08/03/07 22:09:41 nCeKprsvO
仮面ライダーINVOKE
鏡の中の世界、ミラーワールドで対峙する二人のライダー。
「じゃあ、僕が勝ったら戦いを止めるのに協力してくれるんだね?」
二人の内の片方、仮面ライダー龍神が言った。
「ああ…もちろんだ」
もう一人のライダー、仮面ライダーウィグリが答える。
「勝てたら…な」
そう続けるウィグリは、腹部のカードデッキに手を伸ばし、カードを引き抜き、左手のエクスバイザーにベントインした。「ソードベント」
上空から現れた刀を掴むと、構えるでもなくだらりと地面に落とした。
ゴキン、と金属音が響いた。
「こいよ」
人差し指を立て、ちょいちょいと動かすウィグリ。
しかし、仮面ライダー龍神には、勝算があった。圧倒的な力。サバイブのカードがあるのだ。この力があれば、はるいちくんも怯えて降参するはずだ。
「らぁぁっ!!」
不注意だった。ぼーっとしていた。
ウィグリの刀は龍神の肩にたたきつけられ、火花を散らした。
「うぐッ!」
龍神は両腕で受け止めたが、白いグランメイルに少しめりこんだ。
「ぼーっとしてんじゃねぇ!!」
龍神は地に膝をつく。サバイブを使う前にやられしまっては元も子もない。
「たぁっ!!」
龍神渾身のパンチがウィグリのカードデッキの少し�