08/10/29 23:16:21 ClN0THby
先月、学校の先生が我が子にいいことを教えてくれてました。
自分がしたつもりがないことでも、
相手の人が「酷いことされた」と怒っていて
酷いことを忘れられなくて怒り続けていたならとにかく謝る。
うっかりぶつかったかもしれないし、知らないうちに言った言葉で相手を傷つけたかもしれない。
自分がそうしようと思わないで気づかないうちに人を傷つけることはある。
それを相手の人が忘れられずに何度も言ってくるのは、自分はそれを、受け止めなくてはいけない。
もしも相手の人とこれからも仲良くして、楽しく親しくおつきあいしたかったら、
酷くした憶えがなくても素直に「ごめんなさい」を言うことは、いいことなんだよ。
我が子は、ひとりの男の子に、一年以上も何度か足で蹴られて怒っていた。
ファンタジーはともかく、普段のことでは起きてないことは言わない子なので、
おそらく蹴られていたのでしょうが、男の子は何度たずねられても蹴っていないと言い続けて。
しかし男の子が我が子にごめんなさいを言わなくてはいけないという場面です。
この先生のお話をよく学んでおけば、次には我が子が立場が入れ替わった時にも謝ることができる。
人と自分への信頼があり、自分が選ぶのは親密さと平和なのだと判っていれば自尊心も損なわない。
軽度でも自閉があるのは我が子のほうなので、軽い気持ちで蹴られたことを視覚的に思い出し続け
忘れられないで困っていたのだと思います。これからは、もし我が子が人に謝る必要があった時に、
並の考えでは「謝る理由がないから謝らない」と固執するかもしれないところを、
このご指導が我が子の中で育って根付いて行けば、きっとスムーズに謝れる人になるでしょう
簡単素直に謝るけれどそのことで自尊心を傷つけることもない。
いいご指導をいただきました。こういう指導があると自閉でも謝罪の意味や機能を感じ取れます。
単なる服従を教え込まれるのではなく、すごく好かったです。