■■茨城県の精神科・心療内科10at UTU
■■茨城県の精神科・心療内科10 - 暇つぶし2ch677:優しい名無しさん
10/02/18 18:47:46 ZOpITxvT
日中に突然強い眠気に襲われる睡眠障害のナルコレプシーの誘因を
突き止めたと、スイスの研究者らが研究結果を医学誌
「Journal of Clinical Investigation」に発表した。
新たな治療法につながると期待される。

ナルコレプシーは、日中に繰り返し倦怠(けんたい)感や睡魔の発作に襲われ、
眠り込んでしまうという睡眠障害で、患者数は平均して人口の0.05%程度と推定される。

通常は、ニューロンにより生成されるタンパク質「Trib2」が、
人間を目覚めた状態に保つ働きを持つオレキシン(ヒポクレチン)という物質も分泌する。
これまで、ナルコレプシーはこのオレキシンの欠乏と関連付けられてきたが、
正確な誘因は特定されていなかった。

今回ジュネーブ大(Geneva University)とローザンヌ大(Lausanne University)の
研究チームは、ナルコレプシー患者120人から採取したサンプルを調べ、
Trib2抗体の濃度が高いことを発見。Trib2抗体は、オレキシンのニューロンを
破壊してしまうことから、「ナルコレプシーは体内の免疫系の攻撃で誘発される」と
結論付けた。

なお、神経系の自己免疫疾患の治療に使われる免疫グロブリンを
ナルコレプシー患者に投与したところ、「並外れた効果」が得られた。
初期症状の出現直後にこれを投与されたナルコレプシー患者の大半で、
睡眠障害がなくなったという。


ソース:AFPBB
URLリンク(www.afpbb.com)
JCI Elevated Tribbles homolog 2?specific antibody levels in narcolepsy patients
URLリンク(www.jci.org)


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