09/06/15 18:43:43 wARY+sDW0
脚本家の視線で言えば、いわゆる軍隊ではないので誰でも超獣と戦えるということ。
人類の自由を脅かす悪魔(=ヤプール、あるいはその先兵である超獣)と戦うのは決して軍隊任せに
するのではなくて、誰でも参戦できるという意味合い。
つまり、エヴァンケリオンの世界で例えれば、選ばれた人・資格を持つものだけが戦うのではなくて
誰でも参戦することに意味があるということ。
悪魔との戦いは本来内面的なものだから誰もが自分の中で戦わなければならない宿命を持っていて、
それには資格も素質も必要なく万人に訪れる宿命であるということ。
脚本家が作品に込めた意味を見出したいのであれば、切通理作の「怪獣使いと少年」を参照。
ガキの頃と同じようにただただ見て、大人の視点で見るのもまた良し。
ただ、少しばかり知恵がついたからといって、鬼の首をとったかのように騒ぎ立てていると
ただのバカにしか見えないよ。
尤も、いい歳して鬼の首をとったかと勘違いして思考停止しているのを冷ややかに楽しむのも
一興なんだが。