10/04/04 17:13:50 KIzB0fYZ
では、うつ病を装う人を見破ることもできるのか。この点については、まだクリアすべきハードルがあるという。
「疲労の蓄積と脳血流の関係などほかの研究も行っているが、あえて“自称うつ”的な人を対象にした研究は困難」(同氏)と
、うつの真偽判定の役割を期待するのはまだ難しいようだ。
脳血流のほかに、客観的指標として期待されているのが「血液検査」の数値。うつ症状の改善を見るうえでの指標として、
すでに診断の一部に血液検査を取り入れている病院もある。公徳会佐藤病院では06年から血液検査を開始。
うつ病の不調期に血中濃度が低下(一部は上昇)する4つの物質を測定し、「症状を診ながら、
投薬の調節や復学・復職の目安の一つとして役立てている」(教育研究部長・栗田征武氏)という。
現状の診断は、ほとんどが問診などに頼っている状況。「客観的診断は絶対に必要」という医師の声も多く、
現場への普及が待ち望まれるツールだ。
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今後医学が進歩してくれば、より客観的に鬱病を評価することのできる指標が出来るかもしれません。
それはすなわち、鬱病が脳の病気であって、心が弱いからどうだとかいう猛烈な偏見も減るのではないかと予想されます。
今の世の中、特に日本では偏見が強すぎますからね。