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同調による最も単純な相互関係＝価値上下関係に
反する生命世界の複雑さの二つの要素である
健全性＝多様性と対話性（分離と開裂）は
いったん「取り換えがきくもの」（情動系の対象）に
されてしまえば（＝単純化の後では）失われてしまう。
物理世界多次元空間ベクトル換算系の応用が情動の
多様性だから、頭頂葉・小脳などの方位（差分）空間
処理系の機能低下や、身体活動に伴う活性化が
失われた場合、対自・対他…評価の変換率を
算出・制御できなくなり、前頭葉報酬駆動系
・調節行動達成に関連する機能が崩れる。
対話性こと論理合理性による反証可能性については
その前提となる語義・権限の正当性（正義＝特色）
という（上記の方向＝角度＝「かたち」とは別の）
『（精神分裂病の世界）価値の高低＝白黒の世界』
にはない要素をもたらすもので、これがないと
罪や罰、同調（※）への正当性を扱えない。
※側頭葉（≒聴覚系≒音声言語系）にある、日々の
どうでもいい体験を反復し一時記録しておく
働きのことで、絶対音感に代表される
経験等の単純記憶力はここから。
共感力を失い同調力だけになってしまうと過剰活動に
伴って対象を実体や他者の活動のように誤認する。
なお、うつ病においては「流線の粗密による空間」の
エラーである違和感（という感覚）、特に統合性の
失敗の感覚が支配する（よって前頭葉優位）。
対話性は保たれ正常に見える、発想は手段的であり
目的は破壊的、質的には多様、等がうつ病の特徴だ。
⇔精神分裂病では報酬系以外の前頭葉活動は抑制、
悲哀以外の同調・規模・情動系も活性化している