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高石浩一の心理エッセイ こころの窓
京都文教大学人間学部臨床心理学科 教授
URLリンク(www.sogensha.co.jp)
> 問題は、カウンセリングの費用対効果はどうかということだ。
> かけたお金、時間、労力以上に効果があるものなの?
> 永らく精神分析的精神療法をやっていたアメリカの有名な病院が、
> 投薬で著効が見られた患者に、「今までの分析費用を返せ!」と訴えられ、
> 敗訴して、今では昔日の隆盛は見る影もないという。
> 「30%の治癒率です」という宣告を高いとも低いとも判断しかねて、
> 「ああそうですか…」と受け流し、
> さりとてセカンド・オピニオンを求めに行くほどの気概もなし。
> 空しい努力の挙句の果てに、試行錯誤の意味に気づく……
> こんなpricelessな治療がまかりならんと言われるなら、
> カウンセラーなんて辞っめよっかな~と思う昨今です。
カウンセリングは「プライスレスな治療」なんですって。
見返りがあるかどうかわからない懸賞や博打のようなものらしい。
そりゃ、カウンセラーは金もらう立場だからそれでいいだろうけどね…。
「治療率30%」ならそりゃ博打だわな。
クライアントは「空しい努力の挙句の果てに、試行錯誤の意味に気づ」きたい
わけではなく社会復帰したいだけです。
こういうクライエントを思想家にしたがるカウンセラーは危険。