09/07/24 23:02:27 SwT1dlHu
>>404
結論からいえば、うつ病は森田療法では治りません。
原則、治療は薬物となります。でも、中には、森田療法でうつ病が治る場合もありますが、
この場合は「脳の器質的な異常による真のうつ病」の可能性は低いのです。
主に社会的な事が原因で一時的に鬱的傾向になっている場合がほとんどです。
真のうつ病というのは、社会参加の意志もありません。
行動していく喜びがありません。まず、日常生活はできません。
家事も育児もできません。そして物事の達成感もありません。
ですから森田療法が適用できないのです。うつ病者が森田療法をやると、
余計に悪化します。薬物療法で治す方法以外ありません。
神経症というものは、症状にとらわれ行動範囲が狭まっています。
森田療法をやることで一つ一つ行動が出来る事で、心の底から喜びが込み上げてくるという感情の変化が
起こります。本人が行動できる喜びを味わうのです。だから神経症に森田療法が効果があるのです。
>>404
あなたの場合は、鬱的になる原因はなにかあるのでしょうか?
脳の器質的異常による「うつ病」の場合は、社会的な原因、悩みに関係なく、
慢性的に気分が沈んだような状態が続きます。行動ができなくなります。
しかし、悩みに基づく鬱的気分になる場合は、その悩み(原因)を除去する事で、
鬱的気分から解放される場合があります。例えば対人関係、自分の体の健康が気になる、将来が不安・・・・など。
その場合は、カウンセリングなども併用しながら森田療法をやる事で治ります。