09/09/07 16:00:59 nkHWt2Lw
この世の精神疾患で一番つらいのは、統合失調症の陰性症状である。
なぜかというと、統合失調症の陰性症状は治らないから。
効く薬が存在しないから。
感情と意欲と興味がなくなり、人間らしい生活ができなくなる。
音楽を聴いても、テレビを見ても感動できなくなる。
楽しみがゼロになってしまう悲惨な病気。
一番苦しい病気である。
他の病気に例えると「癌」。
次につらいのはうつ病。
薬で十分治る病気だけど、人によっては長引いてしまう。
でも、感情はなくならないから、テレビを見たり、本を読んだりできる。
その点が統合失調症の陰性症状との決定的な違いである。
少し苦しいけど、人生を十分楽しむことができる。
後遺症も残らない。
他の病気に例えると「インフルエンザ」。
同じくらいなのが統合失調症の陽性症状。
ほっといても数年で治るし、薬で簡単に抑えることができる。
陰性症状とは全く違い、感動できるし意欲もある。
他の病気に例えると「夏風邪」。