【ノーマル】ローゼンメイデンのSSスレ 2【一般】at ANICHARA
【ノーマル】ローゼンメイデンのSSスレ 2【一般】 - 暇つぶし2ch650:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/09 02:44:21 s6lsIMBy
偶然じゃない?

651:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/09 12:42:10 3SbxXlK/
>>649

おいらのサイトじゃないからねw

652:雛苺・密偵編1
06/08/10 10:30:19 NGhTWJSm
柏葉「雛苺は桜田君のこと好き?」
雛苺「うん!!ヒナはジュンのことだ~い好きなの~」
柏葉「私もね桜田君と仲良くしたいの。雛苺、協力してくれる?」
雛苺「うん!!ジュンも巴もだ~い好きだから何でも協力しちゃうの~」
柏葉「ありがとう。雛苺、うれしいわ」

雛苺「えっとえっと・・・ジュンに巴がジュンの事好きなのよ~って言えばいいの?」
柏葉「ダメよ、雛苺。女の子から好きと言ったらダメなの。桜田君が私を好きになるようにして欲しいの」
雛苺「うゅ~、むずかしいのね・・・」
柏葉「桜田君に私の良い所だけ伝えてね、悪い所は言っちゃダメよ」
雛苺「巴の悪いところって何なの~?」
柏葉「そうね・・・剣道の練習後は汗臭いとか、胸パット入れてることは絶対に言わないでね」
雛苺「わかったなの~!絶対言わないのよ~」

柏葉「桜田君には私がかわいくて料理も出来てスタイルも良くて勉強も出来ることを伝えてね」
雛苺「ジュンに巴のこといっぱいお話するの!」
柏葉「あとは桜田君のことを探り出して欲しいの、好きな子のタイプとか太さとか長さもね」
雛苺「うゅ~、わかったなの。でもでも覚えきれないのよ・・・」
柏葉「大丈夫よ、雛苺。私が無線で指示をだすから言ったとおりに喋ってくれればいいの」
雛苺「無線・・・なの???」

柏葉「それじゃ雛苺を改造するわね、ちょっと痛いけど我慢してね」
雛苺「ふぇ~?ヒナ痛いの嫌なの~!ともえ!そんなドリル何に使うの~?」
柏葉「雛苺の背中に無線機を埋め込むのよ、あと非常用にこの装置もね」
雛苺「いや~~いやなの~、ヒナはそんなのいらないの!いや~」
柏葉「雛苺、ワガママ言わないで。痛いのはすぐ済むわ」
雛苺「うぎゃ~~~うわ~~ん、いや~いた~い~~」

柏葉「雛苺、改造は終わったわ。泣かないで」
雛苺「うう・・・ひっく、ひっく・・・・」
柏葉「雛苺、桜田君と24時間一緒にいてね。トイレの中までついていくのよ」
雛苺「うう・・・もう、ともえ嫌いなの・・・」
柏葉「雛苺の好きな苺大福よ。食べなさい」
雛苺「うう・・・モグモグ・・・おいしいの~・・・」

653:雛苺・密偵編1
06/08/10 10:31:46 NGhTWJSm
続きは週末

654:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 11:27:10 dBM8CZnm
(失笑)

続き期待します

655:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 14:38:05 mM0q5zpD
ふざけてるのかね?
まず誰が喋っているのかをキャラ名で表記してる時点でマイナス80点。

656:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 14:55:05 7Id/f5gy
>>655
なんか言ってほしそうですねぇ
特別に三回まわってからワンと言ったら言ってやらなくもないですぅ

657:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 15:12:36 JCRucAyk
とりあえず>>652よ、一度書いてから親父でも友人でも誰でもいいから読ませてみた方が良い
そこで変に思われたのならここに投下する価値はないと思っていい

658:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 16:01:34 Et9zY8aM
良く指摘されるが、中途半端なのを投下して続きは次回ってするより一度すべて書いてから投下した方が良いと思う。

659:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 16:09:33 uL+QPCDg
だね。とりあえず続きはよう書いて。

660:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 18:12:59 mM0q5zpD
>>656
頭大丈夫?

661:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 19:47:21 uEDQkTox
うん、続きが早く読みたい
鬼畜トモエは虐待スレ以来だが、あれはいいもんだ
機械仕掛けの雛苺にwktk

662:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 20:30:52 JioyfZYw

俺は罪の意識もなく、水銀燈の尻を触ったんだ。

すると水銀燈は怒って羽シャワーしてきやがったんだ。

水銀燈「死ぬ覚悟は出来たぁ?お馬鹿さぁん」

俺「…………」

水銀燈「ほらぁ、イっちゃいなさぁい!」

(羽シャワーしてくる)

俺「……ザ・ワールド!!時よ止まれ!」
ド━━━ン!!!!
俺「ククク…どうだ?時を止められた気分は?…まぁ今のお前には見えもせず、感覚さえもないんだからな」

俺「さてと……今の内に叩かせてもらうか…。」

俺「無~駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!!!」

俺「フフフ…そして時は動き出す……。」
ドギュ━━━ン!!

水銀燈「うぐぅ!!?貴方いったい何をしたの!?」

俺「フン…お前に教える事は何もねぇぜ」

水銀燈「…いいわ!貴方の謎の能力!この私が暴く!」
俺「面白い……ならば…………全力でこの俺にかかってこい!!!!」

俺&水銀燈「ハァァァ━━!!!!」


こうして二人の激闘は幕を切って落とされた

663:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 20:36:10 w1dapeJT
会話だけで話が進むならキャラ名つけたほうがわかりやすい
作者のサービスだろ

台本形式のSSはめずらしくないし

664:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 21:49:14 JCRucAyk
>>663
大抵、内容は意味不明だがな。

665:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 22:00:09 uL+QPCDg
意味の分かる人だけ読めばいいよ。意味の分からない人が無理して読む必要ないからね。

666:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 22:17:29 jyvAratN
叩いてる香具師は SS総合での荒らし
これは放置安定。

そして、批判してる香具師
相手がどんな心情で書いているか
それを察して評価しろ。
 ジュニア・シニア、ライト・ヘビー
これの違いは分かるだろ?

分別はちゃんと付けようZE


>>662
(苦笑)

選択を見誤ったのでは?

667:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 22:18:12 mM0q5zpD
それはともかく>>652程度の内容ならまとめて投下してくれた方が良いんじゃなかと。
まあ最初の段階で賞賛のレス欲しくて続き書かないんだろうけど。

668:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 22:22:33 mM0q5zpD
>>666
他スレを関連付けるのはやめた方が良いと思うが。
あっちは批判自由であって、批判議論や無駄に長いマンセーは嫌われるが、それを分かってない人が暴れてるだけ。
要はここと総合スレのルールを同じだと思ってる>>1も読めない馬鹿が多いって話。

669:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 23:05:54 7Id/f5gy
>>660
あんたの方が頭大丈夫?
キャラ名表記してる時点でマイナスとかバカじゃないの?

670:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 23:07:12 uL+QPCDg
よくよく考えたらこのスレ凄いな。>>667とか>>641とか>>630みたいな他人の心読んだりIPが透視できる兵がゴロゴロしてるw

671:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/10 23:12:47 Et9zY8aM
やっぱ厨房スレだなあ

672:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/11 00:43:02 nI2J/9wb
夏早く追われ

673:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/11 01:06:13 eSpU6RIg
お前ら初めてか夏は、力抜けよ

674:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/12 01:50:37 ge9OxH3P
保守

675:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/12 02:51:18 g2qdLCGJ
はい、チュウモ~ク

叩き、嵐は 放置が嫌い。
きつい批判なら兎も角、
度の過ぎた叩きは 放置して欲しい

恐らく、相手にして欲しいだけだから
寂しいんだろうね…

676:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/12 02:58:56 6+CAperq
そんな事をわざわざ言うから自治房って言われるんだよ
そんな事言ってる暇があったら作品の一つでも書いてくださいな

あっ僕は読み専門なんで書けませんので悪しからず

677:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/12 03:39:56 xin9ukkX
夏厨に占領されたか。
作者もいないし終わりだな。

678:雛苺・密偵編2
06/08/12 05:51:49 NM4Htye3
雛苺「ジュン!ただいまなの~」
ジュン「おかえり、柏葉の家は楽しかったかい」
雛苺「あのねあのね、ともえが剣道の練習した後は良い匂いがするのよ。ともえのおっぱいは90cmあるのよ」
柏葉(雛苺!!いきなりそれはないでしょ!!)
ジュン「???」
雛苺「ともえはね、色々できるのよ!」
柏葉(雛苺!もういいから好きな娘のタイプを聞いてちょうだい)
雛苺「ジュン!ジュンはヒナのこと好き~?」
ジュン「あ、ああ・・・雛苺のことは好きだよ、楽しいしね」
雛苺「うん!ヒナもジュンのことだ~いすき~」
柏葉(それじゃ参考にならないわ!もっと突っ込んだこと聞いて!)
雛苺「ジュンはどこに突っ込みたい?」
ジュン「・・・雛苺、どうしたんだ??なにか柏葉に言われたのか??」
柏葉(まずいわ!雛苺、桜田君と遊んでごまかすのよ!)
雛苺「ジュン!ジュン遊ぼ~~!」

雛苺「ジュン登りなの~~!わ~い!」
ジュン「あはははっ、雛苺重いよ!・・・って本当に重くなったなぁ」
雛苺「ヒナは太ってなんかいないのよ~」
ジュン「雛苺。なんか背中が膨らんでるけど何入れてるんだ?」
雛苺「え!?え~とえ~とえ~と・・・・うにゅ~なの!」
ジュン「雛苺は苺大福が好きだな、ちょっとトイレに行って来るよ」

柏葉(雛苺!!チャンスよ!一緒にトイレについていくのよ!)
雛苺「うゆ~?ヒナはトイレ行かなくても大丈夫なの。それに一緒に入ったら怒られちゃうのよ」
柏葉(大丈夫よ!無邪気に飛び込めば桜田君も追い払ったりしないわ。確認して欲しいことがあるの)
雛苺「わかったなの~・・・お邪魔しますなの~」
柏葉(・・・どう?桜田君のは大きい?)
雛苺「すごく大きくて臭いの~」
柏葉(そ、そう・・・何cmくらい?)
雛苺「20cmくらいあるのよ」
柏葉(す、すごいわ!!)
雛苺「でっかいウンコして流してないの~ジュンはトイレにいないのよ」
柏葉(そんなのどうでもいいわ!!雛苺がグズグズしてるから桜田君がいなくなっちゃったじゃない!)
雛苺「うゆ~、とりあえず流しておくの」

ジュン「雛苺、トイレの中で何さわいでるんだ?」
雛苺「あのね、ともえが確認しろって言うの」
ジュン「柏葉が?何を確認するんだい?」
柏葉(雛苺!ごまかしなさい!)
雛苺「えっとね、トイレが掃除してあるのか確認してるの。ともえがトイレ借りにくるの」
ジュン「・・・雛苺、一緒にお医者さんごっこして遊ぼうか」
雛苺「わ~い!ジュンと一緒に遊ぶの~」

ジュン「僕がお医者さんするよ。どこか痛いとこはないですか?」
雛苺「え~と、背中が痛いの」
ジュン「それじゃ、服を脱いで背中を診てみましょう」
柏葉(まずいわ!ばれてしまったみたいね!雛苺、逃げるのよ)
雛苺「うゆ~、やっぱり背中は痛くないの。無線機なんて入ってないのよ」
ジュン「無線機?」
柏葉(この装置は使いたくなかったわ・・・自爆装置作動!!)


ドカァーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!


柏葉「雛苺、あなたの死は無駄にしないわ。・・・さてと桜田君のお見舞いの用意しないと」

679:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/12 06:06:49 RYzVEcVW
くやしい・・・
  でも…

笑 っ ち ゃ う


こんな文でニヤリ とか
正直、自分に落胆してますよと...

お疲れ様でした。

680:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/12 07:29:58 Yu1O4E8D
ワロタwww

雛ちゃん乙

681:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/12 15:39:04 l5YjCiIM
グッジョブ!ネタが練れてるね
台詞の前にキャラ名が付く台本SSは稚拙だと思ってたが
これ読んで宗旨替えしそうになった



682:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/12 16:34:14 xin9ukkX
微妙。

683:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/12 17:32:13 el4Ativt
トモエ・・・・いやいいんだ。

684:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/13 00:30:44 v7zSkIuJ
>>678
wrt
次は当然ヒナの魂をジュンの部屋にある市松人形に憑依させる話だよな?



685:雛苺・密偵編2
06/08/13 02:08:43 MQ9sJLAF
>>684
おう!それで続き書いてくれ

686:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/13 03:56:38 VHkl4eQZ
どの辺が面白いのかと

687:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/13 14:42:33 XBQVP810
>>685
何甘えてんだお前?なめてんのかコラ?

688:雛苺・密偵編2
06/08/13 20:39:20 MQ9sJLAF
す、すいません
自分は短編しか書けないのであります
続き書くとか苦手であります

今、水銀燈の話かいてるんで
出来たら投下しまっす

689:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/13 21:20:01 hlwRhzMN
銀ちゃんを雛苺とか真紅みたいな扱いしたら社会的抹殺するからな

690:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/13 23:20:16 E6QMitD/
金糸雀ならOKということでいいのね。


691:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/14 08:25:53 YU+HgCga
>>690 どうぞどうぞ

692:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/14 11:17:37 QG/6U0QF
>>690
ボクは蒼星石を推薦するよ

693:水銀燈・携帯編
06/08/14 16:38:53 /2DaX7Jq
いつものように突然水銀燈はあらわれる。
「真紅、元気だったかしらぁ」
「水銀燈!449時間ぶりね。何の用かしら?」

水銀燈が服のポケットから黒いシックなデザインの携帯電話を取り出す。
「うふふ・・・携帯買ったのよぉ」
「携帯・・・それがどうかしたのかしら」
「真紅に電話してあげようかと思ったの、携帯の番号教えてくれるぅ?」
もちろん真紅は携帯など持っていない。
「・・・薔薇乙女に携帯なんて必要ないのだわ」
「あらぁ?もしかして携帯持ってなかったの?気がつかなくてごめんなさぁい・・・うふふ」
水銀燈は机の上に立ち真紅を見下ろす。
「なにか伝言なら人工精霊に伝えさせればいいのだわ」
「こんな便利な道具があるのに、人工精霊を伝書バトの代わりにするなんてホーリエちゃんもかわいそう」

「最近の携帯は便利よぉ。写真だって取れちゃうんだから」

ピロリロリ~ン!

携帯の写真で真紅の不機嫌な顔を写す。
「あらぁ、こんな不細工な写真は容量の無駄ね。消去消去・・・うふふ」
「どうせ貴方だって電話かける相手もいないんでしょ、みじめね」

オバカサ~ン!オバカサ~ン!

「メグからメールが着たみたい。ちょっとごめんなさいね・・・うふふ」
「その恥ずかしい着信メロディはなにかしら」
真紅はイライラしながらメール操作をする水銀燈をにらみ付ける。
「人と話してるときに失礼なのだわ」
水銀燈が見せつけるように携帯を操作する。
「夕食用意してあるから早く帰ってらっしゃいって、携帯なんか持つと落ち着かないわぁ」
「用がないのならさっさと帰るのだわ」

「暇な時はこれでゲームもできるのよ、真紅やってみるぅ?」
「いいかげんにしなさい!話したいことがあるなら早く言いなさい!」

たっぷり1時間、携帯を自慢しまくった水銀燈は引き上げていった。
「ま、負けたのだわ・・・」
涙をこぼしながら真紅は床に崩れ落ちた。

694:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/14 19:05:38 YU+HgCga
>>693 これぐらいがいいよ GJ

695:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/14 19:09:50 QG/6U0QF
相手がめぐしかいないのも十分に可哀想だよ……

696:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/14 19:30:00 YU+HgCga
>>695 ………

697:水銀燈・携帯編
06/08/14 20:14:16 /2DaX7Jq
>>695
きっと真紅が最新型買って水銀燈に自慢しにいくさ

でも真紅は間違えてPHS買っちゃうんだよな

698:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/14 21:09:51 jGeYy8qN
四流のくせに何偉そうにコテつけてるの?
もう少しまともなもの書けるようになってからにしなさい。

699:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/14 21:34:20 +xjPvBbg
薔薇水晶にメールでグロ画像送りつけられて泣く銀様
見るだけで怖いので削除もままならない

700:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/14 23:01:35 Dxap8Th2
>>698
何処をどうすれば
「まとも」になるんだ?

まずは喪前の考える
SSに対しての形を述べよ

701:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/14 23:28:28 YU+HgCga
>>700 また荒れるからスルーしよう?

702:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/14 23:31:37 jGeYy8qN
>>700
また簡単に引っかかってくれましたね。
読み手も読み手だ。
GJとかアホみたいな称賛はやめとけ。

703:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/14 23:42:03 3ZO+QVLk
まあコテと作品タイトルの区別もつけられないようなまともな人間はスルーでいこう

704:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/14 23:50:37 Dxap8Th2
>>702
漏れは>>693 では無いよ

だが、今書いてるのを
納得の良く形に仕上げたいから 聞いている

やっぱ、先に投稿して
煽られないと駄目か?


>701 >703
悪い、
大事な事なんだ。

705:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/15 00:13:55 ZvWulq4W
隔離スレとしての役割は十分だなここ

706:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/15 00:14:19 3orMBVsc
ここで元職人だった俺が空気を読まず登場

707:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/15 00:17:59 Ug5GoAEo
>>704
納得のいく形、というのは自分が納得すればそれで十分だろ
変な連中はスルー汁


708:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/15 00:23:17 6DsZVzFE
夏になってから急に増えた厨房
そしてクオリティが下がっていくSS
もう終わりだね

709:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/15 00:47:47 zHol/b2A
これで最後にします...

>>707
個人的には、
やはり 批評もされたい。
自分の納得は 推敲の時点で終わり
作品自体は、他者の意見によって評価が決まる。
 なら、取り込める意見や 改善点は
是正して行った方が 得策じゃないかな?

>>708
それはそれで良しとしよう
盛者必衰の理と言うし
新たな風が吹くさ。

710:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/15 00:58:46 6DsZVzFE
スレ内の批評に関すレスを全部読んで見な
それでもこのアホらしい討論の答えが見つからなければ君はただの馬鹿だろう

711:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/15 01:20:52 5Raw+guj
なんでスルー出来ないのお前等は


712:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/15 04:51:33 Hoi/fvDp
坊やだからさ

713:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/15 10:16:45 7MPTUZue
>>693

銀様が携帯持ったのは、みっちゃんにメールする金糸雀を見て羨ましくなり
メグにおねだりしたに違いない

fromみっちゃん to カナ
今日の晩ごはんはオリジンの茄子味噌炒め弁当とポテトサラダよ!
          早く帰ってきてね

fromカナ to みっちゃん
いま、水銀燈のヤサのはりこみがおわってかえるところかしら
          はやくあいたい


これを盗み見た銀ちゃんはその晩、「欲しい欲しい!携帯欲しいのよぉ~」と
手足や羽根をバタバタさせて雛苺並のダダをこねたとか



714:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/15 12:27:15 5Raw+guj
萌え萌えドピュドピュ

715:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/15 17:23:45 3orMBVsc
みっちゃんの本名って何んだっけ……?
確か本編ではもう明らかになったよな?

716:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/15 19:56:41 ZUDSXsF7
次はリクエストのあった金糸雀で
このスレは虐待、エロ、グロ禁止ってなってるけど
水銀燈が電車の中でうんこ漏らしたりするのはOK?

あと長編になりそうだけど歴史物ってうけるかな?
水銀燈が第二次大戦中にルーズベルト大統領暗殺する話書こうかと


717:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/15 20:14:23 dox3Rjn+
書きたいのを書くべし
受ける受けないは、
やはり、内容に寄るのでは?

>>715
草笛みっ ちゃん

718:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/15 20:35:08 5Raw+guj
人形はウンコしません

719:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/15 20:58:07 ZvWulq4W
>>1見れば分かると思うが、スカトロは18禁扱いになると思うけど。

720:金糸雀・精霊編
06/08/15 23:16:28 ZUDSXsF7
「今日はトランプで勝負かしら!」
家に遊びに来た金糸雀がババ抜きで遊ぶことを提案する。
僕も人形たちに混じって参加することにした。

「う~~ん、ババはこれかしら?これかしら?・・・良かったのかしら~!」
何度やっても金糸雀はババを引かないし、いつも良いカードを持っていく。
「ほ~ほっほっほ、薔薇乙女一の策士、金糸雀がババ抜きで負けるはずがないかしら~」

5~6回ほど負けが続いた僕の脇腹を隣の真紅がつつく、視線の先を見ると・・・ピチカートだ!
僕の背後をカーテンの陰に隠れながらピチカートがフヨフヨと飛んでいた。
どうやらピチカートが僕の持ち札をみて金糸雀に教えていたらしい。
「金糸雀!!イカサマしたな!!ずるいぞ!」
「きゃ~~ばれてしまったのかしら~!」
僕はピチカートを掴むと金糸雀に向かって投げつけた。

パチン!!バチバチバチ!!!バチバチバチ!!!シュ~~~~!

予想外に人工精霊が軽かったので狙いがそれて天井から下がっていた電子虫取り機の中に入ってしまった。
「ピ、ピチカート!?大丈夫かしら~!!」
ピチカートは線香花火のように激しく輝いて虫取り機の中で撥ね回り、真っ黒な灰の塊になって落ちてきた。
「ピチカート!!ピチカート!」
床に転がる灰の塊がピクリと動いて、そのまま崩れてしまった。
「どうやら貴方の人工精霊は壊れてしまったようね」
真紅が冷静に告知する。
「ご、ごめん。金糸雀、こんなことになってしまうなんて・・・」
「だ、大丈夫かしら~!ピチカートが壊れるはずがないのかしら~!」
金糸雀は真っ青になりながらも強がりを言う。
「ピチカートは隠れて遊んでるのかしら~!探すのかしら~!」

「ピチカート・・・どこにいったのかしら・・・ブツブツ」
あの日以来、金糸雀は家の中を独り言をつぶやきながら歩き回るようになった。
「金糸雀、あきらめなさい。ピチカートは死んでしまったのよ」
「そんなはずないかしら・・・きっとどこかに隠れているに決まってるのかしら・・・」
うつむきながら一日中探し回る金糸雀はすっかりやつれてしまい、かつての元気さは無くなってしまった。

ピチカートが壊れてから1ヶ月が経ったが、まだ金糸雀は家の中を探し続けていた。
「あ~~!金糸雀の頭にハゲがあるのよ~!ピカピカ光ってるの~!」
雛苺が歩きまわる金糸雀の頭を指差しながら声をあげる。
金糸雀はストレスのあまり円形脱毛症になってしまったのだ。
「ひ~~!!わ、私の髪の毛が抜けてしまったのかしら~!ツルピカになってしまうのかしら~!」

真紅に聞いたのだが、金糸雀お得意の策略も本当はピチカートが全部考えていたそうだ。
ピチカートが壊れたのは金糸雀にとっては体の一部を失ったことに等しいだろう。
「ジュン、貴方にはマイスターの才能があるわ。貴方自身のやり方でピチカートを作ってみるのだわ」
「わかったよ、真紅。僕が壊してしまったんだ、代わりの物は僕が作ってみせる」

その日から僕は人工精霊の研究に取り掛かった。

LEDと音声スイッチを組み合わせ声に反応して点滅するようにする。
ボタン電池とLEDを透明プラスチックのカプセルに納める。
カプセルの周りにオレンジに着色したフェイクファーを植えつける。
竹さおを40cmほどにカットしL字型に曲げてLEDカプセルをテグスでぶら下げる。
竹さおを金糸雀の背中に括り付けると・・・

ピチカートの完成だ!!

24時間、頭上についてまわる人工精霊に金糸雀も満足したようだ。
「ピチカート!ケーキが焼けたか見てきてちょうだい」
もちろんピチカートは頭上でフラフラしているだけだ。
「もう、ピチカートったら甘えんぼうかしら、私のそばを離れたくないのかしら~」

721:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/16 03:06:38 mI8E/Cbm
う~む、
南下違うくね?

どうせなら長文を書いて欲しい

722:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/16 07:50:23 a+crY9NC
てか、可哀想


なぁ、銀ちゃんちゅっちゅっ

723:金糸雀・精霊編
06/08/17 02:10:17 KshyEjmE
う~む、不評ですな
次は人気のある水銀燈で再挑戦

724:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/17 03:41:16 hXszBbKl
>>723 銀ちゃんの扱いに気つけなさい

725:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/17 08:19:41 hIPTLKzA
いいやおもいっきりかましてやれ

726:ジュンの忘れ物
06/08/18 14:09:31 c+5/5lld
色々あってジュンは何とかヒキコモリを克服し、復学する事が出来た。
確かに最初の頃は色々言われたが、無視し続けたかいあって今では
何も言われる事無く、ジュンは普通の学校生活を取り戻した。
(とにかく細かい説明抜きでジュンが復学したと言う前提でこの話は始まる)

そんなある日の事、ジュンが忘れ物をしていた事を翠石星が気付くのだった。
「チビ人間忘れ物してやがるですぅ。救えねぇ奴ですぅ。」
と、口ではそんな事を言っていても、彼女の脳内ではある図式が浮かんでいた。
この忘れ物をジュンに届ければジュンに見直してもらえる→嬉しいと言う物である。
「しょうがねぇですぅ。翠石星が持っていってやるですぅ!」
翠石星は忘れ物を持ち、鞄に飛び乗るとジュンの通う学校へ向けて飛び上がった。

学校へ到着する翠石星であったが、ジュンが何処にいるのか分からなかった。
「ヒィ!人間がこんなに一杯いるなんて知らなかったですぅ!」
姉妹の中で一番人見知りが激しく臆病な翠石星にその光景は恐ろしい物に映った。
そしてこの後どうしようかとあたふたしている翠石星が他の人間に見付かるのも
無理も無い話であった。
「あ!何だアレは!鞄が飛んでるぞ!」
「何々ー?これ人形?」
大勢の生徒が翠石星の所に集まって来た。
「ヒィ!人間が一杯やってきたですぅ!怖いですぅ!」
「うわ!人形が喋った!」
「良く出来たロボットだなー、一体誰が作ったんだ?」
生徒達はまるで宇宙人でも見るかのような目で翠石星を取り囲んでいた。
が、そこで騒ぎを聞いたジュンが駆けつけてきた。
「翠石星!お前こんな所で何をやってるんだ!」
「あ!チビ人間!助けてですぅ!こいつ等翠石星を取って喰うつもりですぅ!」
大急ぎでジュンの背後に隠れる翠石星。
「何でこんな所に来たんだよ!」
「お前に忘れ物を届けてやろうと思ったですぅ!でもここがこんな恐ろしい所とは
思っても見なかったですぅ!」
「忘れ物の事は礼を言うけど・・・とにかくさっさと帰るんだ!」
「言われなくてもそうするですぅ!」
翠石星はジュンに忘れ物を渡すと、大急ぎで鞄に乗って飛んで行った。
しかし、今度はジュンが他の生徒等に迫られる事となる。
「桜田!さっきのはお前の何なんだ!?」
「え・・・そ・・・それは・・・。」
「あ!あれだろ!?俺知ってるぜ。部分的に精巧に出来てるアレだろ?ダッチ・・・。」
「違う!!」
「きゃあ!桜田君って洋物ダッ○ワ○フとお話しする怪しい男だったのね!」
「気持ち悪い!」
「だから違うってば!!」

この時を境に、桜田ジュンは洋物ダッ○ワイ○人形とお話しするキモイ男と言う噂が流れ、
次の日からジュンはまた学校に来なくなった。
「まったくお前のせいだぞ!」
「うわ~んチビ人間ひでぇ奴ですぅ!」

                    おわり

727:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/18 18:59:42 8LltroMb
GJ
真紅だったらうまくごまかしてくれたかもな


728:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/19 00:12:53 S6kY6Izy
GOOD…?

最後の『うわ~ん』が惜しかった

729:合体薔薇乙女 1
06/08/19 10:19:12 8GnbPtsa
薔薇乙女7体による壮絶なアリスゲーム。しかし、その戦いは意外な形で決着が付く事になる。
『私の娘達よ、今まで良く頑張ったね。ご苦労様。』
7体に向けられる謎の声。だが誰もがその声の主が誰であるかは直感していた。
「お父様!」
直後、空間に裂け目が生じ、一人の光り輝く少女が姿を現した。突然の事にあっけにとられる7体。
『紹介しよう。彼女の名前はアリス。正真正銘のアリスだ。』
「え!?」
謎の声の言葉に7体は唖然とした。本来ならばあり得ない事である。7つのローザミスティカを
一つにしなければアリスは誕生しないはず。この光り輝く少女が本当にアリスと言うならば、
私達は一体何なのだと・・・。
『私は君達の前から姿を消した後も、アリスを忘れる事は出来なかった。そして独自に研究を続け
ついに完成した。彼女こそ真のアリス。正真正銘、唯一無二のアリスなのだ。』
「そんな・・・じゃあ私達は・・・。」
衝撃の事実に落胆する7体。しかし、真の衝撃はここからだった。
『今までご苦労様。だからもうお休み・・・。』
直後、アリスの右手から怪光線が放たれ、7体は一気に吹っ飛ばされた。
「な・・・何をするの!?お父様!」
『アリスが完成した以上、君達はもうアリスゲームを行う必要は無くなったんだ。だからお休み・・・。』
「!!」
謎の声の思惑を7体は同時に悟った。そう、アリスが完成した以上、薔薇乙女7体は用済み、
もういらないのだと。だからアリスを持って処分しようとしていたのだ。
「そ・・・そんな!酷いですぅ!」
「雛まだ死にたくないのー!」
薔薇乙女達は己の身を護る為に迎撃した。しかし、アリスの力は圧倒的だった。
姉妹達のいかなる攻撃もアリスには効き目が無く、容易く弾かれた。それでも薔薇乙女達は
立ち上がる。彼女達も死ぬのは嫌なのだ。だが、ただ一人その場に蹲る者がいた。水銀燈である。
「うそ・・・うそでしょう・・・?お父様・・・嘘だと言って・・・。」
水銀燈は姉妹の中で最もアリスになる事に固執していた。その為には手段を選ばず、
様々な悪行にも手を染めてきた。それだけにショックが大きかったのだ。
「水銀燈立ちなさい!貴女死にたいの!?」
真紅が水銀燈の手を引っ張るが、逆に水銀燈が引っ張り返す。
「もう終わりなのよ。お父様に捨てられた以上私達には何も残らないのよ。」
その時、真紅の平手打ちが水銀燈の頬を叩いた。思わず硬直する水銀燈。
「貴女は一人では無いのでしょう?例えお父様に捨てられても、全ての人に捨てられたワケじゃない。
まだ私達の帰りを待っている人がいる。だからここで死んではならないのだわ!」
直後、今度は水銀燈が真紅に平手打ちを返した。
「腹が立つ。お馬鹿さんにこんな事言われるなんて・・・。でも、お馬鹿さんにこんな事言われては
もう戦うしかないじゃない!ここで何も理解せずに蹲ったままだったら、私はそれ以上の
大馬鹿になってしまうもの。」
「水銀燈。」
やる気を取戻した水銀燈は立ち上がり、真紅と共にアリスへ立ち向かった。
姉妹の中でも特に犬猿の仲と言われ、幾度と無く戦い続けてきた本来の二人からすれば
考えられない姿である。しかし、アリスゲームそのものが無意味になってしまった今、その事は
何の意味も成さない。お父様の為ではない。ただ己と己の帰りを待つ者の為に戦っていたのだ。

730:合体薔薇乙女 2
06/08/19 10:20:27 8GnbPtsa
「ねぇ真紅。」
「何?水銀燈。」
「この戦い、生きて帰る事が出来たら、貴女達がおいしいって言う花丸ハンバーグって言うの、
食べさせて頂戴。」
「いいわ。今度のりに頼んであげるわ。ただし、生きて帰れればね・・・。」
「約束よぉ。私もお返しにめぐの病院の最低にマズイの食べさせてあげるからぁ。」
「・・・。」
最後の一言が何か余計な気がしたが、二人はアリスへ向けて同時攻撃をかけた。
しかし容易く跳ね返され、吹き飛ばされた。
「やっぱり・・・ダメかも・・・。」
やはりアリスの力は圧倒的だった。7体のドールズの攻撃が全く通用しないのだ。
『さあアリス。早く彼女達に永遠の安らぎをプレゼントして差し上げなさい。』
謎の声はやはり薔薇乙女達を処分するつもりだった。やはりアリスが完成した以上、
失敗作には用は無いようである。しかし、それでも薔薇乙女達は立ち上がった。
「もうジュンにもトモエにも会えなくなるのは嫌なのー!」
「私もみっちゃんに会えなくなるのは嫌かしらー!」
「ジュン・・・力を貸して・・・。」
薔薇乙女達は絶望してはいなかった。例えお父様に捨てられようとも、帰りを待ってくれている人がいたからだ。
「お父様が私達を見捨てても、私達は生きる!私達も生きているんだから!!」
7体の心が一つになった時、奇跡が起きた。7体の薔薇乙女達が一斉に強く輝き出し、
その輝きが一つとなると共に一人の薔薇乙女が誕生したのだ。
「合体薔薇乙女!!」
一人の薔薇乙女が自分以外の6つのローザミスティカを手に入れて誕生すると言われるアリスとは
また異なる存在。しかし、それはアリスにも負けない程の輝きと美しさを持っていた。
『そんな事をしても無駄だ。さあアリス、やっておしまい。』
「ハイ、オトウサマ。」
アリスは怪光線を放つ。しかし、合体薔薇乙女は片手で容易く弾き返した。
「!?」
「私は生きて帰る!待っている人達の為に!」
合体薔薇乙女は強かった。7体がかりでかかっても歯が立たなかったアリスと互角に戦っていたからだ。
両者の実力はほぼ互角。しかし、合体薔薇乙女にはアリスには無い物があった。それはマスターとの思い出。
代々のマスターとの思い出の中での経験、それらは何らたわいも無い物が殆どだった。
しかし、世の中いつ何が役に立つか分からない物である。今がまさにそれだった。
「それぇ!ハイキック!マウントパンチ!!」
合体薔薇乙女のハイキックがアリスの顔面に命中し、さらに倒れたアリスに対しマウントポジションを
取って連続でパンチを入れだしたのだ。およそ薔薇乙女らしくない戦い方である。だが・・・
実は翠石星は総合格闘技のTV中継にハマり、その試合中に出た技の数々を面白半分でジュンに掛けていた。
たわいも無い遊びである。しかし、その時の経験が今大いに役に立っていた。それだけではない。
他にも様々な思い出から培った経験がアリスを翻弄した。そして追い詰められ、
フラフラになったアリスに対し合体薔薇乙女が最後の攻撃を仕掛け、大きく右腕を振り上げた。
「これが絆だと言うのよ!!」
最後のトドメは真紅の絆パンチだった。そしてアリスは完全に倒れ、起き上がる事は無かった。
『素晴らしい!君こそが真のアリスだ。おめでとう。』
「調子のいい事ね。これが私達がお父様と呼んだ者の姿と言うの?」
『!?』

731:合体薔薇乙女 3
06/08/19 10:21:42 8GnbPtsa
合体薔薇乙女は合体を解き、元の7体に戻ると共に一斉に睨み付けた。
「お父様はもう私達が必要では無いのでしょう?さあ、このアリスと共に何処へでも行けば良いわ。」
真紅が倒れているアリスを抱え上げ、ぽいと投げ捨てた。そして7人は去って行く。
「私達は帰るわ。私達には帰る場所があるもの。」
『まて!お前達!』
「もう二度と翠石星達の前に姿を現すなですぅ!」
「めっなのー!」
『待て!待つんだ!』

翌日、何時ものように桜田家でお茶を飲む真紅の姿が見られた。
「ジュン、お茶がぬるいわ。入れなおして頂戴。」
「うるさいよ!そんなに文句があるなら自分で入れれば良いだろ!?」
「嫌よ、面倒くさいもの。」
「何だとぉ!?」
「それはそうと、ジュン、そろそろ学校に行ってはどう?」
「余計なお世話だ!!と言うかお前はどうするんだよこれから!結局何時ものように紅茶飲んで・・・。」
「さあ・・・。これからの事はゆっくり考えるのだわ・・・。」
いつもと変わらないごく平凡な光景。しかし、彼女等の表情はどこか明るい。
アリスゲームと決別し、殺し合いをする必要は無くなった彼女達は今いるマスターとの時と言う
名の新たな道を進み始めた。アリスゲームと言う目標がなくなった以上、何をすれば良いのか?
と言う悩みもあったが、それはこれから時間をかけて考えて行けばいい。
この瞬間から薔薇乙女達の新たな生活が始まるのである。
                     おわり

732:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/19 21:36:38 aHSIoSbA
感動の最終回吹いた

733:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/19 22:30:00 BkmGjXTm
>フラフラになったアリスに対し

ラプラスになったアリスに見えてワロタw

734:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/20 02:30:55 ODRsstB9
一切の妥協無き信念
あらゆる面に長けた究極の少女

お父様の心意気に吹いたw
もはや少女の概念じゃねーしwww
何処が基準なんだよオトーサマwww

735:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/20 02:39:36 Ri3/GLCq
やはり合体ロボバトルは戦隊ものの華だなw







で、蒼星石はどこ?

736:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/20 02:56:42 /6eXO5Xs
「合体」ってのもドール達がミーディアムの元で暮らした記憶から生まれたんだろう
真紅達がジュンと見たロボットアニメとか、水銀燈がメグと見た釣りバカ日誌とか


737:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/20 08:46:01 2ODVF5yn
雪華綺晶の場合は他の6体と境遇が全然違うけど
まあコイツはコイツで死ぬのは嫌やーってのはあったって事かな?

738:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/20 08:52:23 3wTlJnUB
なんとなくその場にいてノリで合体しちゃったんだろう

739:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/20 14:14:13 hjMUuo8r
合体と言うより寄生…

740:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/20 16:22:37 Tz9K4jXD
勝ったからって合体を解いちゃうのもったいないじゃん・・・・

741:水銀燈・監禁編1
06/08/20 17:03:43 Tz9K4jXD
「ねぇ、水銀燈。髪とかしてあげようか」
「いやぁよぉ。人間になんて触られたくないわ」

水銀燈はブチブチという音で目覚めた・・・なんだろう
気がつくとメグが水銀燈の羽を楽しそうに毟っていた。
「メ、メグ!何をしてるの!?」
「ふふふ・・・水銀燈がいじわるして逃げちゃうからいけないのよ」
もうすでに翼の半分ほどがむしりとられ部屋中に黒い羽根が散らばっていた。
「メグ!止めて!私の羽が!飛べなくなっちゃう!」
「これからは私とずっと一緒に暮らすのよ。水銀燈のために鳥篭も用意したんだから」
メグが指さすほうを見ると鈍い銀色に輝く鳥篭が置いてあった。
「メグ・・・本気なの?」
メグは黙って水銀燈を押さえつけ羽を毟りつづける。

水銀燈は鳥篭に閉じ込められた、メグはうれしそうに話しかける。
「ねぇ、水銀燈。あなたは天使よ、かわいそうな私を幸せにしてね・・・ふふふ」
「私は天使じゃないわ。メグ、ここから出して、あなたの傍に居てあげるから」
メグは笑いながら告げる。
「ふふふ・・・ダメよ。出したら水銀燈逃げちゃうでしょ」
メグは水銀燈との格闘で疲れたのかベットに上がり眠りにつく。

「メグ・・・貴方・・・どうしちゃったの・・・」
水銀燈はメグの身を案じながらも逃げ出そうと試みる。
篭の隙間から手を伸ばし入り口を固定する針金をゆっくりと解いていく。
「ふふふ・・・逃げちゃダメよ~水銀燈」
水銀燈が見上げるとメグがベッドから顔をだし笑いながら水銀燈の手を捻り上げる。
メグは寝たふりをして水銀燈を誘っていたのだ。
「みんな私から逃げていくの、水銀燈も同じね」
「メグ、違うのよ。私にはアリスゲームがあるの、貴方をまきこみたくないの」
メグは鳥篭の扉を開け、水銀燈を抱き上げる。
「メグ・・・ありがとう・・・」

グシャッ!

メグは水銀燈を床に叩きつけ、膝で押さえつける。
「アリスゲーム?それがどうかしたの?どうせ私もあなたも死ぬのよ」
病人とは思えない素早い動きで水銀燈の足をつかみ両腕で引っ張る。
「メグ!止めて!私壊れちゃう」
球体関節がメキメキと音を立ててきしみ、やがて限界を超える。

ボグッ!

鈍い音を立てて水銀燈の足が根元から抜け、関節の砕けた破片が飛び散る。
「水銀燈も私も壊れた子なのよ!誰も私たちを救ってくれないわ!」


742:水銀燈・監禁編2
06/08/20 17:05:17 Tz9K4jXD
「ねぇ、水銀燈の体を食べちゃったら私も天使になれるかしら?」
メグは引き千切られた水銀燈の足をゆっくりと口に運ぶ。
カリカリと音をたてながら齧られていく自分の足を水銀燈は怯えながら見つめる。
(なぜ?なにかがメグを変えたんだわ・・・一体誰が・・・)
さすがに疲れたのだろう水銀燈の足を食べ終えたメグはベッドに上がりすぐに寝息をたてはじめる。

鳥篭の中に座り込んだ水銀燈は不意に誰かの視線を感じた。
壁際に置かれた大きな姿見、その中から白い人形がショーウィンドウに貼りつく子供のようにこちら見ていた。
「雪華綺晶!」
鳥篭に閉じ込められた水銀燈を雪華綺晶は無表情に見つめる。
雪華綺晶を見た水銀燈は瞬時に理解した。
(こいつがメグの心を狂わせた!許さない!)

雪華綺晶はポツリとつぶやく。
「カワウソ・・・ウッ!ゴホッゴホッ!!・・・カワイソウ」
「・・・カワウソ?」
「・・・・・・・・・・・・」
雪華綺晶は目を逸らし、立ち去ろうとする。
「あ~~~!!間違えたのねぇ!!カワウソ??なにそれ!笑っちゃうわぁ」
雪華綺晶の肩がピクピクと震え、立ち止まる。
「カワウソはネコ目イタチ科カワウソ亜科に属する哺乳動物の総称・・・」
「いいのよぉ、無理しなくて。誰にでも間違いはあるわぁ・・・うふふ」

雪華綺晶は鏡の中からおぼろげな体を引き抜くようにして出て来るが、様子がおかしい。
「あらぁ?雪華綺晶、貴方まともに歩けないのぉ?喋り方だけじゃなく体もジャンクなのね」
雪華綺晶は産まれたての赤子のように壁にすがりながら水銀等の鳥篭に近寄ってくる。
「カワイソウ・・・出してあげる」

鳥篭の入り口に手を掛けた雪華綺晶を水銀燈は篭の隙間から思い切り引き寄せる。
「いまさら情けをかけるつもりかしらぁ?」
水銀燈は容赦なく雪華綺晶の首に手をまわし締め上げる。
首を絞められながらも鳥篭の針金を外した雪華綺晶は微かに笑ったように見えた。
「貴方はジャンク、もうアリスになれない・・・」
雪華綺晶の体は瞬時に霞のようになり消え去った。

水銀燈は雪華綺晶の言葉を鳥篭の中で反芻していた。
(もう、アリスになれない・・・羽と片足を失って他の姉妹と闘えるのか・・・)
一度は鳥篭の外に出たが再び鳥篭に戻る。
(雪華綺晶は消えた・・・メグも元に戻るはず・・・メグと共に生きよう)

いつの間にか夜が明けていた。
「メグ、起きなさぁい。朝御飯にしましょ」


743:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/20 21:03:39 ZmVB2TF/
水銀燈カワイソスと思ったけど、いい話的要素もあって泣けた。
雪華綺晶の扱いはワロッタ。最初はメグに羽と足をやられた水銀燈に
トドメを刺しに来たのか?と思ったけど、全然違う扱いで。

744:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/20 21:15:45 BejP3d3z
内容は兎も角、
>>678>>742 の変化
意を汲んで言わせて貰うと

自分の文を 一度読み直して見ては?
と。

漏れ『だけ』かも知れないが、
文章にくどさを感じる


まぁ、内容は良かったですよ
次回作に期待

745:ロボファイ水銀燈 1
06/08/21 08:16:02 ki5bCt1I
西暦21XX年。科学技術の発達は人格を持つロボットを実現させ、人間とロボットの
共存する社会を生み出していた。その中、人間とロボット共通の娯楽として楽しまれていたのが
ロボットファイト、略してロボファイと呼ばれるロボット同士の戦いによる戦闘競技。
そして今日も我こそが最強ロボと信じるロボット達がスタジアムに集結する。
そんな中、街外れに一つの寂れたジムが存在した。トンゲロボファイジム。
ロボファイの選手を育成するジムであるが、大した選手は殆ど輩出されておらず、
三流ジムと呼ばれていた。そのジムの真ん中の練習用リングの真ん中に一人の男が座っていた。
男の名はトンゲ=ドンペイ。このジムのオーナー兼コーチであるが、その服装は
オッサンシャツに腹巻、ゲタなど、時代遅れも甚だしい格好をしていた。貧乏なのだ、彼は。
しかしその日、ある存在が彼の生活を一変させる事となる。
ローゼンメイデン第一ドール、水銀燈。彼女がドンペイのジムにやって来たのである。
「あ~らぁ、貴方が私のネジを巻いたのぉ?な~んか冴えない親父ねぇ~。」
「コイツはすげぇ・・・。ただの古臭ぇアンティークドールかと思ったらお前ロボットか!?」
「何このお馬鹿さんはぁ。私はローゼ・・・んが!」
水銀燈の言葉を遮り、ドンペイが物凄い勢いで彼女の肩を掴んだ。その時の力は物凄く
思わず関節が外れそうになった。
「お前・・・ロボファイ選手にならねぇか?」
「ちょっちょっといきなり何なのよぉ!話が読めないわぁ!」
「あ・・・す・・・すまねぇ。俺の名はこのジムのオーナー兼コーチのトンゲ=ドンペイ。お前は?」
「ローゼンメイデン第一ドール、水銀燈よ。」
「聞いた事無い型式だな~。一体何処のメーカーが作ったロボットなんだ!?」
「ロボットなんて下等な物と一緒にしないで欲しいわぁ。私はローゼンメイデン。
お父様が作った誇り高きドールなのよぉ。」
「ああなるほど。個人によるオーダーメイドってワケか。」
「貴方・・・人の話聞いてる?」
ドンペイの態度に水銀燈もカチンと来ていたが、それ以上に気になっていたのは今いるジムの汚さだった。
「それにしても汚い所ねぇ。信じられなぁい。」
「何しろ貧乏ジムでな。門下生も殆どいなくなっちまって。だが、お前は鍛えれば結構行けると見たぜ?
おい!ここで会ったのが何かの縁だ!ロボファイ選手にならんか!?」
「何よそのろぼふぁい?ってぇ~?」
「ロボファイってのは最強のロボットを決めるロボットの格闘大会よ!」
ドンペイはそう言うと、テレビのスイッチを入れる。そしてテレビではロボファイの中継が行われていた。
多種多様のロボットによる壮絶な格闘戦、入り乱れるビームやミサイル、会場中が大勢の人間や
ロボットで湧くスタジアム、などなど様々な事が映し出されていた。
「どうだ?わかったか?」
「バッカみたぁい。あんなのアリスゲームに比べれば子供の遊びよぉ。」
水銀燈はドンペイをあざ笑うかのような顔で後ろに振り返ろうとした。しかし・・・
「ほぉ。アリスゲームってのが何なのかは分からんが、お前・・・怖いんだろう?」
「な!?こ・・・怖いですってぇ?」
「違うか?この試合見て怖気づいたんだろう?キャア怖い怖いって感じによ!」
ドンペイのその言葉だけで水銀燈を怒らせるには十分だった。水銀燈は背中の翼を大きく左右に広げ、
ドンペイの顔を物凄い形相で睨みつけた。
「分かったわぁ!ならば直接アリスゲームに比べれば子供の遊びだと言う所を見せてやるわぁ!」
「よし決まりだな!試合出場等の手続きは俺に任せろ。」

746:ロボファイ水銀燈 2
06/08/21 08:16:58 ki5bCt1I
数日後、大盛況のスタジアムのど真ん中に水銀燈の姿があった。前座扱いだけど。
『彗星の様に現れた期待のルーキー!スイギントー!ゼンマイ動力と言う変り種であります!』
「キャー!小さくて可愛い!」
「ゴスロリロボだー!」
「それにしても良く出来たてるなー!本物の女の子みたいだー!」
観客達が水銀燈をはやし立てるが、水銀燈本人は思い切り緊張していた。
「て・・・テレビで見る以上に・・・本格的じゃなぁい・・・。」
水銀燈が緊張するのも無理も無い話だった。それまで一部の関係者以外の前からは
姿を隠す様な生活を続けていた彼女にとって、これほどの大勢の人間から注目されるのは
初めてだったからである。
『対しましてはー!迫り来る重金属!ビッグバン!』
「ちょっと・・・大きすぎなぁい?」
対戦相手は全身が超合金の重装甲で覆われた2メートル以上の大型ロボットだった。
「全くひでぇ貧乏くじ引いちまったぜ。こんなおチビちゃんを相手にしなきゃならんとは。」
「お!おチビちゃぁん!?」
ビッグバンの最初のセリフで水銀燈は怒った。普段から人を馬鹿にしている者ほど
他人からの馬鹿にされる事には意外に脆い物である。今の水銀燈がまさにそうだった。
『それでは試合開始です!』
そして試合が開始された。ビッグバンがその巨大な腕を振りかぶって水銀燈に迫る。
「その可愛いお顔を粉々に砕いてやるぜぇ!」
「きゃあ!」
その瞬間、水銀燈にある恐怖の記憶が蘇った。かつて彼女は顔面を思い切り殴られると言う
辛酸をなめた事がある。しかも自分が最も馬鹿にしていた相手に・・・
その事が彼女のトラウマとなっていたのだ。
「避けろ水銀燈!!スピードならお前のが上だ!!スピードでかき回せ!!」
「はっ!!」
ドンペイのアドバイスで我に返った水銀燈は翼を広げ、後ろに飛び上がる事でビッグバンの
拳を回避した。そして距離を取りながら羽を飛ばした。
「これで切り刻んであげるわぁ!ってええ!?」
残念ながらビッグバンには通用しなかった。人間やドールなど柔らかい対象を切り裂く事が
出来ても、強固な重金属の塊であるロボットには通用しなかったのだ。
「無駄だ無駄だ!」
「それならぁ!」
水銀燈は羽の中から一本の剣を取り出す。その剣先をビッグバンの肘関節に突きこんだ。
「関節なら脆いはずよぉ!」
「なるほど。考えたな?だが・・・。」
その時だった。ビッグバンの肘関節が火を噴くと共に、肘から先が撃ち出されたのだ。
そう、それは俗に言うロケットパンチと呼ばれる物だった。
「あああ!!」
ロケットパンチの直撃を受けた水銀燈は思い切り壁に叩き付けられ、倒れこんだ。
「か・・・は・・・。」
水銀燈は立ち上がろうとした。しかし、体が動かなかった。
「(う・・・動けない・・・。そんな・・・ロボットなんかにぃ・・・ロボットなんかにぃ・・・。)」
水銀燈はショックだった。自分が子供だましと馬鹿にした相手にこの様にやられるなど
プライドの高い彼女にとってそのショックは想像を絶するものだったからだ。

747:ロボファイ水銀燈 3
06/08/21 08:18:09 ki5bCt1I
『無様ね、水銀燈。』
「(!?)」
水銀燈が見た物。それは彼女の姉妹達だった。しかも水銀燈を見下すような顔で見下ろしていた。
『あの時謝って損したのだわ。やっぱり貴女はジャンクなのだわ。』
「(真紅!)」
『頭脳派な私と違って大馬鹿なのかしらー!』
「(金糸雀!)」
『お前はローゼンメイデンの面汚しですぅ。』
「(翠星石!)」
『所詮第一ドールなんて僕達を作る為の試作品。この程度って事だね。』
「(蒼星石!)」
『水銀燈なんて大嫌いなのー。』
「(雛苺!)」
『アナタハジャンク・・・。』
「(雪華綺晶!)」
『アハハハ!ジャンクジャンク!』
「(違う・・・私はジャンクじゃないのよぉ・・・。)」
水銀燈は心の中で必死に叫んだ。しかし、肝心の声が出なかった。
『何時も私達をお馬鹿さん呼ばわりしていた貴女は何処へ行ったの?水銀燈。』
『悔しかったら立ち上がって見るですぅ!』
『ま、ジャンクには無理な話だよ。』
「私はジャンクなんかじゃ無いのよぉぉぉぉぉぉ!!!」
姉妹達に罵倒された怒りからか、水銀燈は立ち上がった。その時の彼女の目付きが変わった。
そして物凄い気迫を発しながらビッグバンを睨みつけていた。
「私はぁぁぁ・・・ジャンクなんかじゃ・・・無いのよぉぉぉ!!」
「何をワケの分からん事を素直にダウンしてれば良いものを!」
ビッグバンはパンチを打ち込むが、水銀燈はビッグバンの頭上に飛んでかわし、
背後に回りこんだ。素早く振り返るビッグバンだが、水銀燈は背を向けたままだった。
「バカめ!敵に背を向けるとは!」
「さぁ・・・。それはどうかしらぁ・・・。」
その時だった。水銀燈の翼が大きく伸びると共にビッグバンに襲い掛かった。
「本当のバカはお前だな!その技はもう通用せんと・・・うわぁ!」
水銀燈の翼はビッグバンの全身に絡み付いた。しかもまだまだ伸びて行く。
「これがローゼンメイデン第一ドールの力よぉ!」
ビッグバンを絡みつかせた水銀燈の翼は何十メートルにも渡って伸び上がり、
そこからさらに高速で振り回したのだ。強風が起こる程にまで・・・。
『これは凄い!スイギントー、重量級のビッグバンを振り回しております!!』
「うおおおおおおおおおおお!!」
「これで・・・終わりよぉぉぉ!!」
高速で振り回した後、その勢いの全てを注ぎ込んでビッグバンを地面に叩き付けた。
それは大きなクレーターが出来る程であり、流石のビッグバンの重装甲もそれには耐えられなかった。
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・。」
「俺ぁお前におチビちゃんと言ったが訂正するぜ・・・。お前はとんでもねぇおチビちゃんだ・・・。
お前なら勝てるかもしれねぇな・・・。あの桜田博士が作った最強ロボ・・・
あの紅の悪魔に・・・。お前の行く末・・・期待するぜ・・・。」
『やりました!スイギントー!デビュー戦は勝利を飾りましたー!』
「すげぇぜ水銀燈。やはり俺の目に狂いは無かった。」
「や・・・やったのぉ?私・・・。」
水銀燈はロボファイにおいて記念すべき一勝を飾った。しかし、それが彼女の新たな戦いの始まりだった。

                    おわり

748:745
06/08/21 08:25:45 ki5bCt1I
ロボットが普通になる程の時代になったらローゼンメイデンはどんな反応するだろう?
と随分前から考えていた。そんな時代ならローゼンメイデンも大手を振って外に出歩けるだろうし。

749:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/21 10:15:16 /2SoUeFS
立ち上がれ!水銀燈
彼女の脳内に流れるのはやっぱり「アリス」か?

戻れるんだ・・・これでただのドールに・・・戻れるんだ・・・ラ~イラライラライラ・・・


750:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/21 10:58:36 INqKcoGr
GJ
真っ白な灰になって燃え尽きるまでを書いて欲しいね

751:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/21 11:08:07 /2SoUeFS
紅の悪魔が不自然な判定勝ちをすると見た

752:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/21 13:44:24 oUxp+XWT
(#^ω^)ビキビキ

753:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/21 16:37:21 gedwFfKM
>>744
うん、最後のほうはグダグダだった
もっとシンプルにまとめるべきだった

次は力抜いてかいてみる

754:真紅・便所編
06/08/21 19:50:27 gedwFfKM
「ジュン、紅茶を私の部屋に持ってきてちょうだい」
僕は紅茶を淹れてトイレに運ぶ。
「ジュン、ご苦労様。そこのテーブルに置いておいて」
僕は紅茶を便座の蓋の上に置く。

最初に会った時に説明しなかった僕が悪いんだ。

初めてトイレに入った真紅は芳香剤の匂いと落ち着いた色の壁紙がすっかり気に入ってしまった。
真紅はトイレを自分の部屋に決めてそこで生活するようになった。
幸いにも僕の家には一階と二階にトイレがあるから不自由はないが
トイレで紅茶を飲み、トイレで眠り、トイレでシャワーを浴びるのは問題がある。
いつかは真紅に本当のことを説明しなければならない。

ある晩、僕は腹痛で目を覚ました。

グキュ~~キュルル~~グリュリュ~

もう間に合わない!真紅には申し訳ないが二階のトイレを使わせてもらおう。
僕はトイレに駆け込むと床に置いてあるトランクを踏まないように便座にすわる。

ブビッ!ブビビビビッ!ブビビッ!ブピピピ!プシュ~~!

ふ~快感!!食べ過ぎた夕食の中身を全部はき出してしまい、腹内のガスもついでに出す。
そういえばトイレの電気つけっぱなしだった、いつも閉まってる便座の蓋が開いてたな・・・

「・・・なのだわ」

僕のお尻の下からくぐもった声が聞こえてきた。
どうやら真紅は夜中に水風呂につかって涼を楽しんでいたらしい。

僕は黙って尻を拭き、トイレを流した。
背後の人形の悲鳴を聞きながら僕は明日から学校に行こうと決心した。


755:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/21 22:48:28 AeemJZ9n
ふむぅ、着眼点はなかなか…
オチは最悪だがw

756:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/21 23:53:15 /LVdRybv
>>754
想像すると恐ろしいがワロッタ。
で、その後復讐鬼と化した真紅が○○○まみれの姿で
ジュンの前に姿を現すという展開が・・・無いか

757:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/21 23:58:25 T9Tqhcqq
いい加減面白くないよ。

758:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/22 03:44:13 f0y5w3Ef
>>754
素晴らしい才能です!

759:梅岡大作戦
06/08/22 08:57:29 bLTEPNwj
「ジュン、お茶がぬるいわ。淹れなおして頂戴。」
「うるさいな。茶位いい加減自分で淹れろ。それとも何か?茶でさえ淹れられないとでも・・・んべ!」
「口の聞き方がなってない下僕ね。早く淹れなさい。」
「やっぱり図星じゃ・・・べふぅ!」
何時ものように真紅がジュンに命令し、口答えしたジュンに真紅の制裁が加えられる。
もはや桜田家にとっては何の変哲も無い平凡な光景。しかし、その日は少し違っていた。
ジュンと真紅のやり取りを監視する何者かの姿があったからである。
「す・・・凄い物を見てしまった・・・。桜田・・・お前はそこまで追い詰められていたのか?」
その男の名は梅岡。ジュンの学校の担任教師である。梅岡はジュンのヒキコモリを治そうと
努力していた。その為に桜田家をこっそりと観察して機を伺っていたのである。
殆ど犯罪では?とも思われたが、ジュンのヒキコモリを治す事で頭が一杯の梅岡には
その問題は全く考えていなかった。
「何と言う事だ。桜田は引きこもり続けた挙句、フランス人形と話をするようになってしまったなんて・・・
しかもあんな主従関係の演技までして・・・うう。一体何がお前をそこまで変えてしまったんだ。」
どうやら梅岡にはジュンと真紅のやりとりが、ジュンが一人でお人形さんごっこをやっていると
映った様である。そしてフランス人形と呼んだのは、まあ素人から見て西洋人形=フランス人形の
図式がある為であろう。
「このままでは桜田は本当にダメになってしまう。引きこもって話し相手がいないからって
何もフランス人形を相手にするなんて・・・。だが自分に何が出来る? ・・・はっ!」
その時梅岡に良いアイディアが浮かんだ。
「これだ!今の桜田を何とかするにはこれしかない!」

数日後、梅岡が桜田家に家庭訪問にやってきた。
「やあ桜田。元気で何よりだ。」
「あ・・・あ・・・。」
ジュンは蛇に睨まれた蛙のような顔をしていた。しかし、梅岡に対してではない。
確かにジュンにとって梅岡の存在は恐怖以外の何者でもない。だが、それさえ気にならなくなる程の
恐怖が、梅岡の肩に乗っていたのだ。
「ああこれかい?これは先生のお友達のウメウメ君だよ。」
『ヤア僕ノ名前ハウメウメ。ヨロシクネ。』
「う・・・あ・・・ああ・・・。」
これこそ梅岡が取った戦略だった。何事も相手の気持ちになって考えるのは大切な事である。
故に梅岡は人形を買い、腹話術をする事でジュンの気持ちを考え、上手くいけばそこを
きっかけにしてジュンと話をし、そこからヒキコモリを治せないか?と考えたのである。
『ジュン君。ドウシタンダイ?』
「ああ・・・ああ・・・。」
ジュンは恐怖に引きつった顔で後ずさりしていた。梅岡が取った人形作戦、確かにそのアイディアは
悪くなかった。だが、それは今のジュンにとって逆効果だった。
梅岡の腹話術が泣きたくなる程下手と言う問題もある。だが、それ以上にこのウメウメ君と
名付けられた人形があまりにもキモかったのである。その人形の造型はどう見ても
日本人好みじゃない外国製で、誰が見ても不気味としか言い様の無い妙なリアルさを持っていた。
確かにジュンが普段接している薔薇乙女達もリアルと言えばリアルなドールなのだが、
あまり不気味さは感じられないし、その存在自体ジュンは慣れてしまっている為に問題は無い。
だが、このウメウメ君は余りにも不気味で怖かった。そして・・・
「う・・・うぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ジュンは吐いてしまった。こうして梅岡の作戦はあえなく失敗に終わったのだった。

「やっぱり今日もダメだった。だが、何時の日か桜田のヒキコモリを治して見せるぞ。」
『ウン!僕モ頑張ルヨ!』
帰路の途中でも腹話術をする梅岡。その光景は他の通行人さえ引く程の異様さであったが、
数年後、梅岡は「腹話術先生」と呼ばれ、県内にその名を轟かせる事になる。
だが、それはまた別のお話である。

760:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/22 21:17:43 x/s5ur3m
次スレ立ててきまーす

761:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/22 21:23:32 x/s5ur3m
次スレ

【ノーマル】ローゼンメイデンのSSスレ 3【一般】
スレリンク(anichara板)

762:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/22 22:12:46 3x6kq3+k
>>761
超乙

763:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/23 17:49:58 a22SEKzn
あれ?もう容量近かったのか
超乙

764:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/26 00:18:01 GNr2x6l3
蒼の話

蒼「やあ、ジュン君。ひさしぶり。」
 僕は”桜田家”と書かれた墓に着き線香をあげて言う。
蒼「1ヶ月に一回は来れるようにしているのだけど・・・まあいいや
 今日は嬉しい報告があるんだ。」
蒼「僕、癌にかかっちゃてさ、半年も生きれないって医者に言われてね。」
 墓の前で静かに言う。
蒼「君が死んでもう50年・・・・僕もおばあさんになったし、君にもすぐ
  会いたいし、君からみて半年なんてすぐだろ、そっちに逝って君の隣に
  女が居たらすぐにどかして君の隣にいくよ。」
 木々がざわめく。
蒼「だから・・・まってて。すぐに来るよ。」
蒼「じゃあ、僕は行くよ。半年後に・・・また。」

END
 

765:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/26 19:12:18 7SZvLEF5
全米が泣いた

766:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/27 17:58:52 UokIQ1Qk
そこまで良い物ではないと思う
ぶっちゃけ僕は面白くなかった

767:投稿作品まとめ (敬称略)
06/08/27 22:37:22 IjS6RCMJ
01. 【 Y.A.S.S. 】 >6-17
02. 【 薔薇乙女戦争 】 >32-35 >70-78 (ケットシー)
03. 【 終章 】 >36-42 (お兄ちゃんsageて!そいつ殺せない!)
04. 【 -- (あしや人形感謝祭) 】 >49
05. 【 桜田さんちの薔薇少年 】 >57-64 >313-317 (熊のブーさん)
06. 【 -- (TWENTY FOUR) 】 >66
07. 【 5月の結婚記念日 】 >110-117 (妄想のままに)
08. 【 SPOON 】 >121-127
09. 【 初めてのなっとー 】 >138-140 (ケットシー)
10. 【 BABY MAYBE 】 >159-169 (吝嗇)
11. 【 引き籠もれ 】 >172-173 (こがね)
12. 【 人に歴史あり 】 >211
13. 【 -- (元治) 】 >214-222
14. 【 酒 】 >258-262
15. 【 -- (くんくん) 】 >267-268 >298-299 >309-310
16. 【 -- (酒) 】 >271
17. 【 翼と喜怒哀楽 】 >274-293 (妄想のままに)
18. 【 狂った時計塔 】 >304-307
19. 【 -- (ローゼン) 】 >337-340
20. 【 -- (めぐ) 】 >381-385
21. 【 タコ 】 >402-404 (妄想のままに)
22. 【 真紅・修行編~死闘編 】 >426-428 >439-441
23. 【 ゼンマイ 】 >453
24. 【 ティーカップ 】 >459
25. 【 花火 】 >462-469
26. 【 水銀燈行進曲 】 >481-487 (吝嗇)
27. 【 真紅・陰謀編 】 >497
28. 【 真紅・中華編 】 >506
29. 【 真紅・不死鳥編 】 >515
30. 【 ガラスのくつ 】 >529-535
31. 【 金糸雀・陰謀編 】 >543
32. 【 真紅・酒場編 】 >551 >559
33. 【 真紅・完結編 】 >554
34. 【 真紅・契約編 】 >560-563
35. 【 -- (居眠り) 】 >569-571
36. 【 水銀燈・彼岸編 】 >577-580
37. 【 真紅・巨乳編 】 >584
38. 【 真紅・首無編 】 >593
39. 【 ~戒~ 】 >598-607
40. 【 雛苺・密偵編 】 >652 >678
41. 【 水銀燈・携帯編 】 >693
42. 【 金糸雀・精霊編 】 >720
43. 【 ジュンの忘れ物 】 >726
44. 【 合体薔薇乙女 】 >729-731
45. 【 水銀燈・監禁編 】 >741-742
46. 【 ロボファイ水銀燈 】 >745-747
47. 【 真紅・便所編 】 >754
48. 【 梅岡大作戦 】 >759
49. 【 -- (墓参り) 】 >764

計 49 作品 おつかれさまでした

768:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/27 22:42:34 7oIamEv9
結構たくさんあったね。

769:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/28 23:42:13 TkErBa7f
>>767
乙であります

770:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/29 10:53:14 UxDEkGUq
>>767
乙ですぅ

771:名無しさん@お腹いっぱい。
06/08/30 20:30:01 L9KSVAwy
>>767

34の真紅・契約編に真紅・対決編が混じってる

772:名無しさん@お腹いっぱい。
06/09/02 20:14:47 sdefvRvp
俺のも数に入ってる…うれしいやら恥ずかしいやら…
てか題名はつけるもんなんですね、つけてなかったや

773:名無しさん@お腹いっぱい。
06/09/03 17:40:57 0QmrrZiz
最期っぺあげ

774:名無しさん@お腹いっぱい。
06/09/06 01:05:23 s5O0lWi3
もしも薔薇乙女達がドブネズミだったら
スレリンク(anichara板)


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