☆カウンセリング・心理療法 受けてる人16☆at UTU
☆カウンセリング・心理療法 受けてる人16☆ - 暇つぶし2ch351:優しい名無しさん
09/07/15 09:31:04 rGO+kVO9
5)クライアントの中に、自分の姿を見る。
クライアントの中に、自分と同じ心の傷を見るわけですから、深く共感しているように見えるかもしれませんが、
それは、実は、クライアントに共感しているのではなく、自分自身を慰めているに過ぎないかもしれません。
これは、共感ではなく、Co-mizerate(お互いみじめになる)と言われる状態です。
これでは、カウンセリングのプロセスは進行しません。
また、カウンセラーは、過度に自己開示をするようになるかもしれません。
僕の考えでは、自己開示自体が悪いわけではなく、それをだれのためにやっているのかが、
判断の基準になると思います。
少なくとも、Co-mizerateが起こっているとき、その自己開示は、
クライアントの利益のためになされているのではなく、カウンセラーが自分自身を慰めるために行っているのです。

7)クライアントに対し、やみくもに助言を与える。
助言ばかり与えるカウンセラーは、クライアントのプロセスを見守る余裕がないのです。
クライアントが自らの力で自分自身をプロセスしていくのを見守るのは、
カウンセラーにとって緊張に満ちた体験になる場合が少なくありません。
その緊張に耐えられないカウンセラーは、自らの苦痛を和らげるために、クライアントに助言を与え続けます。
そして、彼らは、クライアントの自己回復力、自己治癒力、成長能力などを、信じることができないのです。
すなわち、「クライアントは、ひとりでは、なにもできない」という意識から、
「自分がなんとかしなければ」と強迫的に助言を与えるのです。
彼らも、やはり、失敗を恐れています。「失敗するかもしれない」という恐怖を、
マシンガンのような助言が覆い隠してくれます。カウンセラーは、このような場合、
クライアントのためではなく、自分のために助言しているのです。
こうしたカウンセラーは、不必要な自己開示をしがちです。
自分がどのように人生の中の困難を乗り越えてきたかなどをとうとうと語り始めたりするかもしれません。
カウンセリングの焦点は、クライアントのケアから、カウンセラーの欲求の実現に移ってしまいます。
助言を与える時、それがだれのためになされているのかをカウンセラーは、常に意識していなければなりません。


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