10/02/14 02:08:46 lLYB92pm
不安障害は神経伝達物質よりも脳の回路や、構造に問題、がありそうだ。
全般性不安障害は扁桃体と脳の多数の部位との結びつきが一般人よりも強い。
だから行動や思考が恐怖に結びつきやすい。
また家系に鬱病発症者がいる場合、一般家系にくらべて孫世代まで前頭葉が薄化し
ていることが明らかになっている。その他不安障害者は扁桃体が大きいなどのデータもある。
またSSRIを飲むとすぐに脳内のセロトニン濃度があがることが分かっているのに、
効果がすぐに表れない。
SSRIの効果を100%とすると偽薬は80%以上の人に効果が出ることなどがある。
たった20%効果が高いだけではその薬は有意であるとはいえない。
実際イギリスでは心理療法を第一選択とし重度のうつ病患者以外には簡単に薬はださない。
最近欧米で話題になっているのが瞑想を取り入れた心理療法だ。
瞑想は脳の構造そのものを変化させる可能性がある。
瞑想と脳などで検索してみるとよい