05/09/07 00:01:30 dHzDkjWr
<橘ちひろ＠月は東に日は西に-Operation Sanctuary->
---------ストーリー(例によってネタバレ)-----------
温室の掃除をする直樹のもとを、茉理につれられて一人の少女が訪れる。
その少女・ちひろは、温室の管理をする園芸部への入部を希望し、さっそく草花の手入れを始める。
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温室の掃除中に水道が止まったため、様子を確かめに園へ向かった直樹。
水道を直して温室に戻った彼が見たのは、ホースから飛び出した水でずぶ濡れになった2人だった。
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ゴールデンウィーク中、直樹たちは学生寮でお泊り会を決行。夜更けになって眠り込んでしまった
ちひろは、直樹の背中におぶさって、自室まで送ってもらうことに。
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園芸部の帰り道、生徒の間で大人気のレストランに立ち寄った2人。ウェイトレスへ注文するのに
あたふたするちひろだが、やって来た料理には大満足する。
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茜色に染まる浜辺を散歩する、直樹とちひろ。彼女はいつも自分を支えてくれる直樹への恋心を、
胸に秘めていた。直樹はそんなちひろをそっと抱きしめ、そのまま唇を重ねる。
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海に出かけた直樹、ちひろ、茉理の3人。最初は水着姿を見られるのを恥ずかしがっていたちひろも、
スイカ割りで見事スイカを真っ二つ。次第に笑顔を見せるようになる。
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「ちょっとお話があるんですが……聞いていただけますか？」
そういうと彼女の口からにわかに信じられない話が出てきた。
ちひろは時空転移装置で１００年後の未来から来たこと。
１００年後の世界では、とんでもないウィルスが大流行して、人類が滅びそうになっていること。
ほんのわずかだけ生き残った人が、時空転移装置を作り出したこと。
ウィルスには感染するとすぐ死んでしまうものと、何年かは生き延びられるものがあること。
現代に逃げてきている人は、ウィルスに感染してないほんのわずかの人であること。
でもまだ１００年後の世界には、感染したけど生きてる人が沢山残っていること。
逃げてきた人には、治療法を確立して未来に持ち帰ることがかすかに期待されていること。
ちひろの家族はそのウイルスで皆死に、ちひろだけが生き残ったこと・・・
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ちひろだけが生き残った理由は、彼女が育てている花にあると彼女は信じていた。
まだウイルスが流行る前、妹と罰ゲームをし、負けたちひろは青い花の種を飲み込んだ。
そして、種を飲み込んだちひろだけが生き残った。
大型の台風が学園を直撃し、そんな大事な花を育てている温室のガラスが砕け散ってしまう。
強風と豪雨が温室を荒らしまわる中、直樹とちひろは大事な花を守るために悪戦苦闘する。
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ついに、青い花の種に抗ウイルス作用が認められる--
ちひろがずっと大切に育てていた青い花。その花が実を結んだとき、ちひろと直樹の関係に大きな
変化が訪れる。青い花の咲いた植木鉢を抱え、彼女は別れを告げる。
ワクチンを製造するために、未来に帰って花を育てなければならないと。
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直樹を残し、本来居た時代に帰還したちひろ。そして時は流れ、温室でちひろとの思い出を懐かしむ
直樹のもとに、彼女が帰ってくる。髪を伸ばし、変わらぬ笑顔とともに･･････。
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