09/05/19 21:55:42 TZ9wPKy6
>>450
進化論的障害ってのはどうだろう
人類は長い間、個人の記憶力と口承以外の記録メディアを持っていなかった
ある時、突然変異として前頭葉の活動が抑制された固体が現れたが、
偶然にもその結果としてその固体(群)の記憶力は幾分改善された
そうすると、狩猟採集の段階の人類にとっては、どのような気候になったら
どこへ行けば何が手に入りやすいとか、どれは食える、どれは食えないなどの
情報の蓄積が進み、部族などの生存の役に立った
また、農耕を始めた頃にも、いつごろ何の種をまけばいいとか、
作物の状態がこうなったらああすればいいとかの知識が集積されることは役に立った
その結果、前頭葉の活動が抑制される遺伝子を持つ個体は、
部族内での地位が上がったり、性選択により、その遺伝子を広めかけていた
ところが、前頭葉の活動が抑制されていないどっかの馬鹿が、
何の偶然か知らないが文字などというものを発明してしまった
この、文字の発明により、記憶から記録へと情報の集積メディアが変化し、
なおかつ記録の精度も格段に正確になるとともに、情報の生存期間も長期化した
その、文字の発明から数千年の現在、記憶力増強型の遺伝子をもつ亜種
(仮にホモ・サピエンス・メモリア)は、コミュニケーション能力に問題があることが
露呈し、淘汰されようとしている