10/01/11 11:32:03 fglvPcAy
面白そうな話題なので参戦します。
>>841
>だいたい成人向けのSSTやアサーションが有効なケースは、Cのタイプの発達障害。
837のCタイプは、発達障害ではないでしょう。理由は「発達障害の定義」により、乳児期幼少期を定型で過ごした人は発達障害ではないからです。
>アスペルガーとか幼少期は特に困難がないケース(実際は、ジャイアン型やデキスギ君型)が多く、
困難=問題を起こす、困難=手がかかる、ではありません。心理学を習得してない人が犯しやすい間違いのひとつです。
自閉症は口唇期に問題が露呈しますが、親や養育者が問題と感じたり手がかかったりするものではないことが多いです。
>>843
「誤診」または「医療的配慮によるもの」と言い切ってよいでしょう。
適応障害や人格障害のなかには、患者に真の病名を告知することが難しいものがあります。
そのような患者には医療的配慮により、PDDやADDと告知することがあります。
>>844
発達障害というよりも>>799にあるとおり鬱や人格障害、適応障害を取り除く目的でやってると思われます。
しかし、根っこに発達障害を抱えてる人には効果がないことが報告されています。このことはDSM4TRの正本にも明記されています。
>>845
サリーとアンの課題は、発達課題のほんの一つに過ぎません。
発達課題というのは、できなかったらそこを飛ばして次へ進み、後からできないところを補えばよい、というものではありません。
それどころか、どこかを飛ばして次へ進んでしまうと、精神的に歪んでしまう。つまり精神病になる。それが心理学の考え方です。
RPGのように、定められたボスキャラ(発達課題)を順序よく倒していく必要があるのです。
仮に、サリーアン課題までの発達課題を10歳で習得した子が居たとしましょう。(定型なら2~3歳程度で習得)
次にその子がクリアしなきゃならい課題は、3歳程度の発達課題なのですが、周囲環境はそれを認めません。
なぜならば、その子の実年齢は10歳なのですから。周囲環境は10歳の発達課題を要求します。
その結果、3歳相当から10歳相当の発達課題がクリアできてないままになり、先に書いたとおり精神的に歪んだ成長となるのです。