10/04/04 10:39:24 発信元:59.135.38.150
(´・ω・`)「私が悩んでいるのは、他ならぬ我が国の国王のことなのだ」
ζ(゚ー゚ ζ「王様がどうかされたのですか? まさか、ご病気を患っているとか……」
(´・ω・`)「そうではない……いや、ある意味ではそれも当たっている。王は心を病んでおられるのだ」
ζ(゚ー゚ ζ「お父様、それはどういうことなのでしょう」
(´・ω・`)「これはお前だから話すがな、王は数ヶ月前、お妃様が若い男に走ったのを知り、逆上して殺してしまわれたのだ」
ζ(゚ー゚ ζ「まぁ。お妃様は王様と離縁なされて、国元へお帰りあそばされたのではないのですか?」
(´・ω・`)「表向きはそうなっておる。しかし、事実は違う。本当はお妃様は、王の歯牙にかかり命を落としたのじゃ」
(´・ω・`)「それより毎晩、王は夜伽の相手を求めておる。しかし、その相手が帰ってきたことは未だない」
ζ(゚ー゚ ζ「お父様は、その相手を探してらしたのですね」
(´・ω・`)「そうだ。宮廷女官は薄々何かを感じておるのか夜伽を拒む。かといって、
平民や奴隷の娘をあてがっては王に対し失礼に当たろう」
ζ(゚ー゚ ζ「心中、お察しします」
(´・ω・`)「一体どうしたものか。私が相手を用意出来なければ、次に飛ぶのは私の首だ」
ζ(゚ー゚ ζ「簡単なことですわ。お父様、今宵の王の夜伽は、私がお相手いたします」
(;´・ω・`)「な、なんと!?」