08/10/26 09:37:06 M6YkZ0z9
成りすましAD/HDのガイドライン
誰にでも当てはまるような診断項目を見て「自分もそうかも」であるとか
「結構当たっている」などといった軽い感想を抱く
(実際のAD/HD患者は同じ当て嵌まるにしてもそういった程度のレベルではなく、
なおかつ「誰が見ても分かる」ほどの症状がある。)
様々な理屈をつけて病院に行かない
(自分が障害者であるかもしれないなどという疑問は通常本人にとって極めて重要な問題であるはず
だが、いつまでたっても専門家の判断を仰ごうとはしない)
元々健常者向けにつくられている前向きなスローガンなどをそのまま障害者に当て嵌めようとする
(スローガンや工夫では解決しようもない実生活上の諸問題について想像が及んでいない)
安易に他者に対しAD/HD認定をしたがる
(本当にAD/HDなのか単にそれに似た症状があるだけなのかは発達障害に精通した
医師でさえも慎重に時間をかけて判断しているのが実情)
AD/HDであると診断されなかった者に対してセカンドオピニオンを進めるなどして
なんとか診断が出るように取り計らう
(健常者であるという医師のお墨付きが出るというのは通常喜ばしい事であるはずだが、
診断が出なかったことに対しむしろ相手を慰め、診断が出ずとも何らかの脳の気質的障害が
あるかもしれないのだと主張する)
個人個人のAD/HD的なエピソードについて語り合うのは好むが、具体的な関連諸情報に対しては
あまり関心を示さない
(通常AD/HDにとって最も必要なのは情報や技術であり、他者との共感や慰めではない)
自分の為した作業や成果に対し安易に「過集中」という表現を用いる
(多くの場合AD/HDが過集中状態に入ると本当にそれ以外には全く注意を向けられないほどの
状態となってしまい、かえって新たな問題を引き起こしがちであるという事情を知らない)