06/03/27 15:05:33 5qDYiL9m
小ネタ投下
薔薇乙女誕生の真相
偉大なる人形師ローゼンは、究極の少女「アリス」を作るため日夜作業に没頭していた。
まずは一体目、水銀燈の製作に取り掛かったローゼン。
ロ「と、意気込んでみたものの、やっぱりめんどいな~
まぁ腹のパーツが無くてもどうにかなるだろ、服で見えないしw」
こうして完成した水銀燈。しかし、納得のいかない様子。
二体目、金糸雀の製作に取り掛かる。
ロ「サイズを小さくすればそんなに面倒じゃないし、すぐに完成するだろうw」
こうして完成した金糸雀。しかし、またもや納得のいかない様子。
三体目、四体目の翠星石、蒼星石の製作に取り掛かる。
ロ「同じパーツにすれば量産が可能!ビバ、近代化!w」
こうして完成した翠星石と蒼星石。しかし、納得がいかない。
五体目、真紅の製作に取り掛かる。
ロ「やっぱり真面目にやらなくちゃいかんなw
でもちょっとめんどいかも…」
こうして完成した真紅。だが、まだ納得のいかない様子。
六体目、雛苺の製作に取り掛かる。
ロ「やっぱり小型にした方が楽だなw」
こうして完成した雛苺。ここまでしてもまだ納得のいかない様子。
七体目、雪華綺晶の製作に取り掛かる、が。
ロ「あー!もうめんどい!」
こうして実体なしで完成した雪華綺晶。ここでついにローゼンの堪忍袋の緒が切れる。
ロ「もうやめだやめだ!こんなんやってられんわ!」
こうしてローゼンは失意の中、行方をくらますのであった。
おしまい
なお、槐が丹精込めて作った薔薇水晶に、ドールズが敗れる事となるのはまた別のお話。