09/03/25 14:45:45 jqikZr9K
元々、認知療法は、
誤った思考によって作り出された、誤った感情に働きかけようとはしているけれど、
別に、そうでない感情にまで働き掛けようとはしていないのでは。
スキルに熟達してくれば、
それこそ悟りにも似た境地にまで達することもできるかもしれないけれど、
それは個人の自由であり、
別に「悟らねばならない」「心に打ち勝たなければならない」なんて、誰も説いてないし。
悟れたら、面白そうだとは思うけれど。
ただ、誤った思考が今ここで働いているとは、気付きにくいもの。
自分に関しては、「全部間違っている」か「全部正しい」か、どちらかとしか思えない傾向が強かった。
それに気付きやすくし、
さらには、現実的対処法にも気付きやすくするために、役に立つのがデータ化なのでは。
現実問題として、「全部間違っている」ことも「全部正しい」ことも、なかなか無い訳だしね。
>>487で言えば
>人の心をデータ化し数値化し :正
>ロボット化しようとしている :誤
>論理で人の心は変えられない :認知療法には、論理で人の心を変えようとする面があるのは、事実。
その意味では、正。
だが、人の心全部を変えようとしてる訳では無くて、
誤った思考が作り出した誤った感情に、働きかけようとしているだけ。
従って、「人の心」とだけ書くのは、正確ではない。その意味では、誤。
ということで、>>487が全面的に間違っているとも、全面的に正しいとも、思っていないし、
全面的に理解していないとも、思っていないよ。
前提の理解が部分的に抜けていそうだとは思うけれど。
その上で、認知療法をやってみるのも、やらないのも、あなたの自由だよ。