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>>613
1980年代は音楽をやる人と、テレビで歌う人は別々という価値観があった。
“こんな考えがはびこっているうちは、日本の音楽は面白くならない”と、桑田佳祐のところに行って
「今の音楽業界がつまらないのは、桑田さん方のせいじゃないか!」と暴言を吐いたという吉川。当然「このガキがー。」
と大げんかになったが、最後には桑田が吉川の言い分も認め、桑田がユーミンらに声をかけて出来上がった
音楽番組がある。それは1986年12月に日本テレビで放送された、伝説の音楽番組『メリー・クリスマス・ショー(Merry X’mas Show)』
である。しみじみと「さすがは、桑田さんですよね。」と、吉川晃司がつぶやいた。
彼がわざわざ桑田佳祐を選び、ケンカをふっかけたのは“桑田なら、自分の意見をわかってくれる。
”という信頼と、“桑田の人望”を期待してのことだろう。「わがままで、身勝手」と称されていた若い頃の吉川だが、
実は熱い志を持った賢い人物だったのである。