09/01/06 02:45:24 pby36Yvf
子育ての最中、ほとんどの親が子供を叩きたい衝動にかられた事が一度や二度はあるに違いない。
だが、それは子供が泣きやまないとか、わけのわからないことを言ってダダをこねるとか、反抗するといった子供の行動より、その時の親自身の精神状態。
たとえば疲れている、ストレスがたまっている、不安や心配事がある、または自分が幸福な人生を生きていない、等が原因である事方が多いのである。
人間は、人は自分をどう扱うか、ひいては社会は自分をどう扱うか、という概念を、成長していく過程で親との関係をもとに形作っていく。
親から暴力を振るわれ、人間性を踏みにじられた子供は、成長するとともに、自分を防衛する為に常に心身を硬くこわばらせた人間になっていく。
それは精神的なよろいをまとっているようなものだ。しかし、そうやって自分を守っているつもりでも、それは他人を近づかせないということであり、自分を牢獄に閉じ込めているようなものなのである。