
蒼星石:薬を止めたら反省会でカラオケと相場は決まっているものさ!!
真紅:まあ、別にいいのだわ 誰が一番に歌うの?
蒼星石:オッケー!ここはボクが口火を切らせてもらうよ!!
1番蒼星石歌います!!
曲はBUCK-TICKの悪の華!!
イヤァーーオッ!!!!
金糸雀:ほ、本当に反省しているのかしら・・・・
雛苺:蒼星石のりのりなのー
翠星石:じゃあ2番目は翠星石がいくですよ
2番翠星石歌うですぅ
曲は清水健太郎の失恋レストランですぅ!
金糸雀:全然反省してないのかしらっ!!
雛苺:せんきょくがしぶいのー
真紅:次は私ね
3番、薔薇乙女 第5ドール 真紅 歌うのだわ
曲はラッツ&スターのハリケーン!
金糸雀:色んな意味で真っ黒なのかしら!!!
雛苺:ひとりだけむかしのえいぞうがかっとされてるのー
528:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/22 01:12:37 FLTKIedz
蒼星石:さあ、次に歌うのはどっちだい?
金糸雀:ところでさっき倒れてた人間はどうなったのかしら?
蒼星石:あ!?そういえばすっかり忘れていた!!
翠星石:ですぅ
真紅:だわ
大丈夫よ ジュン君は下のソファーに寝かせたから・・・・
翠星石:いつの間に抜けが・・じゃなくて気が利くですぅ、チビ苺!
雛苺:ひななにもしてないのー
真紅:え!?じゃあ・・・
蒼星石:まさか・・・・
のり:た・だ・い・ま
翠星石:あう あう あう あう
雛苺:こ、こわいの・・・ひなとってもこわいの・・・
真紅:この私が恐怖で動けないというの!?
蒼星石:は、話せばわかるから・・・
のり:火遊びはダメって言ったでしょう・・・・・?ましてやイケナイお薬なんて・・・・・・
お し お き よ
ウギャー
オトーサマー
ユルシテナノー
ナンデ カナマデー
その日の桜田家の晩御飯はニンジンとピーマンのオンパレードだったそうな。
お し ま い
529:おまけ
06/05/22 01:13:35 FLTKIedz
めぐ:芥子の花が咲いたよ・・・・・
水銀燈:め、めぐぅ!?
530:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/22 22:47:57 pkEzCyjy
オモロカッタ。
スネークマンショーを思い出した。
531:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/24 20:51:41 Iynn5/Rm
>>528
みざりぃ吹いた。文調おもろいなこれ。
532:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/24 20:58:24 8PTUYo6Q
そろそろSSも飽きてきた
533:ジュソ
06/05/25 10:35:35 VZHKaSXP
その部屋では一人の少年と二体の人形が争っていた。。。
「死にたくなかったら早くこの指輪に誓いの口づけをなさい。」
「ほう。つまり自分一人じゃ何もできないから契約してほしい、と。ならちゃんとお願いしろよ。」
左手中指でずれたメガネを上げながら少年は言った。
「あなた正気!?自分の置かれている状況が分かってるの?」
「あぁん?たかが包丁持ったピエロ人形に俺が殺られるとで、もっ!!」
少年はピエロが振り回してきた包丁を本体ごと腕で弾き飛ばし話を続ける。
「実は包丁で怖いのは切りつけじゃなくて突き刺しなんだよな。みての通り服一枚でも意外と切れないんだよ。それに人形程度の重さじゃ軽すぎて致命傷どころか肉にめり込む前に弾き返せちまう。だが重さが同じ人形同士なら―」
「常軌を逸しているのだわ…。」
「はっ、お前の常識で俺を測った結論に興味なんてないね。別に強制するつもりはない、頭下げて助けてもらうかこのままヤツにぶっ壊されちまうか好きに選べ。」
「なんて傲慢な…キャッ!!」
会話の途中に割って入って来たピエロの包丁をステッキで受け止めながら赤服の人形は思った。
(このままでもこのコを倒す事はできる。でもただ倒すだけじゃこのコの魂が永遠の迷子になってしまう。操られているだけのこのコにそんなまねは…)
「おう、戦いながら考え事とはお前結構余裕なのな?なら遊んでないでとっととケリつけちまえよウスノロ。」
(くっ、人の気も知らないで勝手な事を。契約無しにはこのコを救えるだけの力が…ああっ!もうもたないっ)
「仕方ないわね。一度だけしか言わないわ。私の、私のマスターになって頂戴…」
534:ジュソ
06/05/25 10:44:19 VZHKaSXP
「おっ、やっと素直になったな。だけど残念ながらまだ90点だ。『お願いします』が抜けてんだろが!」
「いい加減になさい!どうして私がこんな辱めを―」
ギィイン。。
乾いた金属音と共に力負けした赤服のステッキは弾き飛ばされ、ついにはピエロに追い詰められてしまった。
「あ~あ、余裕かまして調子に乗りすぎたな。」
「ひっ!」
ピエロの包丁が顔をかすめ段々と恐怖に顔を歪ませていく人形。助けを乞う視線を少年に送るとまるでこの状況を楽しんでいるようにニヤニヤしている。
(完全に狂ってる!!本当に助ける気がないのだわ…)
「あぐっ!」
よそ見をしている隙にピエロに首を捕まれ馬乗り状態にされてしまう。ゆっくりと包丁を持つ手を振り上げるピエロ。。
そしてついに観念した人形が声を挙げた。
「……ます…、…がいします…、お願いしますから私のマスターになって下さい!私を助けて下さいっ!!」(こんな屈辱って、屈辱って……)
「は~い、よくできましたwんじゃ約束通り助けてやるよ。ぅおおぉぉぉらぁぁ!!!!」
少年は赤服に詰め寄っていたピエロを壁際まで蹴り飛ばした。
「はぁっはぁっ、ひとまず助かったのだわ…。さあ今のうちに早く契―」
「がぁぁぁぁ!!!!、ぶちまけて死ねよォ。」
ブチブチブチィィィ。
「なっ、えっ!?」
一瞬のうちにピエロの首を胴体からひきちぎって黙らせた少年。そのあまり光景に、赤服はそれを現実だと認識するのに少しばかり時間を要した。
「あッ、い、いやゃあぁぁぁぁ~~~!!」
「あぁん?今更何をびびってやがんだ。コイツもう死んだっぽいぜ?ああ、契約か!心配しなくてもしてやるよ。俺は約束を破るのは大嫌いだからよ。」
「そんな、魂が飛んで…、そのコは利用されただけなのにっ、被害者の方だったのに……」
赤い服の人形は少年の両手に握られた先程まで人形だった綿の塊を見つめ泣きだしてしまった。
「なんだよ、泣くほど怖かったのかよ。偉そうなのは口調だけか。全くヤレヤレだぜ!」
535:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/25 16:14:57 MfSzsCso
ワロタw
536:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/25 18:21:17 nqbk/7Oh
黒っ!w
続き気になるw
537:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/25 19:14:55 4cXjQ4dw
何この石川賢の漫画に出てきても違和感無いジュンw
このジュソならラプラスとでも互角以上に戦えそうだな。
538:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/25 20:03:39 tbQl+PJB
このまま翠や銀ちゃんと対面したらどうなるんだ・・・
539:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/25 21:42:50 +Uq9dxW8
虐待きぼんぬ
540:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/26 15:56:36 9txr1yra
ジュソ君は暴れ過ぎて学校行けなくなったんだろうな
541:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/26 16:10:29 aX7OeDjO
ジュソってジュムの人?
542:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/26 19:15:03 mpMNjTC6
呪詛…禍々しいのも道理だぜ!
このジュソじゃ、トゥモエはとっくにヤラれとるな
543:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/26 20:31:02 aKvL52pI
私はジョースター家の血筋を感じたのだが。違うのか?ヤレヤレだぜ。
544:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/27 00:38:04 THiQE7/d
虐待ものの主人公ってどれも口調がデュードっぽく冷めたところがあるんですが気のせいですか?
545:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/27 00:45:04 Ldrp5BaP
一番書きやすいタイプなんじゃないかな。
546:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/27 01:16:50 T5j8oQ/l
どれもデュードに見えるという錯覚に陥ったことがある。
ってかあの方はまだ書いてるの?
547:デュード ◆rKKpoidTWY
06/05/27 01:54:55 Gd0Awj4W
俺も久々に投稿すっかな。
そうそう、あんまり俺の名前を広めないでくれよ。
一部のファンからは相当恨まれてるっぽいからこれ以上知られると後ろが危ないからなw
548:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/28 10:51:44 1BFqpEe6
自演うぜぇんだよデュード。
お前いくつよ?中学生だろ?
中身のないスカスカなss書くな。見ていて苛々する。
あとデュード信者は何なの?お前らも中学生?
虐待物はデュードが後発だろうが、虐待物の主人公がデュードっぽく見えるんじゃなくて、デュードが従来の虐待ssをパクってるだけだろ?
いい加減気持ち悪いんだよお前ら。デュード専用スレでも作ってそっちでやってろ。
549:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/28 16:42:15 gF+omoYg
そんなこといったら虐待SS全部否定したことになってしまうな
550:名無しさん@お腹いっぱい。
06/05/28 22:12:27 dkUZxUNw
age
551:ジュソ
06/05/30 08:57:59 nIZkXTtJ
『桜田君ごめんなさい、今週末もちょっと忙しくて会えません。この埋め合わせはきっとします。本当にごめんなさい。』
「なんかさァ、巴のやつ最近付き合い悪ぃんだよな。」
今日は土曜日。二日前に携帯に送られて来たメールを何度も読み返しながら愚痴をこぼす不機嫌な少年がいた。
「ふんっ、いい気味なのだわっ。」
そしてまた人形の少女も不機嫌であった。
「あぁん?まだ根にもってんのかよ!ピエロの件はお前の説明不足だし、ありゃ明らかに正当防衛だろうが。それに悪ぃと思ってるからこうして糞ゲームに付き合ってやってんだろ?」
と反論する少年。
「どうせあなたにとっては恋人との予定が中止になった暇つぶし程度なんでしょ、都合の良いことばかり言って最低ね。」
少年はそのセリフに少しだけ顔を反らし、言い辛そうに返答した。
「正直な所理由の半分はそうだな。でもな、お前一人で危険なゲームを戦わせるのが心配だと言う気持ちもないことはないんだぜ…」
「えっ!?」
少年の意外な言動に驚きを隠せない人形の少女。と同時に自分の中から湧き出てくる不思議な感情に戸惑いを感じていた。
「どした?俺、何か変な事言ったか?」
「な、何でもないわよっ!下僕が主人の身を案じるのはと、と、と、当然なのだわっ。。」
人形の少女は少しだけ少年を好きになれた様な気がしていた―
(ああ本当に心配で心配で堪らねぇよ。せっかく手に入れた楽しい玩具が勝手にぶっ壊れでもしたら困っちまうからなァ。ククッ、クククッ…)
そうしてそれぞれの想いを胸に両者は目的のフィールドに到達した。
552:ジュソ
06/05/30 09:01:12 nIZkXTtJ
「さてと、俺以外にこんな粋狂な事をやってる物好きのツラでも拝んどくか。」
フィールドを見渡すと遠くにそれらしき人影があり、それに近づいていくと桃色の人形と倒れて動かない自分のよく知る少女が目に映った。
「はははッ…成程こいつはおもしれぇwこういう事だったかよ。」
それを見て急に嬉しそうな笑みを浮かべる少年を訝しそうに思いながら状況を説明する人形の少女。
「笑い事ではないのだわ。あのミーディアムのコ、力を使いすぎて倒れているのよ!」
しかしその説明を聞いても全く動じる様子のない少年。
「はっ、これが笑わずにいられるかよ!これといって女の子らしい趣味とは疎遠だったあの巴がよ、疲れて眠りこくまでお人形遊びに夢中になるなんて嬉しくて嬉しくてよ。」
少年は巴に歩み寄り顔をぺちぺちと叩く。
「おい、起きろ。はしゃぎすぎだ。ンな所で寝てたら風邪引くぞ?」
反応はない。
「っつたく世話のかかる女だぜ…」
そう言って巴を抱きかかえる少年に小さな人形が騒ぎたてる。
553:ジュソ
06/05/30 09:04:37 nIZkXTtJ
「やめるの~トモゥエを連れていかないで!トモゥエはヒナとずっと一緒だって約束したんだ―」
「うるせー。」
「ぎゃぴっ!!」
ゴロゴロゴロゴロッ。。
うっとおしくまとわりついてきた人形のミゾオチにトゥーキックが炸裂し、人形は地面を転がって行った。
「おい、とりあえず俺は巴をベッドまで運んでくる。今はゆっくり休ませてやりてーからな。そういう訳でお前はあのガキのお守りだ。いいな。」
突然な展開に納得できずうろたえる人形の少女。
「ちょっ、あなたさっき一人で戦わせるのが心配だとかどうとか言ってなかったかしら!」
「あぁん?とことん使えねぇグズ人形だな!ちったあ空気読めや。仕方ねぇから今回は特別に好きなだけ力を使わせてやる。まあ適当に頑張れよ、じゃあな。」
それだけ言い残してこの場を去って行く少年に唖然とし、とりみだす人形の少女。
「なっ、お待ちなさい。その女が一体何だと言うの?どういう事か説明くらい―あんっ!」
少年を問い詰めるために追いかけようとするも後ろから蕀の蔓に巻き付かれ身動きがとれなくなる。
「しんくぅ、逃がさないのよ。早くトモゥエをかえすの~!」
「このっ、こんな時にっ。おやめなさい雛苺。きゃっ!」
ビリビリビリッ。。
余程慌てていたのか、無理に蕀の蔓から逃れようとしたため転んでしまう人形の少女。
体は自由になったものの大切なドレスはトゲでズタズタに引き裂かれ泥まみれになってしまった。
そして、そうこうしているうちに少年の姿はすでに消えてしまっていた。
「グスッ…。なんで…なんでよっ!なんで私がこんな目にあわなくちゃいけないのよっ……」
ただ一体残された人形の少女の叫びは誰に届くでもなく、Nのフィールドに虚しくこだますばかりであった。。
554:名無しさん@お腹いっぱい。
06/06/01 02:34:48 +RqsmGyi
出たなバイオレンスジュムw
555:名無しさん@お腹いっぱい。
06/06/01 13:02:41 LvLD4faM
ベッドに寝かされた巴は
ジュムに無理矢理犯されてしまうのでした。(をわり)
556:名無しさん@お腹いっぱい。
06/06/04 07:27:24 KJclDwY1
難燃性素材にアスベストを織り込んだ特殊繊維製のオムツに船舶用高粘度B重油を滴り落ちるほど
滲み込ませて、ドレスをビリビリに引き裂いて素っ裸にしたクソ雛苺に装着。
燃焼途中で脱落せぬよう鋼鉄製の超細型コイルにてしっかりと固定しガスバーナーで点火。
JR渋谷駅前にて拘禁を解き明治通りを走らせる。
オムツから不気味なオレンジ色の炎をメラメラ燃え上がらせ、激しい黒煙を振りまきながら短い足で
全力疾走するクソ雛苺。
「ああああ熱いのおおおおおおおおおお~」と白目を剥いて叫びながら、
「雛、なんにも悪いことしてないの~」
と、完全に誤った自己認識に基く主張を行なって恥じることのないクソ雛苺の醜悪な姿。
ゲラゲラ哂いながら携帯を向ける女子高生。クソ雛苺に向い指を指して子供を諭す若い母親。
空缶やペットボトルを投げつけるDQN中学生。更には「売国人形」を轢き潰そうと迫る街宣車。
尻に火の点いたクソ雛苺、表参道方面へ向かって走る、走る、走る。
なるほど弱いだけのことはある。逃げ足だけは天下無敵だ。
自らを励まそうとしてか或いはオムツの燃える熱さに耐えようとしてか、無意識に
「あいとっ、あいとっ」と泣きながら自らに掛け声をかけるクソ雛苺の姿は実に陳腐だ。
ところでクソ雛苺をはじめドールの体組織は堅固とは言い難い。
それ故オムツを装着されていた臀部付近が竹下通りに差し掛かった折に崩壊してしまう。
高熱と高速運動の負荷に耐えられなかったのだ。
脚を失い、松明(たいまつ)の如く燃えるオムツを回転させながらクレープ屋の前を転げまわる
クソ雛苺。
それでも一生懸命「あいとっ、あいとっ」
修学旅行の中学生に蹴飛ばされても「あいとっ、あいとっ」
佐川急便に轢き潰され、ぺしゃんこにされても「あいとっ、あいとっ」
雛ちゃんほんとに強情だねえ。
だから苛められるんだよ。
557:名無し@お腹いっぱい。
06/06/04 18:45:49 7hwjGi46
なんか馬鹿が虐待スレを埋めようと必死になってるね
558:名無しさん@お腹いっぱい。
06/06/09 07:41:39 wmYtMbyX
一般SSスレに書きこめたいけど、
あのぬるさはちょっと我慢できないワレハドウスレバイイデスガ。
559:名無しさん@お腹いっぱい。
06/06/09 14:42:57 w31YNZic
おすきなように
560:名無しさん@お腹いっぱい。
06/06/09 18:47:42 oVbcC4dW
自分をスレに合わせることですな。
でなければここに投下するか
自分の考えが正しいと思うなら、自分の、自分による、自分のためのスレを作って
上手く立ち行くかどうかやってみれば。
で、うまくいかなかったら、自分で1000まで埋める、と。
561:名無しさん@お腹いっぱい。
06/06/09 21:55:12 8sMywrFx
マジレスワロス
562:名無しさん@お腹いっぱい。
06/06/10 13:22:49 XUDfdbLA
俺は親切なのだよ。
563:名無しさん@お腹いっぱい。
06/06/12 00:54:13 lNiT6nNI
痛いだけだよ
564:名無しさん@お腹いっぱい。
06/06/12 07:36:18 Nj6hkfpk
可愛いと思うよ
565: ◆vJEPoEPHsA
06/06/16 03:16:09 sAraFmTJ
はじめまして。
エロパロ板とアニキャラ総合板のSSを保管させていただいているものです。
アニキャラ総合板の方の236さんからこちらのSS保管の希望があったのですが、こちらの方々としてはいかがでしょうか?
既に前スレ67さんのまとめページがあるので不要かも知れませんがご検討下さい。
566:名無しさん@お腹いっぱい。
06/06/16 06:55:55 fGWk3hwu
お願いします
567:黒秦樹(クロシンジュ)
06/06/17 02:04:40 ZyaCwwKu
深夜のとあるドールショップの中から若い、だが苦悩に満ちた声が洩れていた。
造詣は、良い。ドールに魂が宿るほどの出来だった。目を閉じるだけで思い起こ
すことが出来る自分の作品。憂いを帯びた瞳。紅の差した頬。薄い唇。弓形に反っ
た睫毛。黒の着物に漆黒の髪が艶をだし、赤い帯がアクセントとして添えられてい
るその姿。両の細腕が振袖に包まれ、足元には深緑色の草履を履いている。
しかし、圧倒的に足りない。ドールとしては見た目だけで決まるものではない。
彼が目指す師を超えるためにはどうしても必要なもう一つの要素。それは―。
ドールとしての強さ。戦闘能力。彼女の前に生み出したもう一つの作品、薔薇水
晶の力は申し分無かった。だが彼はそこで満足しきったわけではなかった。更なる
力を求め、ドールを、強さを、更なる高みへと……。
しかし、出来たのは見た目だけで力をほとんど持たない彼にとっては失敗作とし
か呼べぬ代物が出来ただけだった。なんとかして力を持たせる方法は?それとも
いっそ壊してもう一度作り直すか。しかし既に魂までも持ってしまった人形を壊し
て、果たしてそれがもう一度呼び戻せるのか。
苦悶に満ちた人形師の背に誰かからの声がかけられる。
「ならばいっそ、師のローゼンのようにドールを手放して見ては如何?彼もまた
思うとおりに行かぬドールを作って苦悩し、アリスになる術を託してアリスゲ
ームに賭けた……。」
「ただ捨てるだけでなんとなる?果たして力を得て帰ってくるものか?」
背後からの声、燕尾服に身を包んだ異形の兎顔。ラプラスの魔の言葉に人形師
が疑問の声を投げ返す。
「そこでこの道化師が取り出したりますはこの指輪。この指輪を持って媒介を
探し出して契約し、それを力とすればよい。それならば力も上がることでし
ょう。」
道化兎の取り出したのは薔薇の文様が描かれたブラックダイヤの指輪。精緻な
薔薇の蔓の細工が施された指輪の宝石部分はまさしく黒薔薇と呼ぶべき形に彫刻さ
れたブラックダイヤ。
「これをどこで……?」
人形師の顔がラプラスの魔に向けられる。その視線に含まれるのは疑惑。
「さて、はて。問題なのは経緯よりもこれからの結果。貴方様は如何なされる
おつもりですか……?」
568:黒秦樹(クロシンジュ)
06/06/17 02:06:05 ZyaCwwKu
扉が開く音。光が洩れて地面に刺さる。続いて、地面に重たいものが投げ出され
る物音。少女の悲鳴。向けられる冷たい眼差し。
「いきなり何をなされるのです……お父様……。」
黒髪の少女の嘆きは青年人形師の冷たい面の皮へと跳ね返されて。
「お前は力を持たない。失敗作だ。だから何処へともなりといってしまうがいい
。」
言葉と共に投げ出されるのは鞄。地面を一度跳ねて少女の、そのドールの下へと
転がり落ちる。
「そんな……、私はお父様の下から離れたらどうしたらいいのか……。」
涙の伝う頬に容赦なく一条の飛礫が放たれてぶつかり落ちる。それは指輪。頬に
ぶつかり、落ちて着物を伝い両足の間の隙間の布地部分に落ちる。
「その指輪で契約者……ミーディアムを見つけろ。薔薇水晶を超える力を持って
帰ってくること。これがお前が帰ってこられる条件だ。」
ドールにお父様と呼ばれる人物、槐はそれだけ告げると扉を閉めて、ドールを外
に締め出した。しばしドールの咽び泣く声が聞える。扉に背を向けてその声を聞い
ていること数十分。やがて衣擦れの音がして、ことんと何かを立てる音が聞えると
共に風を切る音が聞える。槐が再び扉を開けたとき、そこにはもうドールの姿は無
かった。
569:黒秦樹(クロシンジュ)
06/06/17 02:08:01 ZyaCwwKu
自分は捨てられた。力が無いから。夜の闇を鞄に乗って裂いて行くそのドールの
名は黒秦樹。薔薇水晶と同じく槐に作られたドールだ。日が昇る前に人目につかな
いところを探さなくてはならない。ドールが人目につくことを製作者が好まれない
のは、生まれたばかりの自分でもよく知っていることだった。数少ない槐との外出
の思い出の中にその情報は刻まれていたし、また彼自身の口からも言われたことだ
った。どこに身を隠そうか……。お父様から店を出るように言われたもののあまり
遠くへは行きたくない……、さりとてあまり近くで目に触れるわけにもいかない…
…。結局行き着いたのは朝になりかけた商店街の一角。日陰に入るようにして人目
を避けながらも時々はnのフィールドを通っては身を隠し、一部の人の善意による
物乞い行為で食料を得るという野良生活が始まるのだった。球体間接の見えずらい
着物だということが功をそうしていた。商店街の親切な人々には幼い黒髪の童女と
してひっそりと囁かれるだけでその存在を明るみにされることは無く、ただ一人鞄
とお気に入りの寝床を確保して生活をし始める。最初はただ捨てられたことにショ
ックを受け、呆然自失とただ打ちひしがれているだけだった。動いているドールで
ありながら、どこか生気の無い顔。穿たれた傷口に立ち直る事も出来ずにただぼん
やりと商店街の人から物を貰い、日々を過ごしていく。しかし、直ることの無い傷
口はあってもそういう生活の中で少しではあるが、人々の笑顔と込められた優しさ
が、案外と馴染んだものとなった。
―こういう生活も悪くは無いです……―
そんなことをぼんやりと思うようになる幾年月。いつもの路地裏で少女と少年達
の群れを見かける。最初はここから全てが始まるとは思いもよらなかったが。
570:黒秦樹(クロシンジュ)
06/06/17 02:10:21 ZyaCwwKu
少女はどうやら苛められているようだった。貶し言葉や囃し言葉。そういったも
のが少年達の口から繰り出されては、髪を引っ張る、叩く等と古典的な嫌がらせを
行ったりしていた。最初は人とあまり関わらぬように、近づかずにいたが日を変え
ても時々また、同じ場所で苛められているのを見かけるのだった。
そんなある日。
「捨てられッ子。」
「要らない子。」
「不要品。」
「ゴミ、クズ、カス。」
そんな言葉が少年達の口から発せられるのを偶然聞いてしまう。思わず、足を止
めてしまった。捨てられた子。要らない子。不要品。ゴミ。クズ。カス……。どの
言葉もまるで自分に言われているようで。思わずその場に留まる。そしてその時、
初めて少女自身を見る。ショートカットの黒髪の少女。やや気弱そうな顔が今では
泣き出す寸前にまで歪められていた。
「待ちなさい……。そこの子達……。」
気付いた時には声をかけていた。振り向く少年達。いつもなら立ち去るだけの自
分が何故?内心そう思いながら少年達のほうへと歩みを進めていった。改めて近づ
いてみると少年達は自分よりやや大きいくらい。幼稚園生だろう。
「なんだよ、お前。」
少年の中でリーダー格らしい真ん中の少年がこちらに声を上げた。茶色く染めら
れた髪が黒髪の一団の中で目立つ。
「……………………………。」
初めは声を出せなかった。言うべき言葉が見つからないのだ。自分でも何故こんな
事をしようと思ったのか判らない。もう一度、試みる。
「……やめなさいと……言いたいのです……。」
今度は言葉に出た。ありきたりな制止の台詞。自分はこんな事が言いたかったのか
……。一体何故?
言葉の結果は目の前の少年達から明確に見ることが出来た。敵意を露わにする少
年達。
「なんだよ、お前。」
「・…………………………。」
言われる問にしかし黒秦樹は答えない。代わりに紡がれるのが。
「立ち去りなさい……。」
という言葉のみ。右の少年が動いた。
「五月蝿いんだよ、おまえ!」
右手で殴りかかってくるのが見える。反射的にこちらも右手をあげて黒真珠を生
みだしていた。相手の手がこちらにくるよりも先に真珠が相手の顔にぺちりと音を
立てて当たった。
「いたっ!」
右の少年が顔に手を当ててうずくまる。同時に真ん中と左の少年が動き出す。
「おまえっ。」
「やったな!」
相手が間合いを詰めてくる前に両手を翳して真珠を打ち出す。狙いたがわず両者
の顔に真珠が当たる。手加減無しの攻撃。だが、それも子供泣かすのが精一杯の攻
撃でしかなかった。さらに追い討ちを数発打つと、少年達は泣きながら逃げていっ
た。少女とは反対方向に逃げていくのを見送って溜息を吐く。
「…………ふぅ……。」
我知らず肩に入っていた力が抜ける。自分の力なんて所詮この程度のものだ。全
力で子供泣かす程度の、子供だましのものでしかない。薔薇水晶には遠く及ばない
……。