09/07/29 19:38:05 KcAycVIn
>>69
国際疾病分類ICD-10とDSM-Ⅳ-TRが用いられます
行政なんかには前者、大学教育、司法などでは両方用いられます
Conventional(伝統的)診断は細々ながら続いています
振り子が戻って伝統的診断が見直されるでしょう
現場では統合失調症の患者さんは治らないものとして治療されています
実際は治癒している例が数十%いるようなのですが、そういう患者さんは病院に来なくなるので、
いつも診察している方は治っていない方たちばかりということでニヒリズムに陥っています
いかなる名医にしても治せないものは治せません
まず実態として精神疾患がどうして出てきてどういう作用で症状になっているのかすらわかっていませんから
統合失調症のドーパミン仮説、うつのセロトニン仮説などありますが、あくまで仮説に過ぎません
新薬はこうした仮説が正しいものとして開発されますから取りこぼされる患者さんも多いでしょう