10/07/24 16:45:09 m/iaf7c10
>>952
丸の内の大家さん三菱地所さんとしては、会計基準の問題がでかいよな
資産計上が簿価から時価に変わってこのかた
土地の評価額が下がると、資産の評価損を計上する必要が生じ
結果、丸の内の土地・建物の評価額が三菱地所の経営に直結している
丸ビルの立替をはじめ定期的なインフラ整備を通じて
丸の内の魅力向上、土地価格の維持を図っているけど
このデフレ下で丸の内の土地価格だけ別格で維持するのは大変
土地価格なんてまさにイメージの賜物だし
イメージ戦略としての空港アクセス
都内の他のどこよりも丸の内が便利とアピールすることは地所さんにとって
とっても重要な経営課題なんでしょう
新線建設予定の丸の内仲通りなんて、狭くてレール2本敷くのがやっと
ホーム作っただけで民有地にはみでる
大深度地下だから土地所有権上の制約は少ないだろうけど
地上への斜め通路は確実に引っかかってくる
大家さんの全面的な支援抜きでは語れないお話
逆に八重洲側の浅草線東京駅接着構想や、日本橋方向への動く歩道構想等が
悉く頓挫してるのは八重洲口地下街の中小テナントの営業権がからんだ複雑な地権問題がある
テナントにとって土地評価額なんて関係ないどころか
下手に上がると、賃借料が上がっていい迷惑
それより営業し続けられる事の方がはるかに重要
しかもそれを取りまとめる管理者が組合運営だからテナントの味方
これではいくら金を積んでみた所で、工事に入れる見通しが立たない
普通に考えて八重洲口で進んでいた新駅構想が
突然丸の内に転がりこんだら、困る人がでそうなもんだが
なんだかしらんがみんな丸く収まったっとというお話