10/03/13 18:11:38 l94mcAl00
②ラスボス戦までの壁の厚さ
①と関連するが、幹部層が厚いまたは強力な敵組織の場合
「幹部を全滅させてラスボスと戦う」こと自体が非常に困難である。
同様に汎銀河規模の巨大組織である大星団ゴズマとマシン帝国バラノイアの決定的な差がここで、
他戦隊の敵組織であれば普通にラスボスの立場にありそうなギルーク司令がアハメスら他の司令官と同列の「幹部」であり
星王バズーはさらにそのうえに位置するという構造ゆえに
ギルークの打倒は大星団ゴズマの壊滅を意味しない。
一方で、バラノイアは月の前線基地に皇帝バッカスフントとその家族全員がやってきて陣頭指揮を執るという
「中間層不在」の薄い階層構造ゆえに
これまた上記の「怪人の数に限界がある」組織同様、首領との直接対決に持ち込みやすい組織であるといえる。
また、これの究極系が、
「首領自らたびたび前線に赴いてくる」タイプの小規模(少人数)組織である。
仮に血祭ドウコクが帝王メギドなみの戦闘能力の持ち主だったとしたら
侍戦隊シンケンジャーは2クールで終わっていた。