10/04/02 01:35:20 hyKVV8Jl
『不幸にする親』訳者あとがきより抜粋
本書を『毒になる親』の続編と呼んだ人がいましたが、
それは『毒になる親』が読者を最も納得させた重要な点である
「許し」や「対決」などについて、話をさらに進めていることが理由でした。
(中略)
本書の〈パート3〉は、その話の続きです。
その意味でこの本は、すでに『毒になる親』を読まれた方にとっては続編になるといえますが、
表や箇条書きを多用して簡潔に書かれているという点で、
『毒になる親』をまだ読んでいない方には入門編になるかもしれません。
同じテーマを扱っている以上、重複する部分も当然ありますが、
この2冊はこのようにお互いを補い合う関係にあります。
「許し」については、受けた被害の程度と時間の長さ、
虐待的な親の言動が現在も継続しているかどうか、
親が愛情を見せた時がどれくらいあったか、等によって考えが分かれる事になるでしょう。