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日本の警察ってこの程度。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
日光を浴びてはいけない「ポルフィリン症」のため、上半身を覆う黒い頭巾(ずきん)を着用していた鳥取県境港市の高校3年男子生徒(18)に対し、
米子署員が職務質問の際に「お前は(アフガニスタンの旧支配勢力)タリバンか」と発言していたことが、6日の県議会で明らかになった。
議員の指摘を受け、佐藤幸一郎・県警本部長は「不適切だった」と謝罪した。
県警などによると、同署員2人が昨年10月28日夕、米子市内で自転車の2人乗りをしていた生徒を見つけ、
署員の1人が「その変な格好をしたやつ、止まれ」と呼び止め、「タリバン」との言葉を使い、頭巾をとるよう求めたという。
生徒と母親が翌日から2度、同署に抗議、署長らが謝罪した。
県警は、この病気を紹介するDVDを県内全署に配布し、病気への理解を深めるよう指示した。
ポルフィリン症は、光線過敏症の一種で、日光を浴びると皮膚が腫れ上がるなどし、繰り返すと皮膚自体がもろくなる。
市橋正光・神戸大名誉教授(皮膚科)は「患者には日光を浴びないように黒い服を着るよう勧めている。タリバン呼ばわりは無知によるもので、
憤りを感じる」と話している。