09/12/10 23:07:36 QaGndMI3
>>302
私の事業所(NPO法人)に勤務している人間は公務員じゃあないからほとんど資格持っている
人間は居ないですね。実際に資格持っている人間もヘルパー2級とかです。事業所運営していく
際の最低限の資格はありますけどね。(サービス管理責任者等)
仕事内容が事務なので嫌でも事務所内の模様が分かってしまうのですが、私の浅はかな知識の
中でも、公務員試験をパスしなければならない福祉職は限られているのではないでしょうか?
変な話、障害者の親達が集まって経営している地活(B型作業所)なんかは資格という資格を
もっている親の数は皆無でしょう?でも存在するのです。ただなぜA型やB型の作業所が多くて
就労移行支援を行う作業所が少ないか?というと、責任問題が一番に挙げられると思います。
就労移行支援事業所では、契約から2年以内に障害者を就労させなければ、国からの補助金を
一部カットされてしまいます。ならば2年以内という制限の無いA型もしくはB型!となっているのが
現状かと思われます。
上記で書いた私の以前居た事業所はA型から就労移行支援型に切り替えました。スタッフのスキルも
足りないのに。なぜか?就労移行支援型だと国からの補助金の額がA型の事業所の倍は入るから
です。あとは国保連等のHPの情報を調べると、今通われている事業所の真の裏側が見れるかも
しれませんね。
実情を垣間見ている私からすれば、一般に言われている通り福祉職はハードワーク
(体力的、精神的(責任能力も含む))の割には低賃金ですから、スタッフも本当に福祉心を
持った人でないとやり切れんでしょう。仕事のやりがいからすれば、各障害者の未来を考える立場
なのですからあって当然ですが、その仕事量に対しての給料の不釣合い!そこからくるスタッフの
仕事に対しての意欲低下、そして利用者へのサービス精神の低下。これが現状かと思われます。