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は な ち ょ こ
「ユーリ!」
「陛下っ」
見慣れた顔、聞きなれた声の二人が駆け寄ってくる。フォンビーレフェルト卿ヴォルフラ
ムの黄金(きん)色の髪は、日差しを受けて輝いている。湖面を思わせるエメラルドグリー
ンの瞳が、真っ直ぐにおれに向けられた。開きかけた唇からは、今にも「おかえり」とい
う単語が飛びだしそうだ。
ああ、やっと戻ってこられたんだ。(略)
「ただいま、ギュンター、ヴォル……」
「遅いぞはなちょこ!」
ちょっと待て。今、お帰りじゃなくて、へなちょこって言った?それどころか訛った?
(めざマ p38より)