10/03/07 13:15:30 wtzYNDyw
多元受容体標的化抗精神病薬(MARTA)の一つ、セロクエルのスレッドです。
【薬効分類名】抗精神病剤(2004年、FDAが抗躁薬として承認追加。日本では未承認)
【成分名・一般名】フマル酸クエチアピン (Quetiapin)
【製品名】セロクエル錠(25mg/100mg)・細粒(50%)
メーカー:アステラス製薬 (旧藤沢薬品工業 [英・アストラゼネカ社より技術導入])
添付文書: URLリンク(med2.astellas.jp)
薬価:25mg錠=\47.4・100mg錠=\167・細粒50%=\805.5/g (おくすり110番・薬価サーチ)
【特長(メーカーページURLリンク(med2.astellas.jp)より抜粋)】
・統合失調症の陽性症状のみならず、従来からの定型抗精神病薬では
改善効果が期待出来なかった陰性症状に於いても優れた改善効果
・錐体外路症状の発現率が低く、投与量を増加してもその発現率に増加は見られない。
単剤使用において、 患者の症状に応じて増量を図ることが可能
・血漿中プロラクチン濃度をほとんど上昇させない。プロラクチン値上昇による副作用の発現は低い
・従来からの抗精神病薬に反応不良な患者に対しても効果あり
【重大な副作用】
・高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡(口渇・水分多飲多尿・頻尿等に要注意!)、痙攣
(その他精神薬でも多い重大副作用)悪性症候群・無顆粒球症・白血球減少・肝機能障害・黄疸 ・遅発性ジスキネジア
(2009年改定時追加の重大副作用)横紋筋融解症・麻痺性イレウス