宗教色の少ないマインドフルネス・ACTスレat UTU
宗教色の少ないマインドフルネス・ACTスレ - 暇つぶし2ch1:優しい名無しさん
09/07/08 00:23:59 i6OAwjSB
どうぞ語ってくださいな

<お勧めの本>
974 :優しい名無しさん :sage :2009/06/25(木) 13:16:11 ID:tqlp3uJ0
>>972
マインドフルネスの知識0でも入りやすいという意味では「ストレスに負けない生活」
ACTの理論を知りたければ、同じ筆者の「二十一世紀の自分探しプロジェクト」
ただし、後者は理論を噛み砕いたもので、実際の方法論は少ない

本格的なマインドフルネスは宗教が入り込んでるけど、それでもいいなら
「マインドフルネス認知療法」「マインドフルネスストレス低減法」「ブッダの瞑想法」
最後のは完全に宗教本だけど、ラベリングするタイプでは日本人にあってる
ただし、「ストレスに負けない生活」を読んでおかないと、ただなんとなくやるっていうことになり、効果が減るかも
サマタとヴィパッサナーでは脳に対する効果に差があるので
サマタとヴィパッサナーについてはここで書いてもいいんだけど、宗教の人が来て荒れるといやなので本を読んでくださいな

ACTは「“あなた”の人生をはじめるためのワークブック~」「アクセプタンス&コミットメント・セラピーの文脈~」
後者は珍しく日本人の手によるもの
しかし、両方とも分厚くて理論は難解

2:優しい名無しさん
09/07/08 00:30:41 nvdpJ66Q
・マインドフルネスの効果

<短期的な効果>
1、緊張が和らぐ
2、元気が出る
ただし、一回あたりのトレーニングを長め(30分~1時間)にすることが必要
3、すっきりさわやかな気分(おそらく小さいころに誰しもが体験したであろう感覚)
  ただし、すぐ(30~1時間くらい)に収まる
  また、これはマインドフルネスだけに限った体験でなく、集中力が上がれば経験できるものなので、絵を描くとかマラソンとかでも体験できる
4、精神状態が落ち着くので、普段は苦痛に感じることも出来る
  ただし、これまた3と同じく短時間限定
  また、これもマインドフルネスだけに限った体験でなく(以下略 
  ちなみに、この3,4を味わいたければ、マインドフルネス(=ヴィパッサナー瞑想・観瞑想)ではなく、サマタ瞑想(止瞑想)をやればいい
サマタ瞑想の例としては「お経を唱える」「真言を唱える」「踊る」「マラソンをする」を長時間する
  ただし、これをやっても気持ちよくなるだけで、問題の解決にはなんら寄与しないのはいうまでもない

<長期的な効果>
1、自分の中に抱え込んでるものが吐き出されて、心のバランスが取れる(らしい)
  (なぜ「らしい」とつけたかというと、まだ自分はそこまで体験していないから)
  これは上で書いたように「自律性解放現象」に似た現象が起きるものと思われる
2、ストレスに感じること、もしくはストレス反応(←用法としては正しくは無いけど、便宜上こう表現する)が弱まり、
 結果、ストレスがたまりにくくなり、以前より楽に、楽しく生きられるようになる(らしい)
  例えば、人と接することに苦痛に感じず、息を吸うがごとくいろんな人と交流できれば、人生が楽になり、より楽しくなるのは想像がつくはず


3:優しい名無しさん
09/07/08 00:31:46 nvdpJ66Q
(続き)
<リスク>
1、深い心の傷(虐待を受けたなど)がある場合、それを追体験することになり、うつ症状などが悪化するかもしれない
これは別にマインドフルネスだけの話ではなく、そういう深いトラウマがある場合はやはり経験豊かな専門家の下で治療を行うのがいいかと
  例えば上のほうで何度が話題になってたEMDRだけど、実際にEMDRを行った結果、逆にフラッシュバックがきつくなって自殺未遂をした例も↓
  URLリンク(www.angelfire.com)
2、人によっては「短期的な効果」の3,4の精神状態を気に入って中毒・現実逃避的になる可能性も
  これは、例えばマラソンで「ランナーズハイ」を経験すると、その快感をもう一度体験したくて体を壊すまでマラソンをやり続るのと似ている
といっても、これは一点集中型の瞑想(=サマタ瞑想・止瞑想)に比べればたいしたレベルではないらしい
  ただ、まれに、人によっては何らかの拍子でこの精神状態が特に高まった状態(仏教ではピィーティー・喜というらしい)に入ってしまうことがある(らしい)
このピィーティーの状態では神やら仏やら前世やら光(ニミッタ)が見えてしまい、向精神薬に近い快楽を味わってしまう(らしい)
  もちろん、本当に神やら仏が現れたわけではなく、ただの幻像
  ただし、ピィーティーの状態になる人はめったにいないから、あくまでも万が一の知識として知っておく程度で


4:優しい名無しさん
09/07/08 00:33:11 nvdpJ66Q
Q、マインドフルネスは「逃避」なのか

A、本来マインドフルネスは、「何かに気をそらす」のではなく、むしろ「自律性解放現象」をおこして、「向き合う」訓練。
でも日本では真言宗や座禅のイメージが強いせいで、マインドフルネス=集中力を高めて力ずくで雑念(=トラウマ、自動思考など)を押さえ込むというイメージが強く、こういう誤解をしてしまいがち。
誤解をした結果、実践を避けるのならまだいいんだけど、この間違ったイメージのままやってしまい、逆に症状が悪化しやすい。
なぜ症状が悪化するかというと、こういう力ずくで抑えたり、気をそらしたりをすると、
体が「あれ?ずっとうつや頭痛といった危険信号を発して続けているのにいるのに、この人は気づいてくれないや。よし、もっと危険信号を強くしてやれ」
といった具合にうつや頭痛などの危険信号が逆に強くなるから(いわゆる「禅病」もこれかと)。

>>104で「数息観では雑念を押さえつけるけど、この本では特にいじらないでほっておくようだし どっちがいいのかね」というのがあったけど、
修行ではなく、治療法としては「呼吸を意識し続けて集中力をキープしつつ、その集中力を背景に自動思考を見つめる」というのが適切。
なぜ呼吸に集中し続けるのかというと、ただ単に自動思考を見つめるだけだと、自動思考に巻き込まれてしまうから。
これを「脱中心化」とか「メタ認知」とか言ってもいいかもしれない。

ベックの認知療法も、紙に書くことで自動思考に巻き込まれないようにしてるよね。


5:優しい名無しさん
09/07/08 00:39:29 nvdpJ66Q
テンプレになりそうなレスはこんなもんですかね
何かいいレスを発見したらコピペお願いします


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