10/07/15 06:16:30 PiusboTc
>>653
質問で聞きたいことにピッタリあっているかどうか分からないけど、
元々は脳損傷なんだけど、絶望してしまったことから引き起こされる
二次的な障害として重度の鬱病を発症して生ける屍になる人は時々いる。
意欲なんて何にも持てなくなって惰性で生きているだけになった人ならば
いわゆる脳卒中の慢性期の病棟へ行けばいくらでも見つかる。
事故とかの外傷性の脳損傷の人のほうが、何とか回復したいと足掻くことが多いのかも。
もちろん、脳損傷そのものから来る器質性の鬱病というのもあるんだけど、
日本の病院では、そういう病状がありうるんだという前提で治療しているところが少ない。
これ以上良くならないのは運命、あるいは患者の意欲が足りないのが悪いってのが通り相場だから
この3者(あるいはもっと種類があるかも知れない)を識別して治療しようというとこは少ない。
したがって、きちんと統計が取られていないから、二次的な精神障害としての鬱病の発症の
発生頻度がどうなっているかの信頼できるデータは日本にはないんじゃないかな?
この点については、投薬の記録を統計処理して諸外国と比較すれば確実に面白い結果が出てくる。