09/03/06 13:39:48 rgseZNJZ
>>307
まあ何にせよ「できないこと」よりも「できること」をカウントしたほうがいいやね。
人間はついつい「できないこと」にばかり目が向きやすいけども、
それが過剰になると自分で自分を苦しめる羽目になってしまうぽ。
例えばリーヒィという認知療法の専門家がいるんだけど
彼は日本の内観療法をヒントに「すべてを取り除く」という技法を治療に取り入れている。
1、身体・仕事・財産・五感など、すべてのものが自分から奪われたと想像する
2、それらのうち、どれだけ取り戻せるかは分からない
3、返してほしいものを挙げ、その切実な理由を述べていく
こういった感じで患者(返してほしいと願う役)とセラピスト(返すかどうか判断する役)がロールプレイを行う。
次第に患者は「今の自分にあるもの」の大切さを自覚するようになり、
「今の自分にないもの」へ固執する弊害に気付くようになる。
>>9の歪みで言うと《6.誇大視と過小評価》が是正されるわけですな。