08/10/15 00:33:54 J1lo3Mf6
ハゲトピア構想の試作モデルとしてSNSコミュニティーの利用を試みました。
プロトタイプの結果が良好であれば、自家サーバーの導入や公式サイトとの連動
などもしてみたいと思っておりました。
しかし、一つ大きな問題がありました。
ハゲの自治に委ねる為には、フサの僕が表立って行動する訳にはいかなかった…
そこでたまちゃんと、ユカさんの二人に目をつけたのです。
たまちゃんは温厚で聡明な紳士でした。
チョロさんもご存知の通り、ユカさんは当時急速に力をつけていました。
短期間であれ程成長を遂げた人は他にいないでしょう。
たまちゃんとユカさんはまさに適任だった。
僕は二人をとても信頼していたし、任務の為に命を賭して邁進してくれると確信していた。
みんなが集まれるコミュニティ(試作)の実現という僕の悲願…
その夢は、ユカさんの暴走によってあえなく頓挫してしまった。
男とか女とかフサとかハゲとか、そんな瑣末なレベルの共鳴ではなく、
心から信頼した一人の人間として、同士として…
僕は彼らに向き合っていた。
だが、ユカさんにその真意は全く伝わらなかった。
今にして思えば、当時の彼らにそこまでの自覚を求めるのは酷だったかもしれない。
いかに優れた素質を持っているとはいえ、彼らはまだ歩き始めた子供だったのだから。
でも僕は許せなかった。だからあの世界から消えたのです。